ご使用上の注意! このデータは、 あくまでおいらの走ったルートの 覚え書きです。 走行距離は主にバイクで測定し、 旺文社発行のツーリングマップルにて 無断で補正しています。 また、 掲載される内容は大変危険です。 当サイト掲載内容による いかなる被害も当方は 保証致しません。 |
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令和元年台風19号被災林道報告。 2-3 Vol 2 /福島県/浜通り/南相馬地区/原町市、浪江町 |
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巡回 Photo ! 新田川巡視路(旧原町森林鉄道新田川線)本線? 野手上ダムのある終点から助常林道に谷を降りて行く。 |
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当ページナンバーF-032 |
終点側は特になにも無く普通だ。 僅かに部分欠損がある程度。 |
キタ!!「土石流」跡。派手だなあ。 |
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踏み切りだな、まるで(笑 谷は深い。 |
凄ぇ!コンクリに埋め込まれた 欄干が引き千切られてる。 何気なくかなり危険な頭上。 |
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東北電力比曽川発電所取水口。 あんな低い所にある発電所は洪水の被害がなかったのだろうか?と人事ながら心配。 |
発電所への階段入口。 よく渓流釣りの方々が利用している。 |
おおっとぉ!。(危機一髪だな、おい) 「発電室側は無事みたい」 山から流れ出て、道を流れた雨水は増水し、幸いにも建屋は大丈夫みたいだ。 何にせよ道路が流出しないで良かった。 巡視路の上はかっての飯場だ、よく崩れなかったなーー…… |
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流れ込む沢、破壊された沢…… |
ここもかつての発電設備の跡ーー……遊歩道の橋が。 |
完全に通行止。 たしか震災の前年に改修されていたのだがどうやら濁流に呑まれた様だ。 |
ちょっとまて。 ここからクルマが入った跡が無い。 (スクーターは居るな?) ていうか、もう入れない幅1m。 |
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「なんだこりゃ」 ここ、5〜6年前から何度も崩落してるところ。 「廃道ハンバーガー」落石と補修路盤が、 まるでビッグバーガーの様に二重に積み重なる。 「折れた電柱は放置」外して交換した所も在る。 電線は別の電柱に付け替えてあるね。 「あ」倒木が……………………!!! 「ここも終了の詔か!!!」帰るか……!? |
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うわぁ、崖崩れの巣窟。 倒木一本毎がデカ過ぎ。 股裂きの倒木が恐すぎる。 |
よっしゃ!。でもここもう通りたく無いなぁ。 |
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どうやら先に行けそうか?。 |
「キタ!!落合橋(奥)」よし流されてない、生存確認……! ちなみに手前の橋には橋名が見当たらない。 |
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振り返れば三叉路。 写真左が今来た比曽川巡視路、右が新田川巡視路。 |
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「凄ぇ水圧」厚さ12cmのコンクリート板が打ち上げられてる……! 「本当にオワタ?」その先も流されてるぞ……! 「岩盤剥ぎ出し」コンクリート床が完全流出! 「最後にコレかよ(涙」30Bからのステアケース…! 「有り得ない」巡視路は完全に水没!残るは倒木。 |
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(C)被災により完全に道路が途絶、通行不可能。 |
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「ダメだこりゃ」よく流されなかったなあ。 「中身が流出」こんな壊れ方、見た事無い。 |
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川上側のガードレールが足下に。 川下側は流出、未発見。 冬住林道に向かう助常林道本線。 対岸の道も砂があるとこまで水被ってるね。 |
「完全水没」 欄干親柱から水面までおおよそ8m?、 水位は10m行ったかも? 「まさにオワタ」 復旧どころか災害調査の来訪すら形跡がない。 これは相当被災区間が長いか、恐らく全域で同時多発に被災してるんだろうな? |
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もう行く前から何かが起こってる雰囲気。 テレフォン廃道パンチ!だ。 |
「勘弁して下さい」 引っ掛かってる木は太さ70Bくらいの大木。 この台風では比較的安全だった大木がまるで一斉蜂起したかのように 根元から倒れ濁流に呑まれた。 |
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振り向けばさっきの被災便場。 |
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「ダメだこりゃ」凄い分量の崩れだよ。 その先は側壁からの漏水で雪が積もらない。非常に危険だ。 そして見上げれば…… 「トラップだ!!!」ヒモがあっても引いてはイカン。 撤収ぅ! |
巡視路の案内板。「左←比曽川」 「右→新田川」(本線) |
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雪の残る新田川巡視路。先に法面に沢から流れ出た堆積物がある。 「毎回同じ場所」ガードレールは前々前回くらいの被災(爆。 |
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一段と狭い無名の橋のたもと…… 新田川の対岸に渡る。 対岸に通行止めのバリケード。 だれかクルマで来たのか?どこから? |
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「アウチ」ここもかよ!何か行けそーな気も都市ガス(爆w |
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その遥か上から鉄砲水だよ。 さすがにコレは危ないな。 |
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がっつりと食い込む電線。 枝を3本切るとKLXは潜れる。でも電線は更に食い込んで切れる可能性もあり得る……? 「撤収」 |
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高の倉ダムの外縁を遡上する県道62号原町二本松線。 |
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ここから飯館村長泥までは連続降雨量 120mm以上で通行止めとなる。 |
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「キタ」本格的通行止めのお知らせゲートあり。(爆w まあ、連続48時間で300mmの豪雨だからなぁ。 通行止看板3箇所目……相助常林道起点分岐、林道は直進。 取り敢えず左折、県道62へ。 |
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キタコレ……6m幅の舗装路が いきなり1.5m幅の砂利道になる。 砂利が新しいぞ…? 倒木を潜って突破。まもなく峠。 |
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「補修箇所終わり!」路盤流出直前だ。 |
「上からの土石流だな」路肩の要壁の基礎を出して。 |
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「きっちり40度の仰角?」 ここも崖崩れの巣窟だよ。 いけそう?……。 |
「ああああ」これは行けるか?。 「切ったら落ちてさらに埋まる」 |
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「明らかな罠」 小さいけど落ちてくればひとたまりもない。 |
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震災以降、封鎖されてしまった両林道は当HPに過去幾度も登場するこの地区を代表する林道で、特に助常林道の全面封鎖は原子力人災により助常部落を含む接続の県道62号線沿線が帰還困難区域に指定されてしまった事に大きく起因していた。 |
「長泥方面通行止め区間」 総て震災から放置。 |
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「助常の三叉路!」林道は直進、左折はK62。 「残った鳥居右側」昭和40年代の銘板と案内も健在! 「助常林道、起点ゲート」周りにあった規制線は老朽化で散逸。 |
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「ヘアピンカーブに沢」 バイクが逆向きです、念為。 |
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「峠寸前」この辺は問題無く走行可能、行ける?。 |
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下りに突入……さて、どこまで行けるか。 |
マジかよ、前言撤回。「峠の真下から洗掘かよ」(爆 |
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「実は水路がある」 それだけ水が豊富な山なのか? |
「洗掘しかも現在進行形」 何か!ドンドン水が集まって来るんですけど(爆! |
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何処まで続く隘路の沢。 |
「側溝のお役目御免」一瞬本来の形が思い浮かばなかった。 |
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見渡す限り、地平線まで「洗掘」 |
「洗掘」さらに増水、写真の箇所は路肩に大きな水たまりで給水。 |
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「洗掘」イヤな予感しかしねぇ…… |
「アウチ!」 |
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その先にも濁流が流れた跡が在る。 奥(さらに下側)の崩落。 見た感じ先にこちらの路肩が落ちたと見る。 |
下は道路、しかも土石流はそのまま道路に堆積流出している。 |
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