●林道蟹が沢線本線(仮称)
区間総延長:約2.3Km(全線未舗装)
概要
蟹が沢線は本線・支線があると考えています。考えているという記述は、実際の林道標柱が確認出来ない事に尽きます。本線、一号支線・二号支線があると思われ、本線は牧草地への開発導入路/治山管理以外は砂防ダムへの管理作業道路といえます。
先ほどの牧場本線は蟹が沢の側でT字路と成ります。
右折が北山、高津森林道に繋がる牧場北線(仮称)左折が蟹が沢線となります。
因みに北山林道(牧場北線)から入って来るとこんな感じ。
左に曲がるとほぼ一直線の未舗装路となります。 Km先で最初のY字路、これを左に行くのが本道と思われます。さらに Km先に次のY字路がありここまでが本道ではないかと思われます。
双方のY字路とも右にゆくと大型砂防ダムにあたります。この管理林道が蟹が沢1号線/2号線と思われます。
先のY字路の左折(直進?)側は放牧地に通ずるが、正直どこまでが林道でどこまでが導入路か判らない。
蟹が沢1号線と思われる林道を進むと、砂防ダムで往き詰まる。最近管理されてないようで、荒れ放題だった。
●林道蟹が沢1号線(仮称)
区間総延長:約2.5Km(全線未舗装)
概要
蟹が沢1号線は実際の林道標柱が確認出来ない為の仮称です。
最初のY字路は曲がってすぐに下り初め、直線が終わる頃には急な坂となります。最初のヘアピンでは路面の抉られ、倒木や路肩の崩れ具合から、管理されていない事が見て取れます。
途中1箇所路盤崩壊がありますが、車でも迂回出来る幅がある処でした。行き詰まりは広く十分転回可能です。
二号線最標高地の路肩には春に水芭蕉の群生が堪能出来る。
●林道蟹が沢2号線(仮称)
区間総延長:約1.2Km(全線未舗装)
概要
蟹が沢2号線は実際の林道標柱が確認出来ない為の仮称です。
二つ目のY字路を右折すると長々と林道を登りつめ、直線が終わる頃には下り坂となります。頂上付近には沢水が湧き出て、道沿いに小さな湿地帯が出来ています。春にはここに水芭蕉も咲き誇ります。
下り初めに右手に他の砂防ダムや対岸のジークライト鉱山の作業道が見え隠れします。下った砂防ダムまでが現行の蟹が沢2号線と思われます。
砂防ダムの上には路盤崩落で通行不能な旧蟹が沢2号線が見え隠れします。
調査日(04/9/26)の状況:
路面状況は「やや荒れ」で通行可能でした。台風通過直後は「荒れ」です。
企画当日はジーピング6台、写真撮影の際は釣りと山菜取りの車がそれぞれ1台づつということで、目的のある人間のみが居ると言う感じです。川越えなしなら、普通に十分走れます。
台風通過後は沢の流れが変わり、手強い悪路です。