二軒在家なる部落に建つ立派な標識。
県道351号は直角に右折し只見方面へ道を繋げる。林道は勿論左折である。
|
森の昆虫類の格好の餌食になっている林道標柱。来春まで持つのだろうか?
●沢沿いに繋がる模範的広域林道。
小塩〜塩ノ岐線は国道282号線と平行して流れる伊南川、旧道とも言える県道351号線から出入りするにも拘わらず、なかなかのロングダートを持つ林道である。
名前の如く小塩と塩ノ岐という集落を沢沿いに繋ぐこの道は、多々石林道が消滅せんとする今こそ、会津のソルトロードといっておこう。
TouringMapple2005.3版に掲載
表札に某雑誌のステッカーなどが貼ってあり、実に不愉快だ。貼ったヤツは直ちに撤去して欲しいが果たして剥がせるのか?しかも左右である。
|
|
光が差すと美しい紅葉にお目にかかれる。杉林とのコントラストがきれいだ。
|
●基幹林道 小塩塩ノ岐線
区間総延長:約15.1Km
(未舗装14.4Km、舗装区間0.7Km)
概要
出入口が同じ県道に接するこの林道は塩ノ岐の集落から入るが、その入口は塩ノ岐川沿いの二軒在家という不思議な名前の部落から突入する。
ネーミングから察するにその周辺には二つの名字しかないのでは?とあらぬ事を勘ぐってしまう。非常に立派な標識があるので、伊南村から只見町に向かって走る限り見落とす事はない。
集落を過ぎ、穴沢橋というこれまた妙なネーミングの橋から林道、未舗装区間となる。
林道入口にはシロアリに我が身を持ち崩す寸前の林道標柱があり、人事ながら冬の豪雪を乗り切れるか心配だ。
橋の表札に某雑誌のステッカーなどが貼ってあり、同じライダーながらその行為と感覚を大いに疑う処だ。貼った方には直ちに撤去して頂きたいものである。
路盤補修した箇所にひかれた砂利。ちょっとぉ!
こりゃ玉石だよ。グローブ大の石がゴロゴロ。
さて、林道内は多少石が多い物の路面状況は良好で、沢沿いの路肩崩壊にさえ気を付ければ、秋の頃には美しい林道である。一部に補修用としてはエラくデカい玉石が奉られているが、特に問題はない。渓流沿いの林道というモノは飽きさせない景観が良い。 頂上付近はそれなりに標高があり、時に白樺も見受けられる小さな高原っぽい処を抜ける。その後下り始めると小塩側の沢沿いに集落を目指し、久川城公園に辿り着く。
途中に二つY字路があり、峠の手前でもある塩ノ岐側の一つは表示なし、小塩側の方は「普通共用林道 小塩線」という標識だった。
小塩側のT字路は手持ちの地図で抜けているかどうか確認出来ない為、今回は割愛となる。
|
水が流れ込む沢沿いには、このようなコンクリート補強が組まれる。
峠の手前にY字路。
MRは下から登って来ている。
バイクが通るなんてお構いなしに撒かれた玉石。
道が復旧していて良かった。
|
塩ノ岐沿いの渓流はなかなかにダイナミック。
既に紅葉は終わり、晩秋の寂しさが漂う。
|