廃道日記(Riding・Report)
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時を遡ること2014年、春・・。
助常林道、冬佳林道合流三叉路。 その道、除染未定にて。 |
廃道日記34「所属未確認ノ軌道、"バラ坂線"」 |
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ここまでのあらすじ。 この日、午前中に 旧原町森林鉄道の比曽川線と 新田川線を走破した4台は、 助常林道延伸部の境川へと北上し、 冬住林道との三叉路に辿り着いた。 その先には、 想像だにしなかった あの道が、 ひっそりと埋もれていた。 本当に、ひっそりと。 |
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助常林道、最終土場付近。ウチの圭子ちゃんの奥に!。 |
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助常林道終点標柱、 初確認。年数不明。 段差を降りると沢。 沢向かいに道が二つある。 |
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そして渡河。 |
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もう一本の杉林に突入するルートは間伐作業道の風体だ。 |
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踏み跡と共に道は続く。 |
「ああ、やっぱり・・・?」 |
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そして再び倒木越え。数本の倒木が折り重なる様に倒壊している。定石通りに足で下見。 |
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可能な限り、倒木はそのままで越える。それが出来なければ迂回する。 |
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写真に誰もいないが、ここで昼食。時折小雨がぱらつくが、森の中は雨にも当たらず快適。 |
「ふたつの沢が合流する?」 「同時に道も合流?」正面に道?そして沢。 「三叉路だよね?」今見ると、ここってボタ山っポい。 「続いている」道が細い、鉄路道並だ。 横に流れていた小さな沢を越えてゆく。 |
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窪地のS字を下ってゆく午後の行程は、三叉路と渡河で始まる。 |
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と言っても沢を乗り越える程度の小さな物。完全に遊歩道レベル。でも何か変。 |
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「まだ、続いている」写真左に一直線に下る道。 写真右奥は小さな峠で電力の鉄塔管理道の様だ。 「鉄塔道の分岐点がある」Uターンする管理道。 見覚えある風景 2段に誂えた道がある、渡河か?。 「何だこの石垣は・・・?」 「これは・・・?」 「橋台・・・?」 |
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「林鉄の橋台か・・・?」 「デカ・・・?」 |
渡河 1
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渡河 2
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渡河 3
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その先には、延々と道が続く。 その規模から森林鉄道なのは間違いなさそうだが・・?。 |
法面が大分落ちてしまっているが、踏み跡もある。 |
軽自動車ギリギリ通れない幅1.1mの幅員。スタンドが立てられないよ。 |
相変わらず惚れ惚れする様な所に軌道を造るな。一部粉砕されてるけど。 |
人造のはずが天然の要害と化している軌道跡。 |
さらに軌道は続いてゆく!。 |
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「上部石垣ハケーン!!」さらに・・・ |
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「橋台その2か・・・?」 |
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「こんな感じかな・・・?」左は普通に沢の石。 おぉじぃ氏は落橋に打ちひしがれたンじゃなくて、倒木を切断中。 |
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「うおおお、路盤消失か・・?」 |
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「林鉄の石垣 2 か・・・?」 |
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「良く残っていたな」 |
「路盤消失?」 |
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「あれが林鉄の路盤か・・・?」 |
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「原町林鉄の十八番である、 巨大木橋落橋か?」 |
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「林鉄に愛された漢しか立てない?」 神の玉座だ。 |
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バラ坂林道2 起点2014へ。
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