廃道日記(Riding・Report)
|
まさか喜多方・・・か?。 |
廃道日記 43 一人でも!「秋の廃"洞"祭り」
|
|
平成の幕開けと共に 廃道となった国道が在る。 それが、 昭和最後のダート国道、 121号線 それは 鬼県令と恐れられた男の 「罠」 県議会は傀儡と成り下がり、 民衆は道化となった明治最初の自由民権。 天秤に用いられたのは、 「会津三方道路」と言われた、 道路整備事業。 |
|
ご使用上の注意! このデータは、 あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。 走行距離は主にバイクで測定し、 旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。 また、掲載される内容は大変危険です。 当サイト掲載内容によるいかなる被害も、 当方は保証致しません。 |
|
|||
Q極のQ道大峠 2013年以降はこの鉄壁のゲートに守られる。 |
|||
堅く南京錠で締められる門。 |
|
||
通行止めを示す道路情報案内板。 平成4年8月9日の新大峠道路開通をもって通行止めに成る。 |
|||
ちょっとマテ? マテ待て!?。 ワイヤー外されてんぞ!オイ? |
|
||
|
おお、実に10年振りに通過する田付川&眼鏡橋。 竣工昭和42年12月、三代目も既に半世紀が経過した。 |
|||
|
|||
「警笛鳴らせ」が熱く焼けている。 81あるヘアピン、その第一ヘアピンが見える。 あれから10年だものなぁ。 「道に天誅的倒木アリ!!」。 さすが現役期間104年を誇る大峠、揺るぎもしない。 |
|||
|
このコーナーの奧には明治16年から 各地の道路に設置された物がある。 |
||
すなわち、一等水準点だ。 |
|||
「倒れてから2年くらいか?」 |
|
この造林は手入れされている。 その袂には懐かしい国道時代のキロポスト。 |
どんどん登る。一般ではもう見る事の出来ないワイヤー式のガードレール。 これ程の数が見れるのは、もう大峠だけだろうな。 ヘアピンと高低差。 下から数えて13番目、キリが無い。 ここにも一等水準点がある。 |
|
「色が在る!!」
西向きの日陰という場所故か! |
ざっと50年モノだろうか?。 納品(備品管理シール)はインクが飛んで真っ白。。 この補助標識は判らない?。 東に恐らくは次の村まで何キロ?みたいな誘導板。 |
|
|
地名に在る「大曲」をターン!。 手前が15番ヘアピン、右上の奥は16番ヘアピン。 この辺から路肩に白いモノが見え始める。 |
|
「対岸から見る15.16番
ヘアピン」。 樹氷が美しい、流石にモトパンとアンダーのヒートテックだけでは寒いな。 |
うおおお?。 改修しても7〜8年でこのとおり。 |
|
ここは前回のアタ時に工事改修してた所だ。 |
||
|
10m程掘り下げ基礎打ちして 暗渠排水式に造った筈なのに。 |
|
直ぐ上の18番ヘアピンにはポッカリと吸水口が! |
||
コーナーの半分が沢落ち・・・。 途中で引っ張られ基礎が浮き上がる ワイヤーガード・・・。 |
さらに上の19番ヘアピン。 新造されてる! |
|
|
||
「キタ!電力保安林道分岐」 写真左が電力管理道路、右がQ国道121号線。 電力道を過ぎて、少し下るが。 国道は相変わらず蛇行しまくり!!!。 積雪の中、道は勿論急激に登って行く。 見覚えがある!?! |
|
「新しいコンクリート路肩だ」 ここも前回、ヘアピンの上の道が路盤崩壊した所、道路半分が下に落ちた。 |
新しいのは見せかけで、復旧後、ふたたび欠損していた。 下から34番目のヘアピン上。 あまり高低差も無くゆるやかなカーブがだらだら続く林間区間。 だんだん路肩の雪が増えて行く。みな、大量の落ち葉の上に積もっている。 「初めて目撃したぞ!」 写真中央の白い箱が通称「電力避難小屋」 手前の白い帯がそれに続く連絡道のラスト区間、すげえ崖っプチ。 |
|
|
「あれが峠越えの高圧線!」 昔の大峠索道沿いに造られたらしい。 |
福島側ヘアピンコーナーもついに40番台! 道もスパート掛けて来るぜよ。 |
|
|
「これは古い」まるで砂防ダムのような 路肩補強。 |
おそらくは103の文字が打たれたキロポスト。 |
|
「103」だよね?。 「ラストの直線!」 |
||
「マイガ〜〜〜!!!!」 |
|||
「再会」オカエリナサイ、10年振りの青看だ。 |
|||
|
「ちゃんと通行案内板もある」 裏の差し換え板もある、字消えてるけど。 |
||
「何だあれは!」 「マジかよ…」 |
|||
|
「よし、貫通はしてる!」 例の仮設ゲートが北側に移動?。 |
……なんかサ、現役時代のモルタルがすっかり落ちてね? 昭和42年頃にモルタル吹き付けされたらしいが。 「比べて見よう」昭和9年撮影、大峠隨道(福島の峠より転載) |
|
|
|
りの煉瓦の配置も判るぞ」 |
天井の継ぎ目は 洞内内壁全体に広がった様だ。 |
「昭和九年竣工 道 隧 峠 大」 読める……私にも読めるぞ!ララァ。 門構えに組まれた額縁のセンターに銘板。 左右に刻まれた三つの菱形の紋様がくっきり矧ぎ出される。 アーチセンターに在る縦長のキーストーン(要石)、 アーチに併せて左右肩下がりに階段を描いて下がる跡が見て取れる。 |
|
|
GPS地図には山形側に「ろうせき」 の文字。 |
「また今度な」 |
|
関連ページ
|
||