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林道日記(OFF-ROAD・DIARY)


ご使用上の注意!
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレーム一切お断り致します。
走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。
また、掲載される内容は
必ずしも最近の状況及び写真ではありません。
走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。


キャプこのContentsは、適当に増殖します。ション
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)018


美しい造形美を見せ登ってゆく沢と林道。苔むしたコンクリートが時の流れを刻んでゆく。


●滝根町から楢葉町に
 接続する林道群。その4。

概要
 子安川、赤原遠山線を抜け、手古岡の部落に向かう国道399号線は現在国道の一部を作り直している為、少々走りづらい状況にある。川内村から楢葉町に抜ける井出川/乙次郎の林道は、木戸川の支流の沢を渡る橋で離合し二つの出入口を持つ。
 しかし、木戸川発電所のルートが完全舗装となり、未舗装が残るのは小田代林道のみとなってしまった。ただ、木戸川支流を越えると、いかにも阿武隈山系らしい雑木林に覆われた林道郡がそこにはまだある。遠くに太平洋を望み、雑木林で渓流美を堪能出来る一粒で2度美味しい林道郡である。
TouringMapple2005.3版におすすめ掲載(林道表記なし)
 

木戸川自然環境保全地域の表示板が建つ。ゲートは固定されていた。

林道銘板あり。乙次郎線支線とある。
昭和53年竣工。


●林道乙次郎線
区間総延長:約20.6Km
(未舗装17Km、舗装区間3.6Km”村内の舗装可能区間約1Kmを含む)
概要
 超有名林道。
 
その道の雑誌には何度も掲載され、数々のオフローダー達に愛される名林道である。その最大のウリが写真の民家であろう。今更だがもはや林道と民家の見分けがつかない見事な調和を見せる林道を、未だ私は見た事がない。
実際通ると、干してある洗濯物や吠える犬の鳴き声が、庭先感を一層引き立てている。まさに「日本の農村」フェロモン全開である。


ここも通行止めだが、具体的な規制看板が設置されていた。
乙次郎林道 支線猿畑線。
S56年竣工と比較的若い林道だ。
地域名が「楢葉町大字・大谷地内」となっている。


井出川と同じ入口。4つの入口を結ぶ一つの橋。


乙次郎と滝谷のY字路。写真は乙次郎側から撮影し、右が滝谷、左が小田代林道となる。

これが日本の農村!豪華吠える犬付き!


写真右側が本道。
左は支線仁平蔵線の入口、通行止め。

川内側から最初の支線である仁平蔵支線。


猿渡支線入口は画面左。無論通行止めである。


乙次郎の部落は地図表記とズレがある。部落に初の6m道路が出来、林道が舗装分断されそうだ。
写真中央から左の道路が乙次郎林道。



 現在の乙次郎林道は尾根どなりの木戸川に大規模なダムが建設されると言う事で、木戸川に抜ける枝道がすべて通行規制されている。もともと川は渡れず往ってコイの林道なのだが、ダムに周遊の管理道が計画されているようなので、全て接続される可能性がある。(だからといって一般ピープルが通れるかは判らないが)


部落内にある集会所に併設される消防団屯所の工事看板。乙次郎地区と表示される。

 乙次郎の部落は地図表記とズレがあり、現在の部落はより東側にある。部落に初の6m道路が出来つつあり林道が舗装分断されそうだ。

立派な6m道路。全長おおよそ1Km位である。


部落を抜けた東側も感じのいい林道が続く。




造林と雑木林の道を辿る。時折開ける青空が眩しい。



 部落をすぎて東に進むとすぐ未舗装路となり、深い雑木林を走る。標高のある尾根沿いの所では、時折太平洋が見え隠れするようになる。


乙次郎林道 谷室支線。通行止め。
こちらもS56竣工。



郭公山登山道入口。太平洋を一望する。

 乙次郎の魅力は単に庭先林道だけではない。いかにも阿武隈山系を思わせる造林と雑木林のコラボレーションは見事な木漏れ日を見せる。
 走りごたえのある路面状況、遠く太平洋を望む林道配置、趣ある沢はやがて枯れ沢となるが、まるで水が流れてるかのような風情がある。

 県道35号から入って林道区間の未舗装部にある工事予告板。幾つか工事看板に出会うが最も工期が長いのはH16年12月20日迄である。

調査日(04/6/27)の状況:
 路面は砂利あり、締まった赤土路面あり、沢沿いのややガレありとバラエティ。変化に富んだ景色と共に噛めばカムほど味のある林道である。危なげない林道であまり崩れる所もなさそうである。


支線板室線。右が本道


枯山水の様相を見せる。


ここから林道区間。出入口の路面はこんな砂利道。


県道35号ぞいの入口。写真は原町側より。


写真はいわき側より撮影「乙次郎 11Km」の標識がある。


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