廃道日記(Riding・Report)
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朝日に照らされる紅葉と警戒標識 |
廃道日記 49 旧国道289号線「紅葉のしどき越え」
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それは 「廃道の宝箱」 予告なく始まる開演のベル、 間違う事なき国道仕様の標識。 余す事無く紅葉が彩られ、 濃縮された道の生い立ち、 その片鱗が鏤められる。 探索者の知識と経験が、 閃きと共に推論を導きだす。 ああ、 今日も愉しき旧国道へ。 |
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ご使用上の注意! このデータは、 あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。 走行距離は主にバイクで測定し、 旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。 また、掲載される内容は大変危険です。 当サイト掲載内容によるいかなる被害も、 当方は保証致しません。 |
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「これがQR289だというのか」 |
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「何だあれは!?!」 |
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「なんだこれは?!」↑棚倉、←ダム専用道路。 一般車両通行禁止?ペンキの赤が飛んで下の白文字が出て来た? |
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一般車通行止め、確かに危ない。 |
「人、これを廃道の宝箱という」 |
「左側、管理道路が見えません!!」 いやいや、薮とかそういう問題じゃ無いんだよな、コレ。 道が無え。良く見ると管理道路の残骸が見える。 |
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明るい日の出に背を向け西に向かう。 明るいマイナー何て無いのだ。 道が少し広くなる。 なのにその分薮が広がる。 |
ヘアピン部分がそっくり 崩落しているぞ。 |
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朝日に照らされる紅葉と警戒標識。 「夜明けの四時ダム」いい朝、いい紅葉だ。 「巨大なコンクリート壁」ダム施設がある。 「交互通行待避所?」にしては無用に広くね?。 「ぐはっ」むちゃくちゃ綺麗じゃないですか!奥さん。 |
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この辺は5m程で道幅が広い。 ちょっと雑草とか倒木とかあるけど。 |
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「ひでぶっ!」紅葉最盛期ですよ、奥さん。 |
警戒標識二連掛け。道幅が揺らぐQ国道。 |
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もはや屋外紅葉展示場。法面の旧い感じもいい。 |
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また警告標識だ。歩道化してるのに 標識が回収されないのは素晴らしい。 |
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「たわばっ」朽ちかけた警戒標識と紅葉、た、タマラン。 |
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「福島県」素晴らしい。 |
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「警戒標識だらけだな、この道」 もう法面のコンクリートが限界っぽいよ、マジで。 |
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「ん?なんだこりゃ」 まるで露天売り(笑。 「202」キロポスト。 起点の新潟から202Kmなのだろう。 |
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「間違い無くかつての国道」 絶え間なく改良や換線を受けているので、キロポスト設置時の距離だろうな。 |
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暗い杉林をウネウネと抜けて行く。 「待避所アリ」表示は林道レベル。 おおう!車ならアウチだな。 |
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唐突に広い!しどき越え終了か?!。 写真左のフェンスは共同井戸と水源ポンプ室。 おう!ここも車ならアウチだな。KLX125は何ごとなく通過。 |
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写真には写さなかったが、斜面はお墓が 数十基建っている。お墓前広場 |
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「まるで電飾サインのようだ」 刻々と変わる光と影の共演。 しかしその向かい側には・・・。 「完全道路封鎖」 バイパスに出る道は川と共に流出、跡形も無い。 |
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そろそろ間伐が必要かな? タテに長い道路風景。 「お墓?」国道上にお墓が在る。 「故海軍機関二等兵日野冨蔵碑」 忠魂碑扱いだと帝国在郷軍人会から援助金が 出たのだろうか? 「201キロポスト」 これで起点新潟は間違いなさそうだ。 |
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「キロポストそこかよ」 国道敷地に食い込んでお墓が在る。 公図はどうなってるんだろう? |
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お墓併設の狭い国道を抜けると三叉路に出た。 豪華神社付きだよ。道路に水没の跡が生々しい。 |
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はたして旧道の向かう先は? |
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No-048「万世大路 春の米沢抗口2021」 |