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そこは、 地図にさえ置き去られた道。 もはや 当時の様子を知る人も術もなく、 地元の人すら、 ここが県の管轄する道路である事を 忘れ去られた道。 目的の鉱脈も今は失せ 廃道となった山道とトンネルだけが 僅かな残滓を留める道である。 |
ご使用上の注意! このデータは、あくまでおいらの走ったルートの 覚え書きです。 走行距離は主にバイクで測定し、 旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。 また、掲載される内容は大変危険です。 当サイト掲載内容によるいかなる被害も、 当方は保証致しません。 |
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今年は残雪が多い。最初に突入した鳥取林道は御覧の通りである。 一部に「喜びの踊り」をする人も居るがナ。 |
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2012春の廃道&林道Tour
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そしてまたまた今回も宮城県側に移動する。県道46号白石国見線から回り込む。 |
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下戸沢の部落から六角交差点へ。 国道113号線を一時白石方面に戻る。 通行止めを予告する看板。 沢中の橋を渡る。決別の時は近い。 |
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キマシタ! 林道と県道はここで別れる。正面の瀕死の道路が県道。 沢沿いに路盤が降りてゆくのが林道である。 |
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[終点]。いつの間に?。 「逝くか〜」 まず、おぉじぃさんのセローが残雪に轍を刻む。 |
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「うりゃっ!」KimiさんのDT125Rの甲高い2stサウンドが響き渡る。 |
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スルスルと残雪を越えるSクン&XR250R。 |
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おちゃらけに余裕すら感じるSクン。隧道見て泣くなよ!。 |
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二つの土石流区間も難なく突破する。 残雪と落石に埋もれる県道。 「これで黄色い県道線とはな?」 |
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七里沢隧道、存命確認。 |
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取り敢えずどのくらい深いのだろう?。 |
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「トツゲキ!!」画面右にあるコンクリート製の桁が傾いている。 |
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3人が愛機と共に次々とコースインしてゆく。 |
隧道中央部の「爆撃コース」画面右のコンクリート基礎が動いて その上のパイプが不揃いになっている。 写真奥の爆撃コース崩落地点は垂れ下がる木片が不気味だ。 耳を澄ますと「キィ〜」と洞内を吹き抜ける風に揺れてる音が響く。 |
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出口が嵩上げされている。 |
[「落盤だ!」震災による地盤の損傷は確実に迫っていた。 |
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なんだこりゃ?標識だと? そういやヨッキさんが書いてたな。 |
「高さ制限2.5m」の標識。殆ど判別出来ない、MRは今回初めて見つけました。 表示向きが逆ですが、何か? |
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あれま? こんなに障害物のない山崎峠は 初めてだよ。 さながら”過去の落石”と言う感じだな?。 でもたまに 「人より大きな落石」もあります。 ここも一度車を通してから崩れた感じだ。 |
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ここも落石と言うより地滑りだろうか? 少しづつ溜まった?と言う感じだ。 |
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落石がなければ十分軽虎は通れる。 |
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そして、鉱山Y字路に。しかし、そこに鉱山が存在したことすら知らない。 (Pohto;2009) 上の分岐からあの土石流の倒木地点を眺める。二年経ってもまだマディ? |
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段々残雪が増えて来た気がする。 |
県道未ダ越冬中也。ダブルトラックの幅が広い、大型車か重機が入ったのか?。 |
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山崎峠到達、不通区間突破。 今までで一番楽な廃道だったナ。 案の定貯木場になってるし。 「この〜〜〜ぉぉぉ!」 「ダメぽぉ〜〜」(笑w やってみなよ!登れねーから!。 |
県境G線上のアリア? 道の写真左が宮城県、右が福島県。 |
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そして師匠のアタ!。「ゴルァ〜〜!」しかし登れず(泣w。 |
セカンドトライ。時間的にはそろそろ"午後の部"という時間だが・・・?。 |
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一度誰かが轍を刻めば、後は何とか通れる。 |
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「おお、走るはしるぅ〜」いいオヤジがハシャいで居ますが、何か? |
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3枚の写真の轍を見ると、1台通る毎に 土の色が付いてゆく。 |
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「土手際を狙え!」「イけぇ!」 よしよし、通過出来たぜ!。 |
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スピードが落ちるとたちまち掘ってしまう。 こんな時はセローの非力を味わう。 |
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マズい、残雪が深くなって来た。通過して解る非常事態。 てゆーか、学習能力皆無だろう>俺。 やっぱり学習効果は期待出来ない鴨。 |
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ここまでか?だがしかし・・・ 何か間違っている。 それが何か解るまで、走り続けるしか無いのか? 「イヤイヤ、単なる鈍感でしょう」。 |
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間違いに気づいて、尚、探し続ける。 「林道とは人生の縮図なのだよ。」 (この場合、地図を間違えた事は、敢えて言わない(爆)。 「やっぱりあっちです!」探し続ける、だからこそ道が答える。 |
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それが、例え県境G線上のタイトロープダンスであっても。 て、ゆーか 素直に来た道戻れよ>俺我 取り敢えず楽しんだので岐路に付く。 本当はネ、まだまだ遊び足りないけど、 一人はイヤなので帰る。
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「生きてて良かった、七里沢隧道」 イヤ、本当に。 |
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「"不通"ではなく"普通"に成りつつ在る山崎峠」 を強く印象に残した2012ツアーだった、 |
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その1。 |
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次の旅日記にゆく。 |