林道日記(OFF-ROAD・DIARY)

ご使用上の注意!
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレーム一切お断り致します。
走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。
また、掲載される内容は
必ずしも最近の状況及び写真ではありません。
走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。

キャプこのContentsは、適当に増殖します。ション
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)020-2



ドッギャーン!
この日最初から3本目も通行止めかい!と思った大窪林道鼻船峠入口。だが実は?。

●駒止に集う有難い林道群。しかし…?

 大窪林道のイメージとしては、スカイラインのような林道と、廃道に手こずった後に峠の茶屋で旨い蕎麦を食った憶えしかない。
 迷い込んだルートに直接アクセスが可能なのだが、この大窪林道自体は普通の林道なのに何故か国道沿いの入口は通行止めなのだ。その理由とは…。

TouringMapple2005.3版に路線のみ掲載(林道表記なし)


玉川林道を離れ、大窪林道に入る。玉川側に大窪を示す表示はない。



ある程度登ると、気分のいい高原林道となる。
路面状況はよく、確かに大型バイクでも十分通行可能である。

●大窪林道
区間総延長:約17.4Km
         (全線未舗装)

概要

 この界隈でスカイラインと呼ぶにふさわしい眺望を持つ林道だが、絶景の舟鼻峠(国道400号線)側のみ通行止め!谷川のゲート脇からバイクがすり抜けた阿路があるが、どうやっても国道から進入しようとすると曲がり切れず、バイクで綱無しバンジーしそうだ。

 ところが、反対側の玉川林道からは特に通行止めの表示板がなく、易々と駒止湿原北側駐車場まで来てしまう。大窪林道は何らかの理由で「片封じ林道」となっていたのだ。

 さて、駒止湿原駐車場入口の50mほど手前に、例のそれらしい農道のT字路があり「一般通行禁止」の真新しい看板が立っているが、簡単に動くゲートのバーに針金で杭が固定された状態である。もっとも、当時看板は無いだろうから、サイドから楽々入れたに違いない。
 湿原駐車場への導入路と標識があるY字路から、大窪林道はヘアピンの様な状態で更に左へと登るが、駐車場へは平坦な林道を進む。5分程で往復出来る。

奥の駐車場から50mくらいの路肩を一本の山道が縫っていく。どうやらこれが湿原への本登山道のようだ。

 大窪林道の前.中盤は 路面状況も普通ながら、少々石も多く走りづらい場面もあった。一通り登り切ると周りは何もない高原のような処を延々と走るようになる。
 途中昭和村赤田周辺に抜ける林道が一本あるのだが、当日は土砂崩れによると思われる通行止めだった。この周辺まで来て、漸く「この先通行止め」の看板が出てくる。

このすぐ下がつづら折れのヘアピンになっている。残念ながら土砂崩れのため通行止めとある。


例の作業道入口。厳重に封印される。


そのすぐ先にY字路。右手が駐車場、左手が大窪本道。


隣の建ての写真位置を登山道側から見る。奥に見える枠が駐車場と現在設置中の広域案内看板。


あれ?前に来た時と違う気がするが?


ああ、やっぱり。村に抜ける林道がある。



そして、高原道路を抜けて開ける鼻船峠を眼下に望む。
左手に国道400号線が見える。


 下り始めようか?という頃突然大パノラマが開け、舟鼻峠を眼下に一望する。美しい紅葉の中、隣尾根の国道400号線が一望できるここからは断崖絶壁の大つづら折れで、岩盤バリバリの路面状況の中一気に標高をさげ、やがて下りのみバイクが辛うじて通れる舟鼻峠側のゲートに到達する。ちなみに、大型バイクは抜けられそうにない。

調査日(04/10/23)の状況:
 舟鼻峠側のゲートが閉じているのはゴミの不法投棄が絶えない為とお聞きしましたが、その視点で見ると確かにスゴい事になってました。しかも断崖の為回収できないとは!非道い人が居るものです。

 この断崖区間が景観的にも路面的にもハイライト。岩盤は固い故に滑りやすく、一部洗濯岩状態の部分もあるので気を付けよう。



無事通過しました。ゲートの部分にバイクが通ったあとがある。


鼻船峠にある林道表示板。バイクは横を抜けるが、角度の関係から登ってゆくのは高度なテクニックを要する。