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林道日記(OFF-ROAD・DIARY)


ご使用上の注意!
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレーム一切お断り致します。
走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。
また、掲載される内容は
必ずしも最近の状況及び写真ではありません。
走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。


キャプこのContentsは、適当に増殖します。ション
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)28


国見町営放牧場。広々とした牧草地と真新しい砂利道のコントラストは、カタログの様である。


●国見県境の林道は統合によって紡がれる1本の林道となる。

国見〜白石の区間に置いて、国道4号線と国道113号線に挟まれる小さな山脈がある。
標高は高くて5〜600m程度、比較的なだらかな山々は昭和初期から格好の植林場所となり、それに併せて縦横に道が造られていく。
つなぎ合わせる事により、一本の基幹林道ともいえるルートができあがる。
単に幾つかの峠を縦につなぐに留まらず、実は山崎峠の北に寄りそう石母田峠を抜け、実質宮城県側の国道113号赤井畑から林道のみを縦断し福島県側の半田山国定公園に抜ける基幹林道ともいえる”福島”ルート。赤井畑から白石バイパスにぬける”宮城”ルートの二つの区間に分けられる。
 今回は”福島”ルート、都合5本の総延長は 25.8Km(一筆書きに繋いだ全長、関連枝棟、本線延長を含めると40Km程となる)その9割がダートなうえ、魔の通行止め区間とも言える豪華廃道、県道107号線山崎峠(七里沢隧道)付という、ここはまさに林道ライダーの為だけにあるパラダイスなのか?もしれない。 


真新しい林道標柱。林道途中にはふるさと林道整備事業の標柱も立つ。

半田山公園の北側にある林道入口。
ゲートは容易に動かせる。


初めての走行は3月末、写真は4月中頃だが倒木が多い。


最初は部分的に舗装・未舗装を繰り返す。



つづら折れの林道を登り、急速に標高を上げてゆく。


さらに上へと登ってゆく。この直後からは小畑林道までダートとなる。日陰には残雪。



●林道北口線
区間総延長:約4.3Km
(未舗装3.3Km 舗装区間1Km)

概要
 平成12〜14年に生まれ変わったこの林道は北口林道という名前を与えられているが、名前のごとく国見町営放牧場に北側から入るルートである。特に国見町を見下ろす高台では阿武隈川の奥にある梁川・保原・伊達を一望できる抜群のロケーションが魅力の林道だ。
 昔から伐採道として一部の熱狂的廃道&藪こぎフリークに知られていたが、今は路肩の一部に旧林道の面影を見るのみである。
ただ、今回は残雪の為3月頃から都合3回もアタックする羽目になった。最終通過は実に5月末、月一回の調査となるのでした。

斜め上の写真を入ると2回の切り返しで新道の一回分の標高を稼ぐ。
この日は勿論残雪で通行不能だが、雑木林の木も相当数倒れていた。
これは単に重雪だけだはなく、林道造成にともなって風の通り道が変わった為であると、勝手に理解している。(個人判断かい!)



積雪自体は急な斜面の西側とかにある程度。
ん?なんだこのY字路?

あちゃー、まだ残ってたんかい!。
これが旧伐採道。
当然、西口線なんて路線名はない。


さらにのぼってゆく。



入口から約3Kmの地点で残雪による通行不能。実際に通過するのは5月末である。

 道路わきにある案内板。まあ、とばしたくなる道ではあるけど、皆さん冷静に。

五月、雪比部分を無事突破。お!舗装路。
しかし僅か10mくらいで未舗装となる。
ここから牧草地、通過の際はお静かに。




断続的に牧草地を眺めて走る。よく晴れた5月は新緑がまぶしい。時折砂利に深いところがある。





 
半田山の入口には通行が容易な状態にもかかわらずゲートが置かれる。500m程で舗装が途切れ、ダートになるがまさに工事したての路面状況だ。やがて先が直角コーナーしか見えない所が物見台だ。車5〜6台のスペースがある。
 断続的に舗装を繰り返しつつ標高をあげる。路面は相変わらずにフラットダート、砂利も新しい。開削して2〜3年と言うことで木も少なく、相変わらず視界は良好だ。
 つづら折れが終わるとなだらかな中腹を走るが、爽快なスカイラインを楽しめる。やがてゴルフ場の様な緑の絨毯が現れる。勿論放牧場だ。入口にライダーへの案内板がある。放牧地を過ぎ、下ってゆくとまもなく林道小畑線に合流する。

TouringMapple2005.3版に路線のみ掲載(林道表記なし)


上の写真から一直線に下ると仮設のゲートがある。
看板には災害通行止めとあるが?


すぐ先で小畑線に合流。


キャプこのContentsは、適当に増殖します。ション
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)28-2



●小畑林道
区間総延長:約5.6Km(全線未舗装)
西口線T字から小坂県道まで4.9Km

概要
 営林事業と畜産事業の2枚看板のもと造られた林道。大型酪農車両も通行する為、道路も広く路面状況は極めて良好である。ただ、場内の看板が注意する様に放牧中の牛に音撃を与えない配慮が必要である。また、二つの支線伐採道を持つが、当然双方とも逝き止ま林道である。夜間の走行の際は路上に牛が回遊する場合もあるので、可能な限り立ち入らない方が望ましい。総じて「ゆっくり放牧を眺めて走る」林道である。
TouringMapple2005.3版に路線のみ掲載(林道表記なし)

西口線のT字路に出ると右が小坂峠に向かう本道である。路面状況は西口程ではないが良好だ。
因みに左折するといきなり左右からの植物攻撃で道幅は半分に減少する。 Km程で小さな広場に出るが、林道としての終点であり。道は伐採道となって存在する。
禁止標示。馬頭山に向かう伐採道。
途中二股に分かれるが、当然何処にも繋がっていない。多分。


部分的に舗装があるが基本はダートである。
写真奥へは終点へ。手前に戻ると、
県道34号線小坂峠に向かう。


まずは左へ。
試しに終点まで逝ってみる。
先ほどのT字路から先は使われないらしく
道幅がなくなり始める。



林道終点、ここからは伐採道。
車の回転は可能な広さがある。



この辺でさらっと諦める。十数年前ここらから徒歩で下山したんだよなぁ〜、車捨てて。
(スタックだ!乗り捨てたんじゃないよ)






管理事務所?の前にある牧草地の案内図。
小坂から登ると、牧場エリアの入口にある警告板。内容は北口林道と同じである。


もとのT字路にもどる。そこからは快適なダートで県道へ向かう。
途中に管理事務所?がある。


標高5〜600m程度だが霧が出る。



牧場の小坂側入口。路面状態も道幅も十分確保され走りやすいが、ここはまあ、ゆっくりと。






話を戻して、
 右折するとしばらくは牧草地の中を走るので実に歌牧的林道気分を味わう。ただ、車は多い。営林・畜産関係者から山菜取りの4GBまで確認し、ある意味危険な林道といえよう。
 牧場の警告板を過ぎると、林道は斜度を増し小坂峠に向かって降りてゆく。鬱蒼とした森を抜ける為視界が悪い。県境を越え、林越しに舗装路が見えると県道46号線に到着。ここを右折し、すぐに左折して入る林道が鳥取線である。
小坂峠にある林道標柱。
こちらは年期が入ってますな。

でもまあ、路面的には破綻しないので初心者でも十分大丈夫だ。
西口林道共々、華のある林道である。


調査日(05/3/19)の状況:
 入口から50m程で小畑・西口とも残雪の為通行不能。ま、こんなものか。

調査日(05/4/24)の状況:
 入口から2〜4Km程で小畑・西口とも残雪の為通行不能。ま、マジですかぁ?。

調査日(05/5/22)の状況:
 路面状況は「普通」でようやく通行できました。この時期にこれほど雪があるのは初めてでした。林道自体は路面状態も良好です。とにかく、風景を見る林道です。放牧シーズンは極力静かに御通行下さい。
さもないと通行禁止になってしまふ。
夜間はウシさんが大挙して林道上を闊歩してますので、これも十分ご注意下さい。車で突っ込んでも、絶対負けます。早朝薄暮には山菜取りのギガバイト(4人程度のじーさんばーさん)にも要注意カモ。




比較的長めの直線と急なコーナーで構成される小坂側。


4月に訪れた際はこんな倒木の後、積雪通行止め。


4月撮影の県道34号線起点。牧場看板が目印。

因みに今年(05')3月末、牧場看板から小坂峠へのの写真。
ホントに雪が多いよなあ、今年は。
写真左手のジムニー位置が鳥取林道の入口。


写真の小坂峠から、鳥取林道に進む!。


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