林道日記(0ff-Road・Diary)


ご使用上の注意!
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレーム一切お断り致します。
走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。
また、掲載される内容は
必ずしも最近の状況及び写真ではありません。
走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。


キャプこのContentsは、適当に増殖します。ション
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)My-517(2020年版)



滝ノ原温泉「割烹旅館ちどり荘」
舗装路の最後に割烹温泉という和食に期待出来そうな旅館がある。
日帰り入浴ができる様なので、そのうち入浴してみよう。



●聖書ツーリングマップルで縦横無尽に走り回る賀曽利氏の痕跡を追う(笑

●泉ヶ岳林道群。
 仙台市が誇る名峰泉ヶ岳には、森林開発と観光登山という両車輪の元次々と林道が開削された仙台オフロードフリークの定番コースであり、泉区のアウトドア観光の要とも言える船形山連峰でもある。
 その歴史は戦後本格的に始まり、今回の泉ヶ岳林道群は昭和24年以降に登山道と林道の整備計画が始まり、翌年から岳山林道に始まる開削と整備が行われている様だ。


起点表記は見つけられない。
川に沿って林道は遡上する。



旅館の中庭を横目に。水源かん養保安林の看板が在る。


温泉の敷地を避ける様に指定されてる、よ
起点部分に温泉がある、ここから砂利道。


 これは折しも日本国有鉄道が企画した昭和30年台の登山ブームに見事に合致し、登山ルートの広域化とそれに伴う林道の更なる開発に繋がり、県民保養施設の整備などを経て、平成には現在のスプリングバレーリゾートが進出する。

 南側の泉ヶ岳(1172.1m)連山と北側に連なる最高峰船形山(1500.3m)の懐を走る林道群は、
聖書ツーリングマップルお薦め12路線もあり、只々走って写真撮ってGPS回してるだけで2日を要しましたよ。しかもまだ全線ではない(笑 。


地図通りに渓流沿いの直線コース・・・?。


気持ちよい程のまっすぐ。ついついスルットルを開けてしまうが。


三叉路が無ければ本線は左、右は電波塔への管理道路だ。




特段に閉鎖はされていない。



電波塔表記の先は点線表記になっている。
行けるのかな?


おお、ちゃんとした横断側溝がある。

 この日はコロナ禍前の秋の連休ということでソコソコ山に人が入っている状況でした。
 またこの林道群は南北に分類できると思いますがそれを繋ぐ一本の林道が、たまたま仙台市主催のトライアスロン大会の為に林道解放されていた事が判明し、
普段は営林所で閉鎖している可能性があります事をご留意下さい。

概要
 加曽利氏お薦めのオレンジ点線で埋め尽くされる泉ヶ岳林道群。
その環境も路面形態も、十本十色とも言える林道群です。
今回は南から主だった林道を一筆書きに走っております。先に書いた順序と若干違う所もありますが、ご容赦ください。
 また、先に書いた通り当日はイベントで林道が解放されていて、南北の林道群が走れた幸運もありました。



近隣に電力の送電線があるようだ。
先程の三叉路からこっち、砂利が新しく敷き直されているよね?(爆。


つーか、最近施工じゃね?コレ。

東北電力の送電線管理道が分岐している。


おっと!ここから先は仙台市。
仙台青葉区側は鋪装されているぞ。


大和町はそのまま、そのまま(笑。


境界線はこんな感じ。赤矢印が
現在地。
標高437mに向かって登ってゆく。

 林道群は一部の通行止め区間を除いて自動車の通行が物理的に不可能で通行止めでしたが、バイクは通過できた事を書き入れておきます。それ以外は問題なく通行出来ました。
 また登山口近くは車も人も多い事をご留意願います。

 
TouringMapple2019.3版記載。お勧め林道表記。




だ〜、登り勾配15%の標識が在る。
先程の舗装は100mも無く終了?予算無いのか?。


●林道滝の原蘭山線
     *2020年版

総延長:約3.83Km
   (舗装区間は約2割程度)
概要
 
七ツ森湖である南川ダムの西側にある林道。
 国道4号バイパスを泉の峠を抜けてしばらく下ると交差点に七ツ森湖の看板があり、ここを左折。
 点々とある看板に沿って道なりに進んで行けば30分くらいで南川ダムに到達する。

 
ダム湖を渡る「七ツ森湖大橋」方面には行かず、通成左折でダム上流に向かう。
 滝ノ原温泉の看板が出てきたら通成さらに西に向かうと温泉に到達する。
 林道自体は一部に砕石を打った普通林道で森の中を走って、名も無い尾根を抜け山向こうの長野原林道に達する林道だ。

では朝から行ってみましょう。
 
「割烹」「日帰り温泉」という少々ハテナな組み合わせの滝ノ原温泉の建物北側に道が続いていて、建物隣でダートになる。ここが起点だと思うしTMもここからオススメ表記だが林道標柱などは見当たらない。
 写真を撮って突入する。



すげえ!! 15%! いやいや林道じゃ普通。


何だか地図と全然違う線形だぞ?
いいのかこれで?



標高472mの緩ぅぅい切り通しの峠。
この辺りから9月の木漏れ日がいい味だしてるん。


 温泉の南側から南川の支流が近寄ってきて一時的に並走する。この辺は浅い雑木林で明るい林道だが。間も無く深い森となり隣の沢も分からなくなる。
 
結構長い直線だがその気になってスロットルを開けると、ものの数分で三叉路に達して仕舞う。
 道はその頃から舗装を視野に入れた工事が入って(2019当時)いて左右の路肩にU字側溝が組まれ、路面に敷かれているの砕石だった。
工事の区切りは三叉路で、地図を見ると右は電波塔につながる管理道だ。
 KLX125は勢い良く砕石を蹴って左の本線未普請の杉林を登ってゆく。
 標高437mの三角点は浅い切り通しであり、植林の杉林を抜けた林道は明るい降り道になる。
 足元はダブルトラックで普通の砂利道となって対向側には深いバイクの轍が現れる。東は大和町、西は仙台青葉区となる町界を過ぎると、道は緩やかに左右に道を振りながら。さらに登ってゆく。


高野原側の下りは結構急だぞ。
それこそ何%あんだよ?


ヒルクライムでアクセル開ける若者の足跡。


下りの舗装で砂利撒きは反則だろ。いやマジで。


お!! 飛び出た!最後の約300mは断続的に舗装が入り交じる。

 
 この林道の最高標高点の千歩の坂道には。途中傾斜15%の標識があり記念撮影。
「やはり走っている
 同業者がいるな。」

ピークを過ぎてからの林道も下りは相変わらずの転圧ダートでタイヤの食い付きもいい。
 時折バイクのタイヤ痕を散見するようになった。
 
少しブラインドコーナーを挟んでの急な下り坂を満喫する。深く粗い砂利に減り初めのM72は少し荷が重いかな?フロントがスリッピーだ。
 そんなこんなで、間も無く前方に三叉路が見えて来て、何と最後は20m程舗装で林道は終わった。

 目の前の舗装路が
野原林道でMRはここを右折してゆく。
 こちらの出口には
「ふるさと緑の道」「←スプリングバレースキー場 滝の湯温泉→」
の木製看板があったが猛烈な雑草でよく見えない。


何書いてあるのか見えんわ。


これも林道表記、名前以外判らん!。




舗装路が「高野原林道」こちらからだと支線以下に
しか見えんな?。



下りはGPSの線形の方が複雑だ。


 また林道名の表記と通行注意を列記した表示板があったが、それ以外の林道延長。幅員、竣工年、管理自治体等の情報は書かれていなかった。

調査日(20/9/21)の状況:
 鬱蒼とした山の中、誰かが走った足跡は確認したが、実際には誰とも会わなかった林道。
 路面状況は良で、転圧された砂利道に将来的な舗装化の意図が垣間見れたがそれ以外、当時は特に破綻した所もなかった。ちなみに傾斜15%の坂は本文でごっつ盛りしてるが、実は林道ではありがちな坂道で、大した事は無いと思っている(笑。
 仙台市も御莫迦じゃないから、今時の林道の管理に舗装化はマストアイテムなのは承知だが大和町はどうだろうか?今は電波塔三叉路の先が舗装化されたか荒れてるかが気掛かりである。


続いて「高野原林道」に突入。



キャプこのContentsは、適当に増殖します。ション
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)My-517(2022年版)



続いて「高野原林道」に突入。


三年後、退院後来訪。この日は前回と逆コースで走行した。
周りも一度草刈りされてるねぇ。



標識も清掃されてるよ。
もう一つは撤去されてる(笑。

●林道滝の原蘭山線
     *2022年版

総延長:約3.83Km
   (舗装区間は約2割程度)
概要
 約2年で舗装区間が延伸され、林道総延長の大体半分が舗装化されて仕舞いました、
残念です。

 主だった舗装箇所を上げておきます。



三年前と同じの舗装/ダート。前回と逆コースでここ登り。
工事用のトラック入れるのに、ブ厚く砂利が撒かれている。



前回来訪の直ぐ後に舗装されてるな?。15%!!
ここは20年末辺りに舗装されてる汚れ具合だ。


いいね、こういうアングル。
路肩に側溝の変わりに、縦に裂いた蛇腹管が
埋め込まれる。

 まず、標高437mの峠付近の前後20m程、2箇所。
 僅かにダートを挟んで、それから町堺の前後100m?
いやいや若林区側300mは舗装されてる感じだ。
 舗装に合わせて例の横断側溝も入れ直しされ、片側にコンクリートU字側溝も組まれている。
 反対側は蛇腹管を縦に裂いて作った仮設の排水路が組まれている。
 舗装も綺麗で汚れた感じも無く、側溝や路肩、舗装の行程に合わせて標識等も清掃されている。前年度末か今年度始めに工事が行われたのは間違い無さそうだ。
 おまけに通過する車両も少ない。タイヤ痕が余り無いな、やはり今年の舗装だろうか。
 今後も舗装化が進み最終的に全線舗装となる可能性は大きいと思いますが、大和町側は最後までダートが残るかも?



大和町側も舗装されているよ。仙台側は側溝があるのに
大和側はナシ?資金力の差か?熱意の温度差か。



舗装も路肩もキレイ。2021年度末もしくは2022年度事業の
トップで舗装されたに違い無い。



ピークの437mの西側から境界(赤矢印)を経て、
電波塔三叉路までの区間がほぼ舗装化された。


調査日(22/5/3)の状況:
 鬱蒼とした山の中、誰かが走った足跡は確認したが、今回も実際には誰とも会わなかったこの林道。
 今回は高野原側の入口でチャリダーと情報交換した程度。
 バイクの轍もGWの割には少ない感じ(理由は後に別の林道で書きますが)でした。大体1Km程舗装が完了し、全体の約半分が舗装されてます。
 このペースだと、あと2年ぐらいで全線舗装かも知れませんが、若葉区の界隈の他の林道では側溝まで組んで三年以上放置プレイの林道も在るので、進捗は未定ですね。