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石碑には 「道路に因って生まれ、 道路の為に消失した村」 と記されてあった。 三島にすら捨てられた 街道。 その名を「楊枝峠」という。 |
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この石碑が無ければ、ここにかつて村があったなどと、誰が信じるだろうか? |
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ご使用上の注意! このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。 走行距離は主にバイクで測定し、 旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。 また、掲載される内容は大変危険です。 当サイト掲載内容によるいかなる被害も、 当方は保証致しません。 |
廃道日記(Riding・Report)009-2 |
楊枝峠の一つ手前の枝道に入る、 |
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前回の日中廃Tourのラストで熊五郎さんが 「中山宿側から入る時に一本道を間違えて手前から入ってしまった」と 言っていた分岐がここ。 |
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磐梯熱海14のボックスを潜る・・・。 ぐる〜っと「C」の字に回り込むと、 正面には五百川と磐越道(下り線?)。 |
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おもむろに振り返ると・・・「あ!あれは・・・」 |
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暗く長い下り坂が口を開けていた。 路面は荒れている。最近車が通った様子はない。 植林の合間から外の光がこぼれ落ちる。 そこは・・・沢。 |
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「これはもしや“馬頭観音”」ここが街道なのか!?・・・。 つーか、ここは危険です。 |
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マジ危険だよ! 丸太滑りすぎ!起てない・・・! また小さな沢。前後の道は下がっているので、 ここが溢れると街道は川となる。 |
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丸太の階段・・「土湯女沼の周回路以来だな」 写真位置で側溝には大量の枝で塞がり、水は道路に流れ込んでいるようだ。 |
川が氾濫する毎に路面がむしり取られてゆく。 写真右手にT字路となる。 さらに南に下りてゆく道は、 さながら“水無し川”・・・凄! |
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ええ、沢ですとも! |
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そして本流の五百川に合流する! 「嬉しくない!<俺」 |
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零度君は堤の上にいた。 |
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写真右手(方角で言えば北側)、丁度2本先の電柱辺りが街道の出口となる。 「立入禁止(またはそれに相当する)」警告板がある。 また丁度、列車が来てしまい、警告板の撮影は断念。 特急「あいづ」赤べこ号が通り抜ける。 |
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そして、五百川は暗橋を越えて、 国道49号線に辿り着く。 |
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国道49号線手鞍付近。 この小さな脇道が、かつての街道筋であると認識する通行人など居ない。 |