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ご使用上の注意!
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレーム一切お断り致します。
走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。
また、掲載される内容は
必ずしも最近の状況及び写真ではありません。
走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。

林道日記(OFF-ROAD・DIARY)
No-6 高松山林道(仮)
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)077-5




白沢スカイライン最終局面。
いよいよ白沢村村界最南端に向けて?


"高松山ふれあい広場"と言うのか在る、らしい。
ゴミ不法投棄禁止の看板が目立つ。


どうも山には神社、公園、お墓が在る様だ。
高松山観光協会は白沢村に在る様だ。

●裏山の尾根筋を縫う林道「白沢スカイライン」

 MRが愛を込めて奉った、まさに愛妾
もとい愛称「白沢スカイライン」
 いよいよ命名したその"スカイライン振り"を見て頂こう。
と、その前に一つ。

このスカイラインには今回取り上げられなかった”幻の廃道区間”が存在する。先の「戸ノ内林道」から県道118号線に合流、西に向かって峠を越えるとすぐ在る沼の東岸にあるルートだ。
 この北口も、もはや車輛どころか人が入るのも躊躇う夏場はマント群生の廃道である。
 だが道自体はそんなだが、どうも沼そばの本宮消防署本署の敷地内にショートカットしている様だ。
 この区間には鉄塔が少なくとも2基存在しているので、恐らく鉄塔管理道というカタチで一部が現存していると思われる。



お向かい(林道北側)の風景は"普通"。
高松山の北側には、かつての雑木林は跡形も無く、替わりに工業団地への広い舗装路が
山を登って行く。


路盤状態は良好。
冬枯れの雑木林を行く林道。

 一方反対側の南口は、これまた白沢村の東笹田工業団地の一部に組み込まれてしまい、降り口とおぼしき山神の祠自体が、さる工場の敷地内となってしまった。
 興味本位の部外者が、24時間監視カメラ付きのゲートから工場に入れば単なる不法侵入不審者、かなり問題なので、この廃道区間は今回割愛させて頂いた。
という訳で、最終節、高松山へ。

Touringマップル2012版に部分掲載。
広域マップルに車道掲載。



「ヘアピンで標高を稼ぐ」地図を見る限り標高は300m位なんだが。


雑木林の中を行く。
見上げれば、廻りに山の無い青空が見える。


しかし、俯くと眼下には山の様なゴミが・・・
このモラルの無さは某●◯人以下だな。
(◯の部分にはあなたの嫌いな国名を入れてお読み下さい、無論責任は取りませんが)


●高松山林道(仮)
区間総延長:約2.6Km
 未舗装路:2.39km
 (0.21Kmが部分舗装済み)
概要
 林道の入口に特に林道標柱などは無く、ただひたすらに「高松山ふれあい公園」「ゴミ捨て禁止」の表記看板ばかりが目立つ。地図を見ると山頂付近に神社が二つと南側にお寺と墓地がありそうだ。
 そんな山にそんなに不法投棄が多いのか?
 また、位置的に山頂からの眺望が効けば、眼下には
"かつての安積沼"の痕(爆)が一望出来ようか?
 その後、山を抜けて恐らくは県道73号に出ると思われるが、白沢スカイライン最終局面はどうなるのだろうか?


 では、逝ってみよう。
 入口の表示に残念だが嘘偽りは無く、ヘアピンを登り上げると、次のS字の退避スペースは随分前から少しずつ追加された様な現在進行形の不法投棄が現れた。隣りのゴミ捨て禁止の看板が妙に新しく、哀しい。

 途中、峠を挟んで反対側の白沢村東笹田工業団地が見えたので、写真撮影する。鉄塔があるので、管理道も入口もあると認識する。
でもなぁ、無断で消防署から入るのは余りに無謀だ。




「鉄塔確認?(ビンクの点の辺り)ウム、道は在る(ハズだ)!。


舗装路だ、ドコに出たのだろう?。

出口も問題だし、う〜む?
 悩みは尽きないが、取り敢えず高松山を前進登坂する。林道は間もなく頂点から下りに入り、小さな尾根を東から回り込む様に進むと唐突に舗装路の十字路に辿り着いた。
 南北に細長いこの山脈の南端で南北に縦走する林道を分断する舗装路・・と、地図で確認すると、手持ちの広域道路地図では南北の舗装路が描かれるが、今通って来た林道北側は点線表記だ。Webのロードマップに至っては道自体が無い所が素晴らしい。
 林道的に道也直進と思われたので、舗装路と交差し直進すると、道は再び登り始めた。


舗装の十字路に出る。
林道は写真奥(北)側から写真手前(南)へ、左右に舗装路が横断してゆく。



交差点から100m前後の短い舗装部分がある。


工事中の看板?林道舗装か?



と、思ったらライフライン工事だった。


月山神社。
小高い丘の頂上に祠と三角点。標高337m。
写真後ろ、右のユンボの辺りが、林道の
最標高地点。

 交差点こそ舗装で僅かに南側だけ舗装もあるが、すぐにダートになる。
 間もなく、工事中の看板が現れた。道路舗装工事かと思いきや、看板には予想外(いや、想定内だろ?話的に)の能書き。

因みに工事は現在敷地造成と配管、建物の基礎工事という段階だった。

 どうやら白沢村はもともとここに水道施設を作る予定だったらしいが親元の本宮市が事業を引き継いでいたようだ。
 まあ放射能事故以来、生活用水の確保は重要な施策である。この辺はまだ井戸水の所も多いので早急な対応だろう。地下水経由で中通りに放射能が入るのは10年後とも言われているが、2度の冬を越えて、放射能が河川から地下に潜る量も増えるだろうし。
 という事で、写真に写るユンボのところがこの林道の最高標高地点と目される。



月山神社は単独で三角点に立つ。
地図には羽山、羽黒の文字は無い。



「郡山市北部を眺望する」

 
 殆ど工事現場の道路向かいが、三角点337mのある月山神社、その南東側の小さな尾根先が高松神社である。月山神社の駐車場にジムニーを置いて三角点337mまで登り西を見ると正面に磐梯熱海が、左手手前に郡山農業試験場とアサヒビール園が見える。



高松神社側は既に公園整備が行われて久しい様だ。
遊歩道が「歳時記の道」というのは解った、今MRが来た道の正式名称を教えてくれ。


矢印方向!。気が付くのが遅いにしても、ボケすぎるぞMR>俺。


 そのまま視線を左に移すと、林道を挟んで南西側の尾根先に山の名の由来とも言うべき高松神社と整備された公園、今見た浄水場工事の現場事務所が散見出来た。林道並びの月山神社駐車場の前は用途不明の空き地が在る。UFO飛来予定地だろうか?
車を高松神社の入口に移動させ、改めて組み合わせ写真用の撮影をしていたところで、やっとそれに気が付いた。
「なんだ?アレは・・・」


「郡山Big-Eye!!!」


 
矢張り!!! 位置的に山頂の公園から眼下には
"華の慶治が訪れ、芭蕉が焦がれた安積沼の痕"(爆)が一望出来たのかも知れない・・・?
芭蕉が登った(らしい)安積山(日和田駅裏の公園の高台)ではスケールちっちゃ過ぎだろう?
いやまあ正直、郡山駅前まで見渡せるとは思わなんだが。
 しばし間道に感動した所で、写真を撮って下山を始める。
 公園から下の道も、既に公園までは舗装化を前提とした作りで、ダートとはいえ味気ない作りである。



坂を下り切ると民家が現れ、ダートが終了。
道幅は狭い。普通車の擦れ違いは場所を考える必要が在る。




「市道に出る」ここまで狭いんだなこれがw
標識が在るので道順は大丈夫?


お寺の案内だった。(笑w。
お寺を目指して来ると、オマケの様に高松山にも来れる(予定)


 そして地図通りにお寺の脇で舗装路となり町道に合流。標識に沿って平成大橋で阿武隈川を渡る事無く南に進路を取って路地を進むと、大規模な道路工事現場に遭遇した。
 県道73号線二本松金屋線の支流に架かる落合橋を新造していたのだ。
(今年度H23年度は橋脚及び関連路盤整備事業、架橋は次年度を予定)

 橋の袂から始まった林道探査は、途中一部に廃道的不具合があったものの、こうして無事エンドロールを向かえたのだった。

調査日(12/11/3)の状況:
 平成3年前後に、本宮〜白沢村の間に水道管本管埋設と共に作られたと思われる白沢スカイライン。倒電の高圧電線鉄塔群の管理道路や安達疎水の連絡路も兼用する、まさにライフラインでした。
 ここまでの合計4本の林道は終始安定していて、普通車もこなせる林道である。
 高松山は07'に白沢村が本宮市と合併した事を機に本宮市のHPに掲載された史跡となりました。
「大同2年(807年)に徳一大師が如来像を刻み安置したと言われる高松山があり、山頂には月山、羽山、羽黒の3大権現が祀られています。」
本宮市HP:http://www.city.motomiya.lg.jp/soshiki/15/236.html
(詳細は本宮市HP参照)
 そのせいか?休日は例の舗装路との尾根沿い十字路から林道を経て、観音寺脇で本宮市道に合流するまでの区間内では僅かながら交通量が在り、のんびり風景を眺めながらゆっくり流す一般ジモティ車には注意が必要である。
 レポートにもあるが観音寺近くは道幅がシビアな為に、対向車には更に要注意だ。
 また、平日も本宮市の水道ライフライン増設工事の影響が在ると思われるので、林道区間でも平日は工事車輛に注意すべきだろう。

 
 


左手奥の停まれで合流するのが県道73号線?。


交差点は県道73号二本松金屋線、県道は写真左奥から左手前に曲がって行く。
正面に「高松山観音寺」の標識が在る。


県道73号二本松金屋線は曲がった先で県道118に合流を受ける。
ちなみに、県道73号のここから本宮町内への阿武隈川脇部分はよく増水で水没冠水する。





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