廃道日記(Riding・Report)
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これが現在の右QR289と左迂回路 |
廃道日記 49-2 旧国道289号線「紅葉のしどき越え」
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それは 「廃道の宝箱」 予告なく始まる開演のベル、 間違う事なき国道仕様の標識。 余す事無く紅葉が彩られ、 濃縮された道の生い立ち、 その片鱗が鏤められる。 探索者の知識と経験が、 閃きと共に推論を導きだす。 ああ、 今日も愉しき旧国道へ。 |
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ご使用上の注意! このデータは、 あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。 走行距離は主にバイクで測定し、 旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。 また、掲載される内容は大変危険です。 当サイト掲載内容によるいかなる被害も、 当方は保証致しません。 |
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「はうあっ!!!!」 「国内最小の高速案内、現る!?!?」 1.2M位の正方形の面板、吊り下げ式で?まさに県道レベル。 |
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「この立地環境に!?!」 お供は通行止め看板と迂回路案内板 と来たもんだ。 高さは6Mぐらい(看板下で4.5Mを確保) |
間違いない!(どっかの探検隊番組みたいだな>オイ) |
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「これは?!」地図は四時トンネル開通後の看板だろう。 下の「通行止め」は先程の所か。 というかこの路線「市道辺栗四時ダム線」と言うのか? 「現在地の三叉路!!」 KLX125側がQR289本線、下の道が地図に言う「迂回路」。 県道→国道→市道と僅か5年で変遷する数奇な運命。 |
墓も神社も揃う国道?。 次の部落に向かう。紅葉も終盤だな?。 |
「皇紀二千六百年記念」碑。 神武天皇即位記念で昭和15年に、 政府主催で天皇神格化、神道の普及を目的に催され、全国11万の神社で大祭が行われた。 その記念碑、これも一種の戦争遺構か? |
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朝日に照らされる「三島国道」並みの荒々しい線形と紅葉。 |
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これは防火用水。民家が無いので 山火事用か?でも地図には民家アリだな?。 |
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「最後まで魅せます!」紅葉、真っ赤に燃えてますよ。 |
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警戒標識もない峠道。 道幅が揺らぐQ国道、その足下には?→。 |
「この道は県の物」 でも200番台ラストだぞ? |
今度は高速左墓場コーナー(笑。 |
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高松の部落内は幅6m道路だ。 すっかり中央線も側道線も消えて旧国道らしい感じもいい。 「おお、昔の国道サイズだ」 実用のスペース狭い?昭和40年代に多い歩道のない6m幅のコンクリート橋。 |
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中山橋。これは20年ぐらい放置されてるな? |
昭和49年3月竣工。 |
正式には「学校 幼稚園 保育所あり」 警戒標識と紅葉コラボも初冬の香りか。 |
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「落石注意」でも逃げ場なし。 「ん?キタかな」 |
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「現国道に合流」青看板は田人大橋(写真奥)の看板 成る程、小学校が在った為にその手前に迂回路を設置したのか?。 |
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No-050「厳冬の万世大路 前編 二ツ小屋2022」 |