原町の林道群は変化にあふれる。森林鉄道を基盤に派生した林道が主軸となる。 写真は助常林道 2014.6月。本線と確認。延長時期は不明。 |
ご使用上の注意! |
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレームは一切お断り致します。 走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。 また、掲載される内容は必ずしも最近の状況及び写真ではありません。 走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。 |
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)006 |
May.2014 |
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笑撃の事実。
助常林道の終点はここじゃなかった。 (Phot:1405) |
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こんな感じで普通の林道、路面状態。 分岐が土場までに二つ在るが、夏場なんか 殆ど判らない程だ。 (Phot:0806) そして終点の土場。 この08’時はこんな感じだ。 (Phot:0806) |
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そして2014年6月の土場、手前のすすきが薙ぎ倒され、上の写真より広く見える。 (Phot:1405) 写真を見比べると立ち木が成長して木々が徐々に前進しているのが判る。 08’当時はこの様に人が出入りした跡があった。 以前から「上級者コース」という逸話も在る。 (Phot:0806) 発見時の状態。先の写真の向かって左側の スロープ入口に立っている。(Phot:1405) |
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助常林道、終点。 あと何年、保つのだろう?。 (Phot:1405) |
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冬住林道の終点は三叉路であり、 矢印が鉄塔経路図、その奥の杉林が切れた所が85番鉄塔。 (Phot:0806) |
矢印が鉄塔経路図、奥が84番鉄塔。 写真左側(東側)、助常林道終点土場近くに 在るのが85番鉄塔。 (Phot:0806) 助常林道 ゴロゴロの石と岩盤である。 (Phot:0604) |
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震災以降、全く手が入っていない。まさに荒れ放題である。 (Phot:1405) |
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かと思えば、凪の様に穏やかな区間も在る?。 (Phot:1405) |
林道を完全に塞ぐ巨大倒木、竜巻きでもあったのか?。 (Phot:1405) |
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素晴らしい廃れ具合の標識たちに出会う。 無論、皆さん支柱はレールである。 (Phot:0806) |
1t以上あるよな?と思われた落石、事実上の車止め?。 (Phot:1405) |
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東堺沢に寄り添うようにして4つの橋が存在する。 番号は無論起点から順なので、この橋は堺沢四号橋となる。 (Phot:0806) |
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奇跡的に生き残っている廃レール柱に「警笛鳴らせ」。 (Phot:1405) |
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直線は林鉄を彷彿させるが、 実際は斜度8%はあろうかという坂だ。 (Phot:0806) いい廃れ具合な標識「警笛鳴らせ」。 無論そんな交通量はないんだが。 (Phot:0806) |
08'と比較しても、確実に崩れつつある「警笛鳴らせ」。 (Phot:1405) |
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続いて堺沢三号橋。晩秋からの落ち葉の絨毯はこの辺が良さげだ。 (Phot:0806) |
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絶妙な経線と岩盤の黒が、 新緑や紅葉をキリリと浮かび上がらせる。 (Phot:0806) |
堺沢二号橋はS字コーナーと組み合わされ、下ってくると少々走り難いな。 (Phot:0806) |
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写真がヘタレで判り辛いが、見事な渓流美だ。 (Phot:0806) |
堺沢一号橋。 ここにゲートとおぼしき鉄柱があるので、ここが本線/支線の切り目なのかも知れない。 (Phot:0806) |
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鬱蒼とした森の奥に在るイメージの堺沢一号橋。 (Phot:0806) |
土砂崩れは崖上にあった木々ごと林道に落下していた。 道幅半分。(Phot:1405) |
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例え災害に逢わない区間でも、確実に森が侵食して来て見るからに道幅が狭い。 (Phot:1405) |
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「落合橋」それはこの林道のキーポイント。 助常を走る上で必ず遭遇する休憩ポイントである。多くの方がその風景に親しむ。(Phot:0307) |
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経線と共に萌えるのは、その荒れた路面と沢沿いの渓流美である。最も荒れの激しいのは第四堺沢橋手前の掘り割りで、一時は藪化した程法面の落石が激しい岩盤ウォッシュボードの路面である。 |
橋から先は林鉄廃業後に延伸されていると 思われる。(Phot:0604) 本来?の助常林道は比曽川を渡って 新田川沿いに北上してゆく。(Phot:0306) 流石鉄道軌道跡、殆ど傾斜を感じない上り坂だ。 (バイクは進行方向逆向きで撮影。Phot:0306) そして第二取木橋。 ストレートなネーミングだなぁ。(Phot:0604) |
新田川南側の路面状況は良好だ。写真の「取木橋」は第一・第二がある。 共に昭和35年竣工。古い!(Phot:0604) |
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第一取木橋も渡る。 T字路に見えるが本道は左だ。(Phot:0604) いかにも昭和デコなコンクリート支柱。 (Phot:0604) 古い林道のため、待避所が等間隔にあるわけ ではない。 |
第一・第二取木橋の間にある待避所近くに建つ保安林地域表示板。 おそらく昭和35年以降の建植。助常林道は新田川を渡って北上の表記がされる。 中央下の県道62号が旧名の「県道山木屋原町線」とある。 (Phot:0604) |
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旧原町森林鉄道新田川線の直線。 助常林道(新造線)は右の登り直線。 (Phot:0606) |
分岐から登ってくるとここから急激にヘアピンで高度を稼ぎ始める。 |
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天も崖、地も崖。まさに崖っぷちの林道だ。 |
新田川に流れ込む支流をコンクリート製の橋で跨いでゆく。欄干もなく名称不明。 |
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普通車2台のすれ違いは困難を極める。 しかも谷側にカントしてるし。 |
途中の林道は08’春頃に伐採の手が入った。鬱蒼とした森から一転してルーミーな視界が広がる。 |
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鞍部を越える。路側帯があるが展望は余りない。 下りはヘアピン2部構成だ。 |
新たにゲートが新設されている。不法ゴミ投棄対策と思われるが・・・?。 |
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長い歴史と共にこの地区の代表的林道である助常林道。せひ走って欲しい林道である。 (Phot:0306) |