林道日記(OFF-ROAD・DIARY)


ご使用上の注意!
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレーム一切お断り致します。
走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。
また、掲載される内容は
必ずしも最近の状況及び写真ではありません。
走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。


このContentsは、適当に増殖します。
キャョン
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)31

新しい林道が開削されていたようだ。標識には「林道国見山線」とある。
奥に見えるトンネルは横川ダム「滝トンネル」



●伝説のダート県道・林道を
   繋ぐ好展望のオマケ的林道。
 悪名高きダート県道62号(原町二本松)線!かつて「不冬林道」の名を欲しいままにした馬場林道など、この辺にはシーズンオフにならない林道ルートが幾つか存在する。(この場合の不冬とは?積雪があるけどバイクの通過は可能と言う意味)
 
流石に今年(06’)は雪もすこぶる多く雪解けには時間も掛かったが、それでも、他の林道とは全然違う開通の早さだった。
 ここ2〜3年、八木沢峠から冬卦・助常林道を通って県道62号を攻め戻る事が大半だったので、こんな林道なんか
「マジ 知らんがな!」
という第一印象である。手持ちの地図にはその痕跡すらないのも、その理由である。2006年版は未確認。

TouringMapple2005.3版に掲載なし。新規林道。(当然林道表記なし)


入口にある起点標柱と案内、ゴミ捨て禁止看板。

●林道国見山線
全長 7.6Km(全線舗装)

概要
 地図上には県道62号(原町二本松)線沿いの高ノ倉ダムと県道49号(原町浪江)線沿いの横川ダムの間にはハートランド原町沿いの市道しかなく、これを介して二つの林道を繋ぐ「周回林道」の一端を形成していた。
 でも、手元にある05年度版地図には、この二つのダムの西側に
[▲国見山 563.7]
と描かれて居る筈だ。
 この山の麓を走るのが、今回森林保全区域と銘うって開削された新規林道なのだ。
 ただ、惜しむらくは全面1.5車線の舗装林道である。つまり我々が走る、という行為に対しては、全く意味を成さない林道である。
つまり、この林道の存在意義は「ショートカット」という意味以外にその存在意義を見つけることが難しい林道である。
しかもその行程は、割と辛い。(T^T)


トンネルを抜けて原町へ。
案内誘導標識?そんなご大層な?。


横川ダムの滝トンネル直後、左折(北へ)。


道幅1.5車線ぐらい、標準的林道幅。


ここには路側帯もあり充実の林道だ。
唯一無い物が「ダート」?

こんな調子の舗装路が、登れど登れど続いてゆく。写真以上に急角度の斜度・カーブ曲線。




 当日は「この林道の企画設計者は三島か?」と思うほど、イヤという程の小刻みな反復運動の末に原町市を眺望する展望台を持つ公園に到達する。
 正確には道路最標高値から少々下りるが、トイレが設置された公園はいざというときには野宿も出来そうだ。
 道路からも眺望があり撮影したが、あいにくの天候で海まで見えない。
 また、この近くには遊歩道(登山道)もある。珍しい緑に塗られた案内板が不思議と目立つ。
さすが保全林。(何が流石なんだろう?)


森林公園南東側にある登山道案内。
建てられて1年ほどだ。


そして真新しい森林公園。
お弁当の封印解除や野宿には好適地と思える広い空間と駐車場。テーブルやECOトイレと展望台を持つ遊歩道があるが、当日はアベックなる先客があり、偵察を控えた。
ちなみにトイレの水は飲用出来ないので水は持参すべきである。


正面の山が「国見山」県境ではない。


道路最標高地点、海抜300mくらい?。


国見山への登山道がある。その先には・・・。




立派な森林公園。誰も来そうにないので野宿好適地と思いきや、地元のデート好適地らしい。


公園展望台直下のコーナーから原町市街を望む。晴れた日は太平洋を望む気持ちよいルートだ


 下りに入ってから、さらに500m程にも小さなパーキングと尾根沿いの遊歩道がある。
 かくして林道は終始コーナーの表情を変えず黙々と反復を繰り返し、やがて林道が高ノ倉ダムに到達する。

下のパーキングにある案内、尾根コースと書かれた遊歩道表示。


ECOトイレ、太陽光発電で浄水還元している。


下(高ノ倉ダム)側にある遊歩道のパーキング。


これでもか!という凶悪舗装九十九折れの果て、やっと高ノ倉ダム到着。




調査日(06/5/6)の状況:
 路面状況も展望も良好。難なく通過が可能です。アベックなどの対向車には十分気をつけよう。
 今回のルートは楽なショートカットコースという観点のみで掲載しました。ロードバイクも勿論通行可能。
 しかしハンドルの重い車両やクラッチが異常に重いカタナなどの旧車の通行はハッキリ言ってお勧めしません。
それほどまでに疲れる舗装林道です。
(特に下りは)


平成15年竣工?出来たてみたいなもんだ。


しかし頭上の標識には既に折り目が付く。


県道62号T字路。直進はダム底?


真新しい林道標柱、横川側が起点。


県道62号線側の入口。二本松(助常)から原町に向かう道路上に必要以上に立派な標識がある。
こんな立派なの、いらないような気がするけどね。





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