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林道日記(Riding・Report)

ご使用上の注意!
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレーム一切お断り致します。
走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。
また、掲載される内容は
必ずしも最近の状況及び写真ではありません。
走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。


キャプこのContentsは、適当に増殖します。ション
林道日記(Riding・Report)019-2


●高湯高原、蟹が沢から繋がる五色林道。

 玉子湯で有名な高湯温泉は、ご存じ磐梯吾妻スカイラインの北側に位置する温泉街である。
 福島北部から県道70号を通ってスカイラインに登る途中に、
吾妻高原スカイランド(吾妻高原牧場)がある。 
 「スカイランド」周辺には、牧場開拓によって相当数の林道が作られました。その林道は、おおよそ3パターンに分類されます。

1)まずはいわゆる牧草地への導入路や牧場開拓のための「往って来い」林道。
2)栗子方面を結ぶ山岳高圧線鉄塔保安林道。
3)そして今回のレポートに在ります、砂防ダムなどの治山整備事業用林道となります。

 今回、04/9/26日の酒池肉林道探検隊により3)の蟹が沢と五色が「運が良ければ」通行可能であることが確認されましが、
「単に運が良かっただけ」
なので、
通行できないことを前提にお考え下さい。


●ジークライト鉱山作業道
(仮称)
区間総延長:約3.1Km(部分未舗装)
 舗装区間1Km/未舗装区間3.1Km

概要
 板谷といえばジークライト。実は私、最初は「 ジークライトって何科の鉱物だっけ?」などとタワけた事を抜かしていたが、会社名だったんですよね、失礼しました。この鉱山で取れるのは主にゼオライトと言い和名を沸石という。言ってみれば粘土性の軽石というべきか?高熱の溶岩が急速に冷えるときに内部の空気や水分が瞬時に放出され、その課程に因って無数の穴が出来るためである。ここはその天然露出鉱床であり、古くからの名産地であった。
 蟹が沢はズバリ県境であり、沢のこちら側は鉱山の作業道であるが、特に通行止め規制がある訳ではないのでズカズカ通れる状況である。
 川を渡ると登り坂で頂上付近から見下ろすともう一つ沢渡がある。しかしこちらは川の中に石畳の道路がちゃんとあり、問題なく通過が出来る。地図を見る限りどちらも蟹が沢なのだが、先に超えた福島側?が本流のようだ。  他の部分は特に問題なく普通の林道で、平日ならともかく土日はダンプも通らず、閑かなモノである。


流れが変わって深くなった沢。
もはやバイクでの渡河は危険!至難の業である。


沢の向こう側でもある鉱山側管理道。
写真を撮ったおいらの後ろには通行止めの看板がある。

坂道を登ると隣の沢が見える。
作業道はその先に進んでいる。



渡った先の高台から来た道を望む。紅葉が美しい。




二つ目の沢を渡るとこのような変形十字路に出る。正面が問題のルートで通行止めの看板がある。


作業道は路肩も堅固で問題ない。ただ、あくまで私有地と言う事をお忘れ無く。

●五色林道
区間総延長:約4.4Km
(部分未舗装・
廃道部分を含まず
 舗装区間3.3Km/未舗装区間1.1Km

概要
 五色温泉には1本づつ新道と旧道?が存在し、旧道?には林道区間と廃道区間がある。

今回ご紹介のルートは旧道全体の2/3にあたる。約2Kmの廃道部分については藪の抵抗激しく、また橋落ちなどもあり来春も入れるかは疑問である。

では、ジークライト鉱山入口と五色林道のY字路からご紹介しよう。Y字路というがアスファルトを見れば一目瞭然でどう見ても五色林道はそこの路地から始まっているかのように見える。舗装路なりに右方向から左の未舗装路に入ってゆくのが正しい進み方である。


さらに先のY字路。

鉱山入口にある最初のY字路、沢からは下の道に出てくる。
右上の道ほぼ正面に管理詰め所がある。

写真道路見え係り付近まで五色林道(支線?)
五色林道の約半分は舗装である。




Y字路は路肩も広く、標識もあるので迷う事はない。奥に向かって鉱山、画面左から右へ五色林道となる。



旧道の崖っぷちから北東を見る。秋の頃はなかなかの絶景である。


新五色温泉通行止めを促す警告看板。路面崩落のため現在もしっかり通行止めです。(H15/11)

 全体の半分を占める舗装路部分は標高的にここが最高位で、あとは下り道である。10tonダンプが走るルートは強固な岩盤の上ながら流石に痛みも激しい。しかし最低限の補修がされているので、バイクや普通車で通る分には問題なく、場所に因って大型車のすれ違いが難しいばかりである。崖っぷちにつづら折れがあり、眺めは絶景である。

調査日(04/9/26)の状況:
 路面状況は「普通」で通行可能でした。台風通過直後も「普通」です。
鉱山進入の際にはくれぐれもお気を付け下さい。注意を受けたら素直に帰るように。川越えなしなら、普通に十分走れます。
台風通過後は
沢の流れが変わり、手強い悪路です。

Y字路にある標識。因みに新五色林道は
実際には五色温泉の裏手(西側)が入口。

現道と合流。旧道も実は逆手ヘアピンであり
左手電柱のあたりから入る。既に森と化している。

現道登ってゆくと五色温泉前で旧道と合流する。
下が現五色線、上に登るが旧五色林道である。


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