ご使用上の注意! このデータは、 あくまでおいらの走ったルートの 覚え書きです。 走行距離は主にバイクで測定し、 旺文社発行のツーリングマップルにて 無断で補正しています。 また、 掲載される内容は大変危険です。 当サイト掲載内容による いかなる被害も当方は 保証致しません。 |
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令和元年台風19号被災林道報告。 2-1 Vol 2 /福島県/浜通り/南相馬地区/原町市、浪江町 |
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巡回 Photo ! 馬場林道線(横川入/起点側)林鉄時代に事業所があったとされる。 鉄山支線との分岐位置でも在る。 |
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写真右奥の倉庫はかつての気動車車庫とされる。 車庫二つの内片方は震災前に倒壊。 台風の後だし冬明けだし、まあ荒れてるわな普通。 落石をブルで均した跡。 |
キタコレ!「十間橋」 親柱手前より写真。手前から土石流に洗われ、林鉄の橋台が綺麗に露出。 (手前の流木が物凄いけど。) |
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看板とか総て倒壊。ですよねーー…… |
よく耐えたな、欄干と親柱 欄干の上まで水が来たのか?恐ろしいな。 |
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「濁流は欄干に爪痕を残す」 林鉄時代の橋台、反対側も綺麗に洗われる。雑草が無いってステキ。 何にせよ流出しないで良かった。 林道から橋の上に雨水の流れ込んだ跡がーー…… |
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雨水の流れ込んだ跡がーー…… |
流れ込んだ跡がーー……延々続く。 |
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続く。 |
「注意」雨水の流れ込んだ跡はここから。 6Kgの廃レールに付けられた看板裏。 |
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「状況終了」でもアスファルトの下まで水来てるな。 「北丿沢作業道」砂防ダム建設の為の作業道。 法面が剥落し道路に堆積、台風19号で流出した。 |
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馬場林道タコウ支線。 コンクリート製のタコウ橋を渡って対岸へ。 森林管理所のHPに林鉄のアーカイブが在るが、 戦後の車道林道なのでタコウ線は記載が無い。 |
通行止。 こちらは至って平静だ。 僅かに倒木がある程度。 洗掘も多少ある程度。 どうやら先に行けそうか?。 |
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「終了の詔」流された裏山が堆積している……! 写真右奥が新しい砂防ダム。バイクとタコウ橋が見える。 コレ全部あのダムから溢れ出してこの距離の河原を総て埋め尽くしたのかよ。 |
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路上に散乱した土石流。 |
「本当にオワタ?」その先も流されてるぞ……! |
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「もう沢にしか見えん」 これが馬場林道木戸側の終点かよ?もはや掘りだな。 |
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「なんじゃこりゃ」 原浪トンネル国道114号側は警備員封鎖なのに、 こっちはこの看板1枚かよ。 |
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昭和52年竣功。「滝トンネル」 全長156.7m、全幅8.26m。 県営横川ダムに併設された県道49号線にある 二つのトンネルの一つ。 全く沢のないコンクリート法面。 その遥か上から鉄砲水だよ。 さすがにコレは危ないな。 |
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まだ水が退かない県道。法面に沢から流れ出た堆積物がブルで寄せられている。 県道下の排水溝が殆ど埋まっている様だ。 「切り通しの上部配管はオーバーフロー」 猛烈な勢いで流出の跡がある。 横川入の新横川橋たもと。写真右手に旧横川橋、馬場林道林道起点がある。 |
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鉄山ダムたもと…… これは? |
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「工事中」かよ!どうやら県道49号は最狭部の補修ついでに 幅員拡大を目論んでいる様だ(爆w |
番外編/横川ダム南岸道路
*普段は遊歩道 |
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「落石」片付けの跡があるが、崩れ自体は 台風では無い様だ。 |
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通行止め看板通りの展開……相当広域に流出している一ケ所目。 |
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二ケ所目。倒木で土砂流出を止められている状況。 |
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「キタコレ」どうやら終点(仮)三ケ所目。(爆w |
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ざっと10tダンプ10杯分…? 路肩も水路も破損流出。 |
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「撤収!」舗装の上も下も水が走り路盤流出寸前だ。 |
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「馬場林道飯館村木戸終点付近、状況/沢」カメラを左に向けると… 「県道62号最狭区間」ここだけ見ると県道に見えんな?。 |
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「現在も状況進行中(爆」 左の1枚は既に倒れていた。(念為 |
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「奥のヘアピン登り口にある単管ゲート」 「南相馬市」ここが町界だ。ここまでは問題無く来れる。 「被災は総て原町側が確定」ですよねー……。 |
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倒木を潜って県道最標高の鞍部へ! そして下りへ「うおっ!キてるよ」。 |
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「路盤流出」この手前の直角コーナーから流水。 道の半分が流出 深さ1mくらい。 あれから半年経過してるが、まだ県で測量もしていない。 |
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もう少し先もありそうだが 時間切れ撤退!。 |
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震災以降、封鎖されてしまった両林道 は当HPに過去幾度も登場するこの地区を代表する林道で、特に助常林道の全面封鎖は原子力人災により助常を含む接続の県道62号線が帰還困難区域に指定されてしまった事に大きく起因する。 |
「八木沢峠通行止め旧道区間」 道路設備はそのままだ。 |
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「冬住林道、起点」2月中旬いつもの冬枯れだね、今年は雪が殆どない! |
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「ひたすら下り」 小さいけど路肩の欠損がある。 キタコレ……先は切り通し。 谷全体がV字溝かよ? |
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「ブラックホール寸前」ジムニーなら跨げば大丈夫。 |
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見渡す限りの洗掘……。 つーか、路肩のコンクリ要壁だけ残存。 |
「そのコンクリ要壁を一本橋」(爆 3m下の沢は中々恐かった、途中で折れてるし。 |
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「けっこう流されているナ」 この先クランクの暗渠が在るんだが心配だ。 |
「否、コレじゃねえ!」コレも酷いけど。 「洗掘に架かる橋」 しかもクランク状に?どーすんだよコレ!(爆! 「何とか突破」これ、地面に埋め込まれた導水板(ゴム板)を 嵌め込んでた板ですね。 |
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「さあ、いよいよです」 一度距離を離した沢と道が再び……暗渠は無事か? |
「うはぁ生きてる!」思ったより無事だあああ。 クランク先の土砂崩れは流水で広くなだらかに。 |
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「アウチ!」 「マジかよ、想定外の場所だな?」 谷から溢れ出た濁流が暗渠もろとも道を完全に押し流した。 |
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次回予告。 次も原町です。 ええ、原町ですとも! ここは林道、廃道の ワンダーランドに なりつつあるな。 |
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