次の林道に進む。

林道日記(0ff-Road・Diary)


ご使用上の注意!
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレーム一切お断り致します。
走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。
また、掲載される内容は
必ずしも最近の状況及び写真ではありません。
走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。


キャプこのContentsは、適当に増殖します。ション
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)My-519(2020年版)



「分岐 苦桃線」から始まるダート林道の旅 (だといいなぁ。


●聖書Tマップルで縦横無尽に走り回る賀曽利氏の痕跡を追う(笑

●泉ヶ岳林道群。
 仙台市が誇る名峰泉ヶ岳には、森林開発と観光登山という両車輪の元次々と林道が開削された仙台オフロードフリークの定番コースであり、泉区のアウトドア観光の要とも言える船形山連峰でもある。
 その歴史は戦後本格的となり、今回の泉ヶ岳林道群は昭和24年以降に登山道と林道の整備計画が始まり、翌年から岳山林道に
始まる開削と整備が行われている様だ。 これは折しも日本国有鉄道が企画した昭和30年台の登山ブームに見事に合致し、登山ルートの広域化とそれに伴う林道の更なる開発に繋がり、県民保養施設の整備などを経て、平成には現在のスプリングバレーリゾートが進出する。
 南側の泉ヶ岳(1172.1m)連山と北 側に連なる最高峰船形山(1500.3m)の懐を走る林道群は、
聖書ツーリングマップルお薦め12路線もあり、只々走って写真撮ってGPS回してるだけで2日を要しましたよ。
しかもまだ全線ではない(笑 。



「至る 苦桃へ」
一体何処へ連れてかれるのだろうか。


「水源かん養保安林」凡ては水なのだ、水の管理が人の管理。


結構旧すぎて判り辛い。大丈夫、高野原林道だけは判る(笑。


 この日はコロナ禍が一息付いた秋の連休という事でソコソコ山に人が入っている状況でした。
 またこの林道群は南北に分類できると思いますがそれを繋ぐ一本の林道が、たまたま仙台市主催のトライアスロン大会の為に林道解放されていた事が判明し、
普段は営林所で閉鎖している可能性があります事をご留意下さい。

概要
 加曽利氏お薦めのオレンジ点線で埋め尽くされる泉ヶ岳林道群。
その環境も路面形態も、十本十色とも言える林道群です。
 今回は南から主だった林道を一筆書きに走っております。先に書いた順序と若干違う所もありますが、ご容赦ください。
 また、先に書いた通り当日はイベントで林道が解放されていて、南北の林道群が走れた幸運もありました。
 林道群は一部の通行止め区間を除いて自動車の通行が物理的に不可能で通行止めでしたが、バイクは通過できた事を書き入れておきます。それ以外は問題なく通行出来ました。
 また登山口近くは車も人も多い事をご留意願います。


好い感じじゃないですか。


デジャブな気ィもするけど・・・?。




キタコレ。鋪装の下は渓谷だよ。


■苦桃林道 *2020年版
全長:0.93Km
 (全線未舗装/部分鋪装区間あり)
Touring Mapple 2019.3版に掲載

概要
 高野原林道は長谷倉川に並行して北西に登ってゆく林道で、最後はスキー場のある大平桑沼線に合流する林道である。
 
途中1箇所の分岐があり、大平桑沼線に直接短絡するのが林道苦桃線である。
 山沿いに大動脈である大平桑沼線、川沿いに高野原林道と基幹ルートに挟まれてこれを短絡するルートなのである。
 
僅か1Kmだが、それでもダ−ト走りたい病の貴方に打って付けの林道だが、加曽利氏お薦めのオレンジ点線ではない(笑

 これが地図にある三叉路か?案内板付きのT字路が現れる。
 ここだけ舗装が敷かれてるがその先は三方とも直ぐダートに戻る。
 木造の案内板には先程と同じ「←スプリングバレースキー場 滝の湯温泉→」の木製看板があり三方表示の支線は「朴沢」と書いてあった。
*2022年GW時点スプリングバレー側は鋪装済み。


地図通り分岐路に当たる。オイこら、
地図は分岐ルートの方が太線だぞ?


この三叉路だけ舗装済み?(笑。


三叉路って言ってもねぇ。同じ太さだよな?
左右に横切る舗装路が苦桃線、正面が名称不明の枝道。


直進本線に工事中の看板アリ。
真新しい測量杭と明らかに使い古しの看板がアンバランス。ここからダート。


 
今度は苦桃方面に行ってみよう、もう入口からダートである。
 入口の三叉路はとても広い事から元々は営林署の土場として拡張された様だ。その敷地の苦桃側の奥に、いつもの「水源かん養保安林」の標識があった。
 これを見ると川沿い直進が高野原林道であると書いてある、あるけど
この林道は名称が無いではないか!現在地があるのに(笑。
 しかもその先にさらにもう一つ三叉路があり細いダートが分岐されていたが、今回は割愛する。
 だって、加曽利氏お薦めしない林道の更に支線だよ?今回は本数が多いので次回にお願いしたい>俺。

 この三叉路には本線側にも工事中の看板が設置されており少し不安を感じる。
 
とにかく本線を登ってみよう。
 林道はここから深い森の中をグネグネと曲がりながら一気に登り始めるが問題は路面状況だ。


こちらは名称不明の支線。
流石にここは加曽利さんもオススメしてない。



直ぐに真ん中が流された舗装路に出る。
何時鋪装されてんだよ?。(笑


直ぐに鋪装ヘアピン。距離にして100mくらいかな?。


そして側溝のみの区間に出る下は砂利道、やる気が迷走してる。



続いて「林道大平桑沼線」に突入。

 ここも先程の滝ノ原蘭山林道と同様に路肩整備の痕跡があったり部分舗装されたりしてるが
10年前ぐらい前かい?と聞きたくなるくらい放置プレイだ。
 打たれた砕石などが流され岩盤が露出してたり、穴の空いたガレた状態のアスファルト舗装であったりと
中々荒れた素敵な路面状況だ。
 最後は普通の荒れた山道に戻ると、路肩にはゴミの不法投棄禁止の看板等も建てられ、営林署の苦労が忍ばれる。


そしてついに只の山道へ。
仙台市、ゴミ投棄禁止看板を設置。


ついに、心よ原始に還れ路面てんこ盛りだな、オイ。


 程なく大平桑沼線の広い舗装路に到達した。
 
僅か1Km程のショートカット林道ながら盛り沢山の内容であった。

調査日(20/9/21)の状況:
 山の中を突っ切って登り、二本の基幹道路を短絡するダート、それが林道苦桃線だ。
 ここも誰にも擦れ違わなかった。
 得に目立った所や見晴らし良い勝景地でも無く、只の山道を林道化する途中で頓挫している風体で、しかも全長が1Km程の短かさとくれは、流石の加曽利氏もお薦め出来る要素が無い?と言う事なのだろうか? (笑。
 次回来訪の際はあの細い枝道も時間があれば確認したいですねえ。
 案外ロングダートかも知れないし。


「林道苦桃線」と掘り込んである。
今時金の掛かった標柱だな。


工事中につき通り抜けで来ません」
と言いつつガードは避けられウエルカム状態なのは確かだ。大平桑野線に合流。





次の林道に進む。