廃道日記(Riding・Report)
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ですよねー。最終突破が2012年の山チャリ… |
廃道日記 44 2019初夏香る「会津の峠」
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そこは、 鬼県令に見限られた峠 それでも住民は 使い続け、 再びの栄華を迎える。 道路整備事業の光と影。 新道と旧道の間を 振り子の様に揺れ動く 住民の心は 世代と供に 色を変えて行くのだ。 |
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ご使用上の注意! このデータは、 あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。 走行距離は主にバイクで測定し、 旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。 また、掲載される内容は大変危険です。 当サイト掲載内容によるいかなる被害も、 当方は保証致しません。 |
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下野尻の部落 県道が国道の旧道、旧街道でもある。 |
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県道から分岐して車峠へ。 |
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第一ヘアピンにある根折(ねさく)神社。 |
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現在の49号線の旧々道であり 明治27年頃に車道化された会津街道でもある。 |
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「どう考えても変でしょ?」 何故こんな名前になる?名付け誰だよ? 平成8年10月竣功。 御歳24歳は働き盛りの筈だが……? |
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「例によってヘアピンで高度を上げる」 実は道幅は4mぐらいある。流石昭和46年まで現役、交互通行を前提にしてる。 「二車線化に伴う路肩拡幅」改修は昭和30年代からかな?。 |
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ヘアピン区間が終了すると、地形に沿って従順に登って行く。 |
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「車峠」かつて茶屋が三軒あったところ。 今は水準点と気象観測所と…… ん?良く見ると気象庁じゃなくて建設省名義なんだ。 そして車峠とイザベラの史実案内板がある。 立派な案内板が建っている。周りは一面の緑だなぁ。 |
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一等水準点。標高は267.2m |
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ルール無用の廃道に男の轍を決めてやれ!「ズボァァ!!」 |
いくらオフ車中シート高が低い250セローといっても、いきなり内股に泥を浴びて驚いた。 |
ここが峠。ますます緑が深くなるぞ? 下りに入り道幅が戻って来る。逝けるのか? この先さらに深い。 この先ですよ?。 アクスルまで泥に浸かったのは。 ダメだ、ダメだわさ!! もう足下ズブズブだもの! |
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深い。 |
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西側から再突入。写真右が現在の国道49号線、左のセロー側が旧道。 |
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まったりと登って行くなぁ。 |
現国道の法面要壁の最上端であるコンクリートが 旧道を侵食している。幅員3m強から2mギリまで縮小。 |
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法面要壁は400m位? 国道との併走から旧道が別れると、ガードレールと 電柱が現れる。 |
ヲワタ!もう薮確定 !!! 赤線が道路幅とその先の道筋。 |
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・・・次の峠、行こうか?。 |
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2019、建植から20年は経過してるであろう「ようこそ会津へ」 の野建看板が目印。 2020「撤去済み」ですよねー(涙 登坂車線終了の先にある国道の起点距離表示板174.1kmが新たな目印。 「実は十字路」長くゆるやかなカーブがだらだら続く 現在の国道49号線鳥居峠付近。測量の幅からさらなる登坂車線の増設か? |
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4tダンプが余裕で交互通行可能な幅員がある。 この幅員自体は旧道由来? |
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地元土建屋の採石場の先は普通の林道に、明らかに通行量が無い。 |
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でも道幅だけはそのままだ。 |
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ヘアピンをくるくると回りながら標高を上げる。 「到達」これが見たかった!。
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関連ページ
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特別付録「会津の峠」
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