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ご使用上の注意!
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレーム一切お断り致します。
走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。
また、掲載される内容は
必ずしも最近の状況及び写真ではありません。
走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)


キャプこのContentsは、適当に増殖します。ション
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)27


横川林道は四時川林道沿いの横川という部落から派生する。写真はその正面玄関(爆)。
道路左手にある電柱2本目(奥)にY字路がある。


●四時川林道を影で支える
 横川林道群。


 四時川林道を大家に持つ横川林道は、仏具・目兼・弥太郎林道を召し抱える距離の長い林道である。
 しかもストレートな四時川林道が60%が舗装化され、ほぼ村道状態なのに対し、横川林道は総ての支線を含めても舗装部分は全体の20%にも満たない。つまり有名なのは四時川だが、実際にダート区間を持ち、われわれがその恩恵に預かっているのは、実質横川林道と言わざるを得ない。
 さらに(と言うかここが一番)重要なのは横川林道弥太郎線が北茨城側の熊の倉林道を経由して県道72号線に接続する点である。現在もそれに習い?県道72号線と合流出来るとなる。

 そして目兼林道は、かつての目兼森林鉄道であり、現在の林道はその道床をそのまま林道に転用した物であり、県境を越え、常磐線に接続した様だ。
 だが、09年春にうーたん氏のツーリングで同林道を走って見ると、どうやら仏具山線の林道東側、国道289号線沿いから徐々に舗装化が進行して、05年走行時より大分ダートが減っていた。そこでやむなく改訂をする事としました。(09')

 そんな横川林道だが、まずはメジャー(?)な仏具山と目兼林道のいわき側支線からご紹介しよう。
 
橋にたもとにある林道標柱。建てた後に支線に格下げられたのか?取って付けたように(支)の文字が入る。大変珍しいと思う。

●横川林道
 仏具山
(ぶつぐやま)
       (横川仏具線)
区間総延長:約9.1Km
(未舗装8,2Km 舗装区間0.9Km)
概要
 標高671mの仏具山に通じる林道。
 基本的には国道289号線からの方が断然解りやすく、かつ仏具山にそびえる建物のメンテや改修工事なんかもこちら側からと思われる。
 
その為、大半のロードマップには国道289号線小室登山道入口が道路標記線、四時横川側が実線林道表記隣っている場合が多い。

T字路に改めて建つ案内板。曲がらずに直進すると目兼林道に出る。
 今回は四時・横川側からの進入となったが、この区間は夏場に道路にはみ出す程の植物攻撃で道幅が極端に狭くなる区間だ。

写真表示
ホワイト:03'〜04'撮影写真。
ライトブルー:09'撮影写真。


Y字路を道成直進が横川林道本道。
左に曲がると仏具・目兼線に通じる。


ご丁寧に距離まで書かれた案内板も建つ。


橋を渡ると右手に支線標柱がある。

0.7Kmほど登るとT字路にでる。
仏具山線は(クルマから見て)左折。
つまりこの写真を撮ってる側の道。

ここにも仏具山の案内板がある。
路面状況は大変良い。



つづらおれの林道を登り、標高を上げてゆく。



また、雨期には道が川のようになる部分もあり荒れるコトが多い。
 改めて春(いや冬か?)3月に走ると標高500mを越えた北側斜面の林道区間は圧雪凍結の残雪があり驚いた。かれこれ5〜6年前にもパジェロで同じ頃に走っているかひとかけらの雪も見ていない。いかに今年は雪あけの遅いはるであったか?と、思い知らされる。
このように排水を促すゴムが埋められている。在る意味側溝を埋めるより効果的ではないだろうか?

 思い雪にあちこちで道をふさぐように倒木もあり、通行人が道端によかしたものもあった。

では、改めて逝ってみよう。
 路面状況は雪の部分を以外は思いの外良好である。林道各所に埋め込まれた排水用ゴムがしっかりその役目を果たしている。思い雪にあちこちで道をふさぐように倒木もあり、通行人が道端によかしたものもあった。
 三叉路から登り続けた林道は、その名前の由来でもある仏具山の西側でピークを迎える。林道の最標高である分岐前の切り通しは海抜620m辺りと思われる。
 直前のコーナーに排水路の為に段差があり、四輪・二輪ともペースを上げてゆくと段差で斜めに車体が持って往かれる。(09')

積雪自体は5センチ前後だが雪が大変堅く
クルマが乗っても沈まない。普通車は厳しいかも。
それっていわゆる氷(アイスバーン)な訳だから。

倒木も多い。つーか雑木林の林は貧弱。
夏場は植物のため道幅が1/3にもなる。

小さな峠を抜けると仏具山への施設管理道路にでる。



仏具山山頂入口。無論展望台にこんな舗装路は必要ない。
電波塔施設の為である。林道はこの先の切り通しでピークを迎える。


 やがて視界が開けるとY字路に出る。振り返ると電波塔があり、ここが仏具山への管理道路と知れる。ちゃんとここまで案内板もあり、とても親切だ。この管理道路のみ舗装されていて、山頂までは楽々到達出来る。山頂には電波塔の付属施設と見晴らしの良い三角点がある。

仏具山三角点。標高671m、弘法大師(空海)が仏前に供えるミソハギが群生している事から山頂に仏具を納めたという伝承がある信仰の山なのです。

 かつてはバイクやクルマも登った山頂への小径は塞がれ、車両の進入を規制している。その為、写真反対側の土手には心ない四駆が登って遊んだ跡もある。
 勿来の海岸を一望出来る風景は見事だが、いつの間にかガッチリとガードが施され、それでも尚心ない者の手でのり面が破壊されているのを見ると、
「コースでやれ!」
と言いたくなる。
 バイクや車の背景にしたい気持ちは解らんでもないが、頼むから観光地でやらないで欲しい。


管理道路わきにある案内板。


仏具山頂上のすぐ下に管理道路が通る。


仏具山三角点より小名浜・勿来周辺を一望する。


 さてさて、
 仏具山からは林道は下りとなる。
 
地図を見ると、この展望台に向かう分岐路の僅か50mいわき寄りにもう一本接続林道があるが、当日はゲートに閉ざされ、通る事が出なかった事を付け加えておこう。
 林道名は不明だが、地図上の点線では尾根隣りの目兼林道に真っ直ぐ下りてゆくルートの様だ。(09')

05'当時はダートだったこのヘアピンも現在は舗装路である。

 
この分岐からいわき側(東側)の直線区間までが荒れたグラベル(未舗装)区間で、断続的な舗装の後に、約1K程で林道は完全なターマック(舗装)となってしまう。
 前回2005年の時より確実に舗装区間が伸びて、林道好きの親父には悲しい限りである。(09')


分岐から東に約1Km程のダートはあるものの・・


標高を下げるに従い、舗装による路面改修が
増えてくる。それだけ通行が多いと言う事か?。



東側最後の直線。下るとジャンプしそうな排水後は、既に埋まっていた。

しかしそれは、
最早新規舗装と呼べる物だ。

写舗装路と言えど、豪雨には川になる林道。
アスファストの泥や落ち葉はやっかいだ。


標高を下げるに従い、舗装による路面改修が
増えてくる。しかしそれは、
最早新規舗装と呼べる物だ。


 所々深く砂利が残るのは昨年の台風の名残だろう。舗装も順に里から登ってくるのではなく補修の度合いもまちまちに舗装化している様である。
 舗装は春には決して来たくない杉林の中を大きく蛇行しながら北東に山を下ってゆく。走行中の撮影は勿論、
やがて舗装区間が続き始め、古いコンクリート舗装と新しいアスファルトの後に、奥山林道との分岐Y字路に出る。(09')
 残念ながら標柱こそ無いが林道名を記された看板や案内板が建っているので、国道側から来ても間違う事はないだろう。

2005年、まだここからダートが始まっていた。
 ここからは舗装となり、道なりに下ると建物の裏側から国道289号線に接続する。
国道には仏具山の観光案内板が建つので道を見間違う事はない。



岳の内林道との分岐点。バイクのある右が横川仏具林道。
写真手前から後ろ、国道289号線まで舗装路です。


横川目兼林道経由で横川本道と横川弥太郎線にゆく。


舗装路ではあるが欠損もある。これは側溝を作り直しているようだ。

調査日(05/3/26)の状況:
 路面状況は「普通」で通行可能でした。この時期に雪があるのは初めてでした。横川仏具林道自体はさほど荒れてる訳でもなく路面状態も良好です。こんなに荒れていない仏具線は初めてですね。しかしこんな処で国内ラリーやるのもビックリしましたが、建てた看板が回収されないまま1年間放置プレーなのも驚きました。



MAZDA SPORT CAR CLUB主催のMSCCラリー選手権に伴う林道の占有許可を示す表示・告知板。2004とあるから昨年から放置されているのかな?占有日付は5/14・15日終日とある。


国道282号線の出入り口。建物と木の枝振りで見えにくくなった観光案内標識。緑の看板と電柱の辺りに林道入口がある。仏具山の案内表示アリ。

調査日(08/10/26)の状況:
 路面状況は「普通」で通行可能でした。伸びてます舗装!国道側から仏具山展望台まで、殆ど舗装完了です。
 目兼の分岐までの西側がほぼメインダートになってしまいました。残念!
でも相変わらず路線はトリッキーで舗装と言えど油断は禁物。対向のバイクも飛ばしてくる傾向がさらに強まって居るので要注意です。
 また、雨天時は林道が沢に大変身!というギミックも健在なのでくれぐれも足下にお気をつけ下さい。


今年(05')の7月15日まで路面改修工事が
あるという工事看板。
手前は仏具山と横川仏具線の案内標識。


分岐までは完全舗装路。欠損あり注意。


食堂をぐるりと裏に林道は回り込む。
19世紀中(笑w はここもダートだった。


国道出口付近。10t車が回頭出来そうだ。


キャプこのContentsは、適当に増殖します。ション
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)27-4


横川目兼林道経由で横川本道と横川弥太郎線にゆく。

岳ノ内林道との分岐点。バイクのある右が横川仏具林道。
画面左のダート路が岳ノ内林道。


●岳ノ内林道
    (本線、1・2号支線)
区間総延長:本線約3Km
        (全線未舗装)
概要
 横川仏具林道と国道289号線側の入口を共有する林道。二つの支線を持つが、どれも繋がってはいない。過去に伐採道で繋がると思われたルートは既に森に帰り移動機械の探査は不可能のようである。
 入口の目兼とつく標柱があり、今回初めて足を運んだが林業関係者から説明を受け、撤退した。

古い標柱。「目兼製○作業道」とある。

調査日(05/3/26)の状況:
 路面状況は「普通」で通行可能でした。休みに関わらず奥の土場では伐採が行われ、やむなく撤退致しました。
その際、作業していた方から道は繋がらないと言われました。


道幅は必要にして十分。ゲートは開放していた。
林道には10tロングが入る為だ。


岳の内林道起点プレート。
地図上点線はあるが、目兼には繋がっていない。


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