廃道日記(Riding・Report)
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もはや洞窟として生きる……。 |
廃道日記 43 一人でも!「秋の廃"洞"祭り」3
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県令のお眼鏡に 適わなかった街道が在る。 それが、 旧越後街道、束松峠 それは 鬼県令と恐れられた男の 「罠」 県議会は傀儡と成り下がり、 民衆は道化となった明治最初の自由民権。 天秤に用いられたのは、 「会津三方道路」と言われた、 道路整備事業。 |
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ご使用上の注意! このデータは、 あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。 走行距離は主にバイクで測定し、 旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。 また、掲載される内容は大変危険です。 当サイト掲載内容によるいかなる被害も、 当方は保証致しません。 |
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軽沢部落最奥… 僅か7戸程の部落の奥にやたら広い三叉路がある。これ県道341号線。 どう見ても舗装林道ですね、部落に向かう道は。 |
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確かに2.5Kmくらいですね。 |
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"X"字の実は交差点だったりする。 交差しているのは越後街道。 階段を織りまぜての、ホントの山道。 前に来た時はこんな立派な標柱はない、初見だな。 |
やっぱどう見てもここ最近の建埴だな?。 と言う事は洞門もこの辺なのかな?。 |
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「予定通りの舗装終わり」(獏w。 なんなんだこの喪失感?ホントに県道カヨ……?。 |
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「すすきの」もちろん札幌ではない。 |
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設置されていた。 |
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ちょっと振り向いて見ただけの旧街道。 登る程に寒く成る県道341号線。 「いい感じになってきたな!!」。 軽虎のダブルトラックが続く旧街道。 車両通行止めをしめすガ−ドや但書き、警告看板等は無い。 大きく急なヘアピンカーブ。 軽虎の細小回転半径?がそのままコーナーになったような道。 手前の朽ちた標柱は…? |
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戊辰戦争土塁跡。 まるで最終コーナーのエスケープエリアの様だな。 |
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「あっという間に峠?」 |
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到達、束松峠。会津盆地を西から眺望。 あれに見える会津磐梯山は宝の山だな? |
「遠く鶴ヶ城も」 江戸時代だとさらに苛烈な天候で驚くような 風景が見れただろうに。 |
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少々霞がかっているが、もしかしたら鶴ヶ城も見えるのかも知れない。幾多の偉人の歌を詠んだ看板が軒を連ねるが、辺りに人の気配は全く感じられない。 |
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江戸期には2軒の茶屋があったという。 明治に入って会津三方道路が開通するとたちまち廃れたという。 慶虎が通れるサイズの越後街道。 |
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「階段が埋まっている」 ちょっと愕いたが壊さないように路肩からスルー。 ココから洞門だと?。 |
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「洞門道 ここから五百米」 その後ろに標識が立つ。 |
束松洞門/起工明治13年、竣工明治27年。 オイオイ「馬車も人力車も通った」だと?。 |
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この道を人力車が?。 やっと幅1mというこの道を? |
に山側の排水路から谷側に水を吐く細 |
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片桟橋だよ。橋の上とか幅1m切ってるな?重量制限あんだろか?。 |
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は?馬車がここを?。マジかよ? |
見えた!!束松洞門……あれ? |
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「うわぁ…道が飲み込まれている…」 最後は階段か?アレ。 |
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「どこが馬車道なんだよ」 |
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「洞門?洞窟だろう?」 がっつりと抗口崩落してやがる!元の道床から2mは土砂が堆積してる。 「……保支工?もう限界だろうな?」 ……歩く事は出来るだろうが、バイクは無理だな(逝く気だったのか>俺)。 |
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「さて、戻るか」 ところでコレ一体なんだろう?土留め?駒止? |
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「元の街道に戻る」雰囲気いいよなぁ、江戸時代の道は。 「いい感じの倒木アリ」ダブルトラックが続く。 |
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道定石通りの南向き。 いかにも雪国の峠だよな。 またX字の十字路かな? |
ここも新旧の越後街道がクロスする交差点。 ヘロヘロの柱で封鎖?されてる方が旧越後街道。 バイクがある方は束松洞門に併せて新規に造られた新道だ。 |
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「旧街道/新街道」 小さくてもちゃんと標識。 |
反対側にも冊在り。 勿論ヘロヘロですが何か? |
「車両侵入禁止」きっと階段あるんだろうなぁ。 |
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ここで街道(車道?)区間は終了。
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一里塚?いや束? だじゃれて誤魔化すな?。 手前の砂利では無い(爆w 案内看板が4基!!! まるで舗装化の途中で放置したみたいな道の区割り。 非常にアバウトな解説図、いいのかこれで?。 |
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ぶっとい木が伐られた跡が残る。 |
「これが束松」峠周辺に自生した特殊な松だったらしい。 |
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かつての「間の宿(あいのしゅく)天屋」 の三叉路に出る。 |
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「旧越後街道間の宿 天屋/本名」解説板。 |
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関連ページ
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