次の林道に進む。

林道日記(0ff-Road・Diary)


ご使用上の注意!
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレーム一切お断り致します。
走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。
また、掲載される内容は
必ずしも最近の状況及び写真ではありません。
走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。


キャプこのContentsは、適当に増殖します。ション
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)My-518(2022年版)



「終点 高野原線」から始まる舗装林道の旅。


●聖書ツーリングマップルで縦横無尽に走り回る賀曽利氏の痕跡を追う(笑

●泉ヶ岳林道群。
 仙台市が誇る名峰泉ヶ岳には、森林開発と観光登山という両車輪の元次々と林道が開削された仙台オフロードフリークの定番コースであり、泉区のアウトドア観光の要とも言える船形山連峰でもある。
 その歴史は戦後本格的となり、今回の泉ヶ岳林道群は昭和24年以降に登山道と林道の整備計画が始まり、翌年から岳山林道に
始まる開削と整備が行われている様だ。 これは折しも日本国有鉄道が企画した昭和30年台の登山ブームに見事に合致し、登山ルートの広域化とそれに伴う林道の更なる開発に繋がり、県民保養施設の整備などを経て、平成には現在のスプリングバレーリゾートが進出する。
 南側の泉ヶ岳(1172.1m)連山と北 側に連なる最高峰船形山(1500.3m)の懐を走る林道群は、
聖書ツーリングマップルお薦め12路線もあり、只々走って写真撮ってGPS回してるだけで2日を要しましたよ。
しかもまだ全線ではない(笑 。

 この日はコロナ禍が一息付いた秋の連休という事でソコソコ山に人が入っている状況でした。
 またこの林道群は南北に分類できると思いますがそれを繋ぐ一本の林道が、たまたま仙台市主催のトライアスロン大会の為に林道解放されていた事が判明し、
普段は営林所で閉鎖している可能性があります事をご留意下さい。
概要
 加曽利氏お薦めのオレンジ点線で埋め尽くされる泉ヶ岳林道群。
その環境も路面形態も、十本十色とも言える林道群です。
 今回は南から主だった林道を一筆書きに走っております。先に書いた順序と若干違う所もありますが、ご容赦ください。
 また、先に書いた通り当日はイベントで林道が解放されていて、南北の林道群が走れた幸運もありました。
 林道群は一部の通行止め区間を除いて自動車の通行が物理的に不可能で通行止めでしたが、バイクは通過できた事を書き入れておきます。それ以外は問題なく通行出来ました。
 また登山口近くは車も人も多い事をご留意願います。

高野原林道*2022年版
全長:5.5Km 
A区間:2.71Km(終点より林道苦桃
    線の三叉路まで)
B区間:2.34Km(林道苦桃線の三叉
    路から滝の原林道三叉路
    まで)
TouringMapple2018.3版記載。
お勧め林道表記。




終点 高野原林道、幅員4m
延長8.022米。



平成七年度 竣工 仙台市。


幅員4mは左右の側溝も含めた数字だろ・・・?。



そもそも待避所が在る訳だし。路肩に多少紅葉の名残りが在るが。


結構過激に3連ヘアピンがある。大丈夫、
路肩のイン側に使える側溝がある(嘘!落ちるわ!。


概要
 高野原林道は長谷倉川に並行して北西に登ってゆく林道で、最後はスキー場のある大平桑沼線に合流する林道である。
 途中1箇所の分岐があり、大平桑沼線に直接短絡する林道苦桃線は全線ほぼダートである。
 当初の掲載予定では2019年の写真と共に滝の原蘭山林道の三叉路から林道苦桃線の三叉路まで3.64Kmがダートだったのだが、今年2022年GWに確認の為に走ると
もう殆ど舗装化されていたのだ。


地図通り長谷倉川の渓流に向かって進む。


長谷倉渓谷に合流。写真右の枝道は渓流に沿って進む泥濘路。
多分こっちが本来の高野原林道では無いだろうか(平成4年以前の旧道?)。



 仕方なく予定を変更して舗装林道としてスキーリゾートのある終点から滝の原蘭山林道三叉路までをレポートします。
 
主幹線道路でシーズンは込み合う県道大平桑沼線のエスケープルートとしてご検討下さい(笑。

今年は上から下って来てみよう。
 滝ノ原蘭山林道を右折したら高野原林道だ。距離感が狂うので地図で確認する。成程、国道445号線沿いの興禅寺から西に曲がって、
町外れからもう加曽利氏オススメ区間なのだ。
 
そこから林道で手前は市道みたいだ。(林道起点未確認)そのまま道は長谷倉川を左手に遡上する。
 そして先程の滝の原蘭山林道の三叉路を通って川沿いの開けたルートをほぼ一直線に登ってゆく。
 林道苦桃線の三叉路を過ぎても、そのまま川を交互しながら遡上し終点スプリングバレースキーリゾートの第三駐車場脇で県道大平桑沼線に接続する。



三叉路には渓流釣りのクルマが停まって居た。



明るい舗装林道(笑。


三叉路に出る。三叉路右はダート林道、高野原林道はそのまま舗装路を直進。


木製の案内板がある。来た方向にスプリングバレー。
直進は至る朴沢(滝の原蘭山林道)へ、右折は至る苦桃(林道苦桃線)へ。



 そのスプリングバレー第三駐車場脇に、どう見てもスキー場の管理道路にしか見えない幅3m程の舗装路が在る。駐車場入口の対面側に赤白の棒を括り付けられた林道の終点標柱を見付けた。

では改めて行ってみよう。
 目前に真直ぐに下っている舗装路は第三駐車場のさらに奥に在るスタッフ駐車場やその他施設管理の道の入口となっているが、この時期町はずれ?のこの辺に人陰はない。


同じ案内板が滝の原蘭山林道終点にもあったが
撤去されてしまった。(笑


春の長谷倉渓谷も美しい。紅葉の頃にも来てみたい?。


ここはダートのままよ起点がどっちか判らないがここから砂利道。


 2速20Km/hからギアをニュートラルにして下ると300m先の第一コーナーではメーター読み60Km/hを越えるなかなかの急坂である。地図上では道は沢に当たる所で優しく緩やかに右コーナーとなって長谷倉川の源流にここから寄り添って行くが、実際には3連ヘアピンで一気に標高を下げるやや乱暴な所もある。無論、道から沢は見えない。
 最初からは大分緩くなったが、林道は下のまま谷沿いの森を抜けて行く。林道沿いの森に入る入口は全てクローズされている。一部個人の土地も在る様だ。
 時折倒木や落石の跡も在るが通行に支障ない様に退けられた舗装林道には定期的に待避所も作られている。
 やがて長谷倉川の源流に沿って走る枝道の三叉路が現れる。釣り人の物と思われるクルマ2台とスクーター1台が駐車してあった。道は泥かるんでいてちょっと乗用車で入るには戸惑う所だろう。
 

「林道高野原線」と掘り込んである。
仙台市、高そうな標識だな。




長谷倉川に架かる「八の沢橋」一体感のあるガードレール欄干。


道路測量が終わっている、よヤバい!測量鋲だ。
今年度中か来春には鋪装化されそう!



「八の沢橋」平成3年(1991)2月竣工。
御年21歳か?若いな。


長谷倉川の銘版、何かバランス悪いな。
文字デカ過ぎなんだよ。


 こうして長谷倉川に合流、この後は付かず離れず高野原林道と併走して行く。
 そうして沢の幅が倍以上に広がって美しい風景が見える所で三叉路が現れる。これが
林道苦桃線の三叉路で全線ダートのショートカット林道である。
 高野原林道はそのまま直進で下って行くがここで橋の手前100m位からダートと成る。2019年と同じだ。
 足元の路面は山道に砂利を巻いた道だが何か拳大の石も時折混じるラフな下りダートだ。斜度は8度ぐらいか?


あれっ!鋪装だ!



「完全鋪装化されとるっ!」。
オワタ、この林道オワタ………(涙。


 コンクリート製の橋は「八の沢橋」と銘版に謳われている。まあ90年代に、いやこの後の林道でもこの辺ではありがちなガードレールの欄干が付くタイプだ。
 しかし橋の上で写真を撮ってると
橋の路面に測量の跡を見付ける
「これは来るな」
 一応橋の先もダートが続いて入るが?とにかく行ってみよう、もしかしたら…?
 しかし、願い空しく
橋から300m程で再び舗装は始まり、林道のハイライトとも言える蘭不動滝を経て、滝の原蘭山林道の終点である三叉路まで完全舗装となっていた。
 残存ダート区間、残り500m前後となる。全長約6Kmだから鋪装化率は90%という所か?
 
恐らく今年度中か来春には全線鋪装化は確実と思われる、合掌。


なかなか味のある滝がある。


「蘭不動滝」





キャプこのContentsは、適当に増殖します。ション
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)My-518(2020年版)




2020「蘭不動滝」これ見ると鋪装化にあたって路盤改良の
盛り土が敷かれた事が判る。



蘭滝に引っ越して来た「不動様」。
石碑に由ると、地域の公園整備に伴いここに移設され名前合体した様だ。


起点側から見た八の沢橋。


滝から橋までの木漏れ日区間、
無論ダート時代の物だ。



滝の沢三叉路から滝の区間。
ついついスロットルは開けがち
(笑。

高野原林道*2020年版
全長:5.4Km (舗装1.76/未舗装3.64Km)
Touring Mapple 2019.3版に掲載

概要ノスタルジア
 始めての高野原林道は2020、起点から約2Km程の滝の原蘭山林道の三叉路から終点のスキ−場まで、非力なKLX125ながら果敢に登ってゆく。長いダート直線の先に、時折短い鋪装区間や路肩欠損もあるが林道は概ね良好だ。
 やがて更に視界が開け、林道左に長谷倉川、右側に滝を見付ける。
 滝には小さな
祠と碑が建植してあるな・・蘭不動滝。拝むと写真を撮って再び走り出す。
 滝を過ぎると道は浅い雑木林に入って、道も砂利主体のダートに変わってゆく。橋が現れ、期せずして長谷倉川を橋で渡ってる。
 そして目前に「林道苦桃線」の三叉路が現れた。

調査日(20/9/21)の状況:
 夏場は滝が涼しそうな長野原林道。
地図を見ると川沿いに実線はそのまま長谷倉川を遡上してって、スキー場の下で点線となって大平桑沼線に合流するようだ。
 もう一本は山の中を降りてゆく普通道路の表記だが、行き先が朴沢ってここも朴沢に含まれるので、よくわからないが本音だ。
次回、時間があれば確認したい。
(笑。



当時は僅かばかりの「舗装路」100m程の両側が側溝仕様だ。


あっと言う間の鋪装だったナ。


調査日(22/5/3)の状況:
 夏場は滝が涼しそうな長野原林道。
地図を見ると川沿いに実線はそのまま長谷倉川を遡上してって、スキー場の下で点線の部分がヘアピンで造り直され、大平桑沼線に合流する。
 今回高野原林道の終点標柱が確認されて、路線確定となった。
滝の原蘭山線もここもダート区間が減ったのでバイクの交通量が激減しているのだ。

 ともかくこれで、三叉路から先の道は「林道苦桃線」が確定したので、別パートでお送りします(笑。

 レポ内でもご報告致しましたが、2022春のGWの段階で真新しい鋪装化なのでもしかしたらもう完全鋪装になってるかも知れません(笑。
 あくまで県道のエスケープルートとして御愛用下さい。川沿いの景色の好い道なので。


続いて「林道苦桃線」に突入。



次の林道に進む。