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ご使用上の注意!
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレーム一切お断り致します。
走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて
無断で補正しています。
また、掲載される内容は
必ずしも最近の状況及び写真ではありません。
走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。


閲覧上の注意。
このデータは2005〜2006年のものです。
当時は大規模公共工事により林道が断続的に林道閉鎖などがありましたが、
2008年以降は問題なく全線通過が可能です。
広域インフラ整備と言うコトで林道そのものが現場地図化しておりましたので、
その際のデータをそのまま生かす事にしました。

追加の写真とコメント以外は当時の写真ですが、
3.11以降も路面状況などはほぼママイキで「通行可能」です。


林道日記(OFF-ROAD・DIARY)


このContentsは、適当に増殖します。
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)My-501-3


これが現地にある県の水源保安林地図。
(クリックするとさらに別枠で表示)
いやね、自分でもこんがらがっちゃってねえ、今回。


●市道越河小原線
全長 9.2Km(未舗装区間6.8Km・舗装区間2.4Km

概要
 西側の国道4号越河(国見県境宮城側)から国道113号線小原に抜けるもう一つの峰越え林道。国見町の小坂峠から鉢森峠まで都合7つの峰越え道路があるが峠の名前が付くのは5つ(南から小坂・山崎・石母田・沼田入・鉢森/現地表示および地図上で確認)中、唯一「峠」のない市道だ。確かに等高線の緩い部分をすり抜けるので切り通し的峠は存在しないが、今回紹介した林道群の中で随一の長さがある林道である。


NTT電波塔の掲示看板。もともとは林道だったのか?「小原林道」という記名も見える。実際に電波塔には別に誘導路がある。

 林道自体は全くの初心者向け林道で普通でも極めて楽にあがれたはずだが、現在は工事中と言う事もあり少々路面がマディな部分も存在する。
 写真の順番は分岐となる鉢森越河林道(仮称)の終点(と思われる)部分から始めよう。まずは赤井畑のある113号線側に抜ける小原ルートである。
 調査日は同じ通行止めながら道路改良工事の為だ、これは工事の前振りで工事車両を通すために市道を路肩補強する工事とお見受けした。小川には鉄板製の仮設橋が組まれ、ほかにも路肩や糊面の補強工事が行われていたが、どう見ても林道補修工事程度の概要でしかない。
 といいつつ、いきなり転倒。だって全面鉄板敷きの上に万遍なく泥が乗ってんだもの!解らん!(-.-#) と言うこともあるので、注意しよう。
 改修工事部分以外は写真の通りの普通林道で初心者でも十分大丈夫だ。

どう見ても直線優先だが、実は市道越河小原線に接続。写真右折のヘアピン状が市道である。


橋は仮設、それ自体がゲートになっている。
うまい手だ。

でも通過(☆爆笑☆((^Q^)v。)
川向こうに直進する廃道。
まさに工事区間通行止め。



昔は国見県境の越え河宿から直接小原温泉にゆく道だった。
これはその名残か?見事な切り通し。



工事看板の現在位置で確認する。

 ちなみに小原側に林道標柱等は見つけることが出来なかった。

調査日(05/5/17)の状況:
 いや、転倒は効きましたぁ〜、マジで。下見たら全部鉄板なんだもの、信じられネ〜?
ということで、皆さんも十分注意しませう。
TouringMapple2005.3版に路線のみ掲載(林道表記なし)

部落の終わりにある通行止め。ここから山へ未舗装。

小原字原地内に出る。
隣の塩倉から出る林道は雨塚山へのピストン林道と思われる。


小原の農協前に出るが、既に農協は閉鎖され建物だけが残っている状態。
ちなみに写真左では旧道である。
写真の国道直進で隣の赤井畑にゆく。所用時間は約5分。


 写真の順番は分岐となる鉢森越河林道(仮称)の終点(と思われる)部分からもう一度始めよう。  ヘアピンの市道に接続する林道は、そう解っていなければT字路と思い込む程直進である。では、直進してみよう。
すぐに電波塔のY字路がある。電波塔はTV用のモノで専用道沿いにNHKと民放用があり下の4号国道からも見える。これを左手が市道の本道だ。ここまでは雑木林と杉林を交互に走る。
路面状況はややマッドな部分もあるが総じて走りやすい。

どう見ても直線優先だが実は市道越河小原線に接続。
ちなみに奥から右折のヘアピン状が市道である。
越河へは直進。



どの地図にも存在する巨大ヘアピンコーナー。ライフラインはショートカットを許されず、道に沿って埋設されている。写真右手の長い直線はスピードが乗るが、越河方面へはラスト直角コーナーが待つ!


さて、越河への道筋にはこの林道のハイライトといえるデカいヘアピンコーナーと豪快な直線がある。その最後はマッド地の鋭角コーナーの為、調子に乗ってオーバーランしてしまう。
 ヘアピンの前は工事用資材置き場で、しかもここからライフラインは直進で山を下りてゆく。それを縫うように林道は標高を下げるのだ。

目の前の水源保安林地図にはこの先は「松沢林道」とある?どうする俺。

試しに逝ってみる。

簡易ゲートにはチェーンと鍵がある。

ここからは完全な伐採道、しかも地図上の点線は消えている。ううむ。

●松沢林道線
全長 1.3Km(全線未舗装)
 
概要
 植林用の林道。まだまだ先は長そうだが地図上では点線である。今回はここまでだが、草木が生い茂る以外ここまでの路面状況は割とよい。


先ほどのヘアピンから m、越河側の直線END。


80R位の鋭角コーナー、というよりもはやT字路。
市道は右から手前へ。正面は松沢林道。

パイプライン用の造成が林道を寸断する。


更に下に向かって沢筋を下ってゆく。



工事車両の為に市道は補修されている。
が、実は奥の水たまりはかなり深い。
水はけを良くするために掘り込んであるが、泥は深く蓄積しているのだ。




どわ〜!

激ィ深〜〜〜!




やられた!深いよマジで。一瞬路面を蹴っても反応なし!深さ40B(ブレーキパットの上)長さは2mくらいか?

 
林道区間は大変道幅が狭く4tダンプが通るにも狭い道だ。部落から先ほどの工事区間まではうねうねと続く。造林杉林の始まる頃、道は舗装となって部落に繋がっている。


大変解りにくいが、青矢印看板が登り、白矢印看板が下の部落への表示。部落表示は「山頭・箒沢(ほうきざわ)・諏訪神社」とある。
問題は登りの「乳神様」どんな神様なんだ?これほどの標識が設置されるほどこの地区は「乳」に信仰が深いのか?謎だ。


舗装区間も終わり、いよいよ林道へ。


部落の端にある林道入口にはいつもの工事看板がある。
それにしても気になる
「乳神様」ううむ。



滝沢林道起点と思われるY字路
しかし林道標柱は確認できなかった。故に(仮称)をつけました。

乳神様の標識に沿ってT字路を左折。
正面の建物は牛小屋、すばらしい田舎の香水ィ〜。


道路道なりに右手を登ってゆく。
ここから「乳神様」の標識の沿って走る。


 
舗装の村道を抜け、間もなく東北本線の高架橋をくぐり、越河宿の町内に出る。道幅は狭いが、舗装路なので問題は無い。国道から越河宿へは県境を越えて白石側に入った最初の信号からである。

MR的考察>
 今回、市道鉢森山線・市道越河小原線とご紹介いたしましたが、現場の旧看板を見る限り、表記は林道となっています。推察するに今回のライフライン埋設に伴い、
工事車両通過のための道路改良をする資金を捻出するために「市道」に認定格上げしたのではないのだろうか?
だとしたら凄い作戦である。

TouringMapple2005.3版に路線のみ掲載(林道表記なし)

調査日(05/5/22)の状況:
 路面状況は良い、と書きたいところですが雨上がりなどの林道は大変危険、そうこの林道にはたまに深〜い泥沼があるかもしれません。それ以外は普通路面の普通の林道です。


調査日(12/5/5)の状況:
 路面状況は格段に良好のままダートになっています。工事終了後、舗装化を危惧していたのですが、通行量や飢饉額その他の理由でダートはそのまま生きとなりました。
白石市長の英断と市関係部署のご立派な管理方針にただただ感謝いたします。現在でも総勢10Kmを越えるダートは未だ健在なり。
 特に鉢森山周辺には古い街道を示唆する祠などもあるので、今後も楽しみです。
あ、そうそう
乳神様に逝ってみた!


東北本線の跨線橋をくぐるとT字路を左へ。
正面のお寺が定光寺。

越河宿の町中に定光寺のお寺がある。
ここを曲がる。


福島県を越え、宮城に入って最初の宿場町。
町中に入ってゆく。