ご使用上の注意!
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレーム一切お断り致します。
走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。
また、掲載される内容は
必ずしも最近の状況及び写真ではありません。
走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)


キャプこのContentsは、適当に増殖します。ョン
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)022-2



ここから始まる地獄絵図、富木沢林道は波乱だった。

●富木沢林道
区間総延長:5.4Km
(舗装0.05Km 未舗装路5.395Km)

概要
 当初、MRの持つ02/4-2版ツーリングマップルにある富木沢林道は実は2つの林道の誤認して一つに表記された物である事が現地調査で判明。この時点で調査はまさに泥沼と化してしまった恐るべき林道が富木沢である。
 この林道は七が岳林道中山側入口から約8.7KmのT字路で大きく標識が建つ林道である。このT字路、右折して一瞬舗装林道と思わせておいて第一コーナー出口からフラットダート。しかも砂利が深いのにはげ山なので見通しよく直線も多い高速ダウンヒルコースである。
 トドメに途中から「ワラビー(蕨?)の里」なる村営地区の中を通過する。春には間違いなく何十GB(ジジババの単位)の危険な林道になるだろうコトは子供でも予測が可能だ。

 下界を眺めつつ下ると、やがて舗装路のT字路に到着。目の前を横切る道を右に行くと村道からR121/会津鉄道会津荒海駅へ、左に行くと林道古桧峠線に登るコトとなります。この林道古絵峠線が
TouringMapple2002版に掲載の誤認林道だったわけです。

TouringMapple2005.3版に路線のみ掲載(林道表記なし)



北側(針入)から撮影。富木沢右折の標識。


まさか営林署にフェイントかけられるとは思わなんだ。僅か400mもない舗装とは?



ダートは終始こんな感じ。高速ルートだが足も取られやすい。時より異常に砂利が深い罠あり。


 七が岳林道はその名の通りに連なる七つの山頂への登山ルートの車両導入林道であると同時に、そのすそ野に広がる山林への主幹開発林道であります。南北に国道と接続しする使い勝手のよいフラットダートで構成されます。
 山裾には田島町、東南に国道121号線日光街道、南に国道352舘岩村、北に国道289南郷村という立地環境を持ち、一部には安が森・田代山から東北入りして駒止に抜ける主軸ルートとして利用するバイカーも多い筈である。

TouringMapple2005.3版にはついに路線のみ掲載(林道表記なし)
 しかし、林道沿いから眺める風景は美しく、単に接続林道としてではなく、その情景を眺めるだけでも価値があるとMRは思うが。



Oh! My God! 終点と書いてある!。


キャプこのContentsは、適当に増殖します。ョン
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)022-2


当初、富木沢林道の一部と思われていた林道。それが林道古桧峠線だ!標柱も確認。
 
●林道古桧(こび)峠線
区間総延長:3.2Km
(全線未舗装/久戸沢林道までと仮定)
概要
 当初、富木沢林道の一部と思われていた林道。標高1000m前後の七が岳林道の下の小さな峠を七が岳と平行して抜ける林道ではあるが、近年使われている形跡は少なく一部の熱狂的間道・林道マニアのみが利用していると思われる。

 富木沢林道から接続するとV字溝ののたうつ荒れた路面をひたすらつづら折れに登ってゆく事となる。
 交互に雑木林と杉林が現れ、見通しは効かない。やがてY字路が現れると右は久戸沢林道という標識が場違いな程突然現れる。

 本道の古桧峠線は左なのだがその点は特に表記がない。因みに久戸沢林道は地図上では通過可能だが実は逝き止ま林道という罠である。左折して更に林道を登るがこの頃には若干路面状況も改善し、幾らか走りやすくなる。
 何処が古絵峠か?よくわからないままに林道は下り始め、間もなく次の接続林道といえる小桧山線のY字路に到着します。

地図通りに道はあるが?
おりょりょ?標柱も二つあるぞぉい!。


こんな路面状況の道で延々峠まで逝きます。

久人沢林道Y字路。本道は左、
久人沢林道は約2Km程先の土場で車道が消える。


キャプこのContentsは、適当に増殖します。ション
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)022-4


●林道小桧山線
区間総延長:1.1Km
(全線未舗装/久戸沢林道分岐から標柱起点と仮定して)


林道標柱には「林道小桧山線・起点」の文字が踊る。配置からして峠に登るルートを指すモノと思われる。

概要
 古絵峠を抜けると、その先も廃道だった状態になってきている小桧山線。
 状況から察するに古絵峠を挟んで南が古絵峠林道・北が小桧山林道、東が久戸沢林道と思われるが、手持ちの地図では詳細が無く、現地にも中途半端な表示しかない様だ。おかげで起点・終点も定かではない。

 従って、この残り3本は小桧山線支線1・2・3と表記する事とする。

峠を下り始めると、程なくY字路に出る。
写真バイクの後ろに倒れかかる標柱がある。


小桧山線2号線は
そこそこ距離のある接続林道である。
そこそこ荒れているが、通行可能。



2号と3号の分岐、誤認林道2号は左、右手はV3林道。


2号線は森を抜け、沼の南西から廻る。


●林道小桧山
    /支線1号・2号線

1号区間総延長:未計測(簡易舗装)
2号区間総延長:4.6Km(全線未舗装)

概要
 まず古絵峠をぬけて小桧山林道を走りぬけると小桧山林道の標柱のあるT字路に出ます。道なりに直進が技の2号線、右折が力の1号線である。
 1号線は舗装路であるため今回は割愛、道な林道となる技の2号線に進む。殆ど使われてないらしく、荒れているが作りが新しい為に道路自体はしっかりしている。道は下り続け、やがて杉林のなかでY字路となる。


V3から見た同分岐点。



 道なり左を2号線、左折が3号支線となる。2号線がいわゆるツーリングマップルで富木沢林道と誤認されていたルートである。この林道はやがて森を抜けた処にある名称不明の沼の北側で激しく荒れた後、沼沿いの西側を抜ける向山林道に合流する。

2号の最後は、ほぼ甲子林道状態。ガレてます。
●林道小桧山/支線3号線
区間総延長:1.4Km(全線未舗装)

概要
 荒れている下り坂は杉林のなかでY字路となり、道なり左を2号線、左折が3号支線となる。
 2号線がいわゆるツーリングマップルで富木沢林道と誤認されていたルートである。
 左に折れた3号線は杉林の中のスーパーマッドステージで、深さ10〜20センチのV字溝にがっちり落ち葉と泥が詰まり、まかり間違って落ちると脱出も容易ではない。


沼のほとりで林道向山線に合流。向山林道本道は右。

下ってゆくとY字路。バイクの向きは逆です。

左に向かうのが向山林道。2分で沼まで行く。
左も林道だが名称がない。


標柱位置から針入の七ヶ岳林道起点方向を撮影。
ジムニーが出た林道は七ヶ岳林道本線へのショートカットとなる。


 この林道は名称不明の沼の東側を抜けており、農耕道に合流する。この農耕道を右折してゆくと1号線に、左折すると300mほどで向山林道に合流する。この強烈なマッドはパワーも技も必要で、敬意を表してV3林道と命名しよう。

伊南村側の林道標柱は既に文字も消え去り、のっぺらぼうだった。

●林道向山(?)線
区間総延長:16.3Km
(舗装5.2Km 未舗装路面11.1Km)

概要
 いわゆるツーリングマップルで富木沢林道と誤認されていたルートのフィナーレを飾る林道。実際には標柱の一部が判読不能であり○○道向山線とあるが、ここでは林道向山線とさせて頂きます。


上のT字路から田園の農道を下ってくる。
けっこう荒れ気味。


そのまま林の中へ。


T字路全景(爆)手前が向山林道に向かう農道。奥の看板の処がV3林道の出口。
左に行くと国道に出る。


そのまま林の中で未舗装は終了し、古く質の悪い舗装路となる。




 今回は誤認ルートの一部として通過している為に林道全体を走行する事が出来ませんでした。レポートに関してもその区間のみのモノとお考え下さい。


工事看板には「田島町大字針生字向山地内」とある。
 林道小桧山支線3号線から向山線に出るとさほど変わらない荒れ方で名称不明沼の西を抜けます。ちょっと林を抜けると直ぐにT字路に辿り着き、林道標柱を確認する。ここから先ほどの林道小桧山支線2号線と合流するY字路までは  Kmの未舗装農道で路面状況も普通の砂利道である。

調査日(04/10/27)の状況:
 夕暮れ迫る中、予定と違う状況にあたふたしながらの調査でした。誤認林道は実際4つの林道を跨ぐ格好で形成されています。名称不明の沼も地図上では沼そのものの記載がありません。(地図にある鴨沼ではありません)地図上では簣川の西側に 簣川林道があり、平行して向山林道があります。この2本は合流すると思われますが、現時点では未確認です。現地ではさらに不可解な林道が…??。簣川沿いの林道は七が岳林道側へのアクセスルートと思われます。この続きは来年の再調査ということで。

調査日(07/7)の状況:
 来年どころか、やっと3年後に走れました!(爆
 限られた時間の中でどうにか確認。
 しかし、まだ最後の1本が残っています。(核爆
 それにしても、本線中間にあたる富木沢分岐点までの南西側、コンクリート吹き付けの崩落はかなり不安を覚えます。大雨や地震などの後には入山しないほうがいいですね。

上の写真、V3の舗装とぎれ辺りから撮影。

上のT字から急激に下ると、道は黒森沢を越える。


国道に無事合流、写真よりも暗く感じた。



夕闇迫る中、この後また七ヶ岳に登る羽目になるのだが・・・。