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国道13号線旧道「栗子山隧道」の双璧 奥羽本線板谷峠。 それは東北屈指の傾斜33.3パーミルの激坂を 4つのスイッチバックを使って登坂する驚愕の鉄路。 蒸気機関車がスリップし、 自然を克服する為に造られた筈の隧道で乗員の窒息事故が起こる程の 「魔の鉄路」でもあった。 その廃鉄に、林道屋が挑む。 |
赤岩駅のある大笹生大平地区。 苛烈な程の渓谷に明治の人々の執念がほとばしる。 |
ご使用上の注意! このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。 走行距離は主にバイクで測定し、 旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。 また、掲載される内容は大変危険です。 当サイト掲載内容によるいかなる被害も、 当方は保証致しません。 |
廃道日記(Riding・Report)035 |
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北山林道の真下にあった。 |
2011初冬、北山林道から地図にそって降下開始する。(Photo:2011) かつての伐採道は草ぼうぼう、震災以降は廃道状態だ。(Photo:2011) 松川橋梁を遠望するカーブの突端で昼食。 (Photo:2011) |
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寸断!昼食した先は道が路盤崩潰、震災の影響かは判らない。 (Photo:2011) |
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対岸には赤岩駅が遠望できる。 ざっと距離2Kmぐらいか?ここから米沢街道"李平(すももだいら)宿"までは やはり2〜3Km位だろう.明治の作業員達はここを毎日往復した訳なのか。 (Photo:2011) |
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市道大平線から見える対岸の5号隧道東抗口。 ここから見えないが写真左の山陰には4号随道西抗口。 |
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望遠最大、さらに拡大! うむ、確かにトンネルだな。 市道大平線は多分ここが終点。 赤岩停車場線というなら、ソレはここから始まる林道の事だな。 |
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そう、これが停車場線(笑)写真右の通行止め三角看板の先は分校 正面入口、校庭は既にプランター状態。 T字路の先は徒歩でも厳しい崖っぽいところ、 普通ここは徒歩でも降りられない。 |
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そんな台詞を聞いたなぁ、俺。 |
降りてゆく場所を探す。 |
赤岩駅に向かう途中に分岐、写真右の新道は除染廃棄物置き場に直されている。 いいのかそれで・・・? 傾斜角の浅いヘアピンコーナーが見つかる。 誰かが歩いた跡にしては……?。 |
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さらに先は在るが、傾斜がきつい。 駐車スペースの内側にはコンクリートに因る 土留め。感じは索道の駅のようだ。 |
全体的見取り図。 これは10年前にヨッキれん氏が捜索したレポートが下敷きになっている。 現在地がルート1の始まりの辺りだ。 |
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やむなく赤岩駅へ降り始める。 |
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んん〜いいね。このヘアピンコーナー。 赤岩駅の紅葉は素晴らしい。(Photo:2011) |
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更に降りてゆく、足下が流されて 走りづらい。 地形にそって方向を南へ。 |
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廃線マニアに有名な「道路に枕木補強」 赤岩駅との分岐点、ガードレール側は現赤岩駅への連絡道路。 バイク側の手前は保線管理道路?。 赤岩駅との分岐点。ここから先は、保線管理道路と思ワレ。 バイクはここに置いてゆこう、まずは下見だ。 |
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分岐点から10m程先に、かつての伐採道のなきがらがある。 ちなみに、この入口の下というか管理道の下にお墓が在る。詳細未確認。 写真右手の雑木林の方に向かう。尾根筋に踏み跡が在る。 その裏は松川渓谷、対岸は北山だ。熊さんの糞も確認済み、要注意だな。 |
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見えた!松川橋梁。 |
鉄道ファンで無くても、良い眺めだ。 |
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下に道らしき平場が?俗に言う 「建設用トロッコ軌道」跡かな?。 紅葉に見え隠れして北山林道が見える。 500m以上の高度差が在りそうだ。 |
いいのか? |
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7号隧道側面!横抗みっけ!。 |
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「ですね、まして二人ではどうしようもない」 |
延々と続くマニア道。 果たして、7号随道に辿り付けるのか <俺。 |
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が限界かと思われた。 |
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