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								 次の林次の廃道へ。  | 
						
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						 国道13号線旧道「栗子山隧道」の双璧 奥羽本線板谷峠。 それは東北屈指の傾斜33.3パーミルの激坂を 4つのスイッチバックを使って登坂する 驚愕の鉄路。 その4つのスイッチバックの中で、 最も波瀾に満ちた運命を辿る 赤岩駅 事故、災害、そして度重なる換線。 僅か12年の現役線だった。 それはまさに、 「魔の鉄路」でもあった。 その廃鉄に、林道屋が挑む。  | 
					
						![]() 隧道の中にある物。 カビと苔とバラスト、雨水。 そして足跡。  | 
				
						
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						 赤岩7号隧道番号プレート、 ![]() 残 存 。  | 
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						 ご使用上の注意! このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。 走行距離は主にバイクで測定し、 旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。 また、掲載される内容は大変危険です。 当サイト掲載内容によるいかなる被害も、 当方は保証致しません。  | 
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| 廃道日記(Riding・Report)035-2 | 
						
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						![]() 隧道というよりスノーシェッド? 殆ど土被りのない露出した壁面、平らな屋根部分は100年分の山土?。  | 
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						明治という年代から考えて道路で言う「スノーシェッド」の原型というべきか。いま足下の下にあるこの平間が、つまりその明かり取り区間である。  | 
					
						![]() 下の青いエリアが屋根部分の平場。 赤い線が隧道の崩壊で凸んだ所。 本来ここには沢がない。  | 
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						![]() おお、明治のかほり! 10年の時は、ついにピラスターを破壊せしめる。  | 
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						![]() ここはまだ使えそうだ!  | 
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						![]() 7号隧道の上を歩く。道のような物がある。これも連絡道?  | 
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							なんだこりゃ! 
					![]() 真下の平場は隧道抗口の屋根だ。 真横になってるのは倒木ではなく 隧道笠石/扁額の裏側である! ![]() 途切れた道を遠巻きに迂回する おぉじぃさん。 5m以上に高巻きしている。  | 
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						![]() 「アタマの真上に人がいる。あれが、あれが実は道だよ〜〜!」 (星の王子様カヨ) 「あまりに荒れてる道だーからぁ、誰の目にも道と、見えない」 「だけど在るんだよ、見つめて御覧。その内君にも見えて来るよ〜」 いやぁ、心に染みるな。主題歌にしたろか。  | 
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					![]() これが二代目東赤岩駅全景! これがこの段差が元ホームかは判らない。 ![]() 翼壁から見る7号隧道。凄い立地条件だよ。  | 
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					![]() これが!初代7号隧道! その威風堂々とした作りが素晴らしい。独特のオーラだ。  | 
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					![]() あった!番号プレート!よかった、まだあった。 それにしても帯石が二重になってるよ。  | 
			
						
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						![]() 林の奥に抗口が見える。 行ってみよう。  | 
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						![]() これが6号隧道西抗口。 旧常磐線の明治隨道群を見た後にはシンプルな抗門かも?  | 
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						![]() 木札が架かっていたような? ペンキで抗口に字が書かっていた様な?。 ![]() 殆ど煤煙汚れの無いアーチ。 豪雪で欠けて崩れてしまった笠石が 非常に残念。  | 
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						![]() あまりに綺麗な6号内部(笑) 隧道西側は漏水もなく完璧な保存状態だ。坑道はゆるいカーブになっている。  | 
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						![]() だが、足下は濁流の流れた跡が残る。 ![]() 東側は剥離。 これは最近落ちたのかな?。  | 
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						![]() 黒い煉瓦は煤煙ではなく漏水だ。紅い煉瓦は剥離した所。 一部に二層目も剥離している。3.11かな?・・・?危険だな。 ![]() 予想以上に激しい漏水?ここも剥離している。  | 
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						  「H9.11.19  仙土技 検査。」JR東日本仙台土木技術センターで 検査と言うより調査に来たんですね。 ![]() 調査のために外した煉瓦が 丁重に並べてある。 ![]() 軸物(中空でないパイプ)の、 恐らくは標識掛けの金具とオモワレ。  | 
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						![]() 東側抗口。常磐線でもそうだったが、 この時代、隧道は東京向きに飾りを入れられる傾向にある。 6号隧道はピラスターと帯石に個性がある。  | 
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						![]() そして、番号プレートも東口だけの様だ。 脱落しているが、ボルトが残る。  | 
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						![]() これがッ!「松川橋梁(初代)と5号隧道西抗口」 ![]() 絵が下手くそだけど大体こんな感じ? 東西煉瓦製アーチ橋に鉄橋の組み合わせらしい。  | 
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						![]() 対岸に見える廃線は「二代目奥羽線」 こんなに廃線路が密集する所を、僕は知らない。 どれ程の国家予算が注ぎ込まれたと言うのだろう?この渓谷に。  | 
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						しかも今ここからは、お世辞にも道らしい筋は見えない、その上山肌を倒木がタテにゴロリと何本か倒れていて、あれをあの斜面で越えるのは無理!つーか危険に思える。  | 
					
						![]() かつてのホームは一面の草の原である。 先程の第二乗降場よりホームの様な 段差がない。  | 
				
						![]() さて、戻りますか。6号を折り返し、7号へ 写真左奥に現役三代目の奥羽線松川橋梁が見える。  | 
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						![]() 煤煙じゃないけど真っ黒に変色した煉瓦。大きな剥離は見られない。 この上はMRが落ちた抗口5mの煉瓦屋根部分。 ![]() でも、何故か洞内には細かい煉瓦の 剥落跡が! 天井は真っ白ですね。 ![]() 崩落地点が見え始める頃に、 天井部分が暗くなってくる。  | 
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						![]() 崩落地点。水と共に泥の進入もありそうだ。 写真左下に横坑がある。 ![]() 間違いなく天井が抜けている。風の吹き抜けも感じられない。 夏場の気温が高い状態なら間違いなくカメラのレンズが曇るだろう。  | 
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						![]() この切り株は何時からどんな理由で ここに在るのだろう?。 ![]() 出た!横坑潜り抜け。 頭上注意。こうしてみると結構大きい穴だな。 一種の待避抗? ![]() 地形にそって再び赤岩駅方向・・ 西へ戻る、登る、焦る。 ![]() 降りてきた道すら、一時見失う。 相変わらす道が一杯見える。 何故だ?  | 
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						な不思議がってる。」  | 
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						![]() 鉄道ファンで無くても、山形新幹線はいい。  | 
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