ご使用上の注意!
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレーム一切お断り致します。
走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。
また、掲載される内容は
必ずしも最近の状況及び写真ではありません。
走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。

林道日記(OFF-ROAD・DIARY)

キャプこのContentsは、適当に増殖します。ョン
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)015.2

風車がいっぱい見える・・・?。

2016年、開発が続く高原にて。



2006年、約2年振りに訪れると入口に沢山の看板が、道が舗装されてる?
(Photo: 2006.6)

「精九郎壇とブナ」
「万太郎鉱山」などの看板が立っていた。




2016年、約10年振りに訪れると
舗装路が倍の6m/二車線道路に変わっていた。何だ?この変化は?


「精九郎壇とブナ」「万太郎鉱山」などの看板が立っている。しかしその位置は道路の拡幅によって大きく移動している。
 新設の看板には
「風力発電所」の看板が新たに立つ。
ダート区間どころか林道そのものも線形が完全舗装で変えられている。
上のT字路まで全面6m舗装道路になってます。



●滝根町から楢葉町に接続する林道群。 その1。
 その筋の雑誌などに紹介され有名な子安川林道本線は、滝根町の鍾乳洞「あぶくま洞」の上を走る林道である。その地質故にコンクリート用の採掘場などがあり、路面には石灰石がばらまかれている。降雨時に化学変化による湯気が立つ様は幻想的である。峠を越えると平伏沼があり、これも一部に有名なモリアオガエルの繁殖沼である。この林道を起点に、幾つかのルートを経て、浜通りに抜けてゆく。
TouringMapple2005.3版に掲載(支線林道表記なし)
 
●林道高塚線(本線)
 
2006年版
区間総延長:約11.2Km
(未舗装10Km、舗装区間1.2Km)

概要
 別名「滝根の白い林道」と呼ばれる高塚/子安川は、晴れた日はきらきらと光る美しい路面だが、その恐ろしさは初雪が降った後の林道ツーリングである。
 バイクで走るとその特異な地質と色のため、路面と雪・凍結の瞬間判断が大変難しく、どちらも大変スリッピーである。果たして幾人のライダーが愛機と泣き別れた事であろうか?
 とにかく滝根側は登りも下りも大変である。
 その頂上、T字絽の先から始まり、尾根沿いに東西に走る林道が高塚林道である。当初は林道標柱も無く、路線名も不明、というか子安側林道の一部と思われていた。



石灰石をぶちまけた路面は雨上がりに手強い!。
入口から2Km位の所で支線と合流する。T字路左が本道で右が支線と駐車場(のような空き地)
(Photo: 2006.6)


当時の小安川林道は、全線に渡ってこのような石灰石を散りばめた林道であった。流石あぶくま鍾乳洞の裏山である。(Photo: 2006.6)




途中に林道が分岐している。
「極楽沢林道 昭和558年竣工 郡山営林署」
とあるが、地図上ピストンの模様。



これは当然の事ながら、山頂付近に開発された風力発電所の主導入路となってしまってからに相違ないだろう。
 巨大な発電装置や羽などを重トレーラーで運び上げ、40トン以上の大型クレーンで吊り上げて設置する、つまり重機用の道路に書き換えられていると言う事でしょう。
 林道は滝根町の町道、または田村市の市道に昇格してそうだ。
 またこの舗装路の両脇に、かつての林道が分断されながらも、まだ幾つか残っている様だが、繋がってるかは怪しく感じる。

概要
 この滝根の峰越えルートはもともと4つの林道から成り立っており、滝根から山頂に向かうこの林道と尾根づたいに進む「高塚林道」、同じ県道36号線のあぶくま高原牧場裏の採石場から入る「支線」、そして町境から川内村側の「子安川林道」で成り立っていた。
 
県道36号滝根側の導入林道2本はもともと名称が不明であった。オフ関連の雑誌でも総じて「子安川林道」とクレジットされている。
 また、鉱山側が本線起点という記事もあり、今となっては真偽不明な路線とも言える。
 加えて今回、
子安川林道消滅!というより新規に「ふるさと林道万太郎支線」が上書き開通していたことも発覚した(笑w
(どうやら2009年前後らしい)
では、10年振りにアップデートされた滝根の林道を見てみよう。


2016年、約10年振りに訪れた三叉路。
しかし、その状況は大きく変わっていた。



 三叉路から右(採石場への道)には発電所の管理事務所が出来て、丁度機材の増設工事を行っていた。(かつての駐車場と展望台の場所である)
 行くと通してくれたので、一応林道は通行可能、まだ公道の様だ。

採石場側から入ってくる。

 
ところが、その先に採石場が出来た98年頃に一度林道が補修拡幅された時に始めて林道表柱が建てられた(気がする(笑w)
 路面状況は極めて一般的なダート。視界の殆ど無いスカイラインは、余り高低差も無い。また大きなコーナーも少なく比較的見通しの良いストレートが多い様だ。採石場を過ぎて子安川林道に接続する。


2016概要
 全線舗装済みで道幅は待避所付き1.5 車線が基本である。子安川林道に接続せず、新たに開通した「ふるさと林道万太郎支線」に合流する。

●林道子安川線(本線)
 
2006年版
区間総延長:約11.2Km
(未舗装10Km、舗装区間1.2Km)

概要
 別名「滝根の白い林道」と呼ばれる高塚/子安川は、晴れた日はきらきらと光る美しい路面だが、その恐ろしさは初雪が降った後の林道ツーリングである。
 バイクで走るとその特異な地質と色のため、路面と雪・凍結の瞬間判断が大変難しく、どちらも大変スリッピーである。果たして幾人のライダーが愛機と泣き別れた事であろうか?



万太郎鉱山とあるが万太郎山自体は、実は右折。
(Photo: 2006.6)


左折すると直ぐこのような表示がある。
精九郎壇の前には登山者用の駐車場。
(Photo: 2006.6)

2006度版「ふくしまの遊歩道金山ツツジ平コース」

ゲート前には駐車場らしき空き地があり、滝根町を一望する。
(Photo: 2006.6)


2016度版「ふくしまの遊歩道金山ツツジ平コース」
「無くなってるよ」
左奥の林道、金山(標高961m)のピークに
向かう道。

ゲートが200mほどバックしてます(笑w
無論入れません、登山道なのに。
右の林道「高塚林道」
舗装化されている。


約10年振りに訪れると、林道標柱が左から右に移動し新調されていた。


高塚林道終点(現状終点と言うべきか?)手前の広い道路が「ふるさと林道万太郎山支線」である。本来の終点と子安川林道終点はこの道の下敷きになっている(筈。


金山ハイキングコース出口付近。舗装路は勿論「ふるさと林道万太郎山支線」である、合掌。


因みに、もはやハイキングコースですらなくなった道にトツゲキしてみると・・・?
 
なんとなく道らしい物があるな?と思ったら「高圧線埋設、危険」と書いた棒が転々と立っていた。
 プチ獣道っぽい、でもさわやかな登山道みたいな道
(だから元ハイキングコースなんだよ)は急な傾斜やステアケースもあって面白い。
 因みに写真一番手前の風車は来訪した際は据え付け中の新品だった。
 クレーンや作業車両が作業員と共に散見されてので、潔く撤退する(笑w

 この高圧ケーブル埋設は、高塚林道を挟んで反対側にある太陽光発電パネル群に接続されているようだ。今は稼働してない様な「万太郎鉱山」敷地内である。



山頂の一段下、上が山頂付近に在る風力発電機。
工事中の為クレーン車などがいる。引き返そう。


山頂の一段下から金山ハイキングコース出口付近を見下ろす。
舗装路「ふるさと林道 万太郎山支線」を挟んだ先にある
「万太郎鉱山」は太陽光発電所に姿を変えていた。





「ふるさと林道万太郎山支線」から明らかに細い分岐林道がある。
これがッ!「子安川林道」だっ!



 
峠から降りてくる途中の橋の手前に、夏場になると隠れて見えなくなる背の低い林道標柱があり、これが子安川林道の終点である。
 鉱山に差し掛かる頃に一般的路面に替わりやや走りやすくなる。途中に約1Km程の荒れた直線区間があり、みな滝根側の仇を取るかのようなスピードで走る。
 平伏沼のY字路で舗装となり、美しい渓流を眺めつつ町道に合流する。
 尚、林道自体は平伏沼のY字路までとなり、子安川の部落までは約1.3Km程ある。
では、実際走ってみよう。


どう見ても道なり右だが、本道の子安川林道は左。
直進は鉱山と牧草地だ。
(Photo: 2006.6)
既に分岐点の面影どころか位置すら違う。





 「ふるさと林道万太郎支線」に隣接する万太郎鉱山の敷地内は既に鉱山ではなくなり、太陽光発電所に敷地を空け渡していた。
かつての白い林道は逆光を浴びて輝くばかりの舗装林道に成り果てていた。
「終わったな、これは」
 漫然と舗装路を走るだけなら、下の県道35号線を走った方が、まだましである、合掌。
 


 高塚林道も滝根側に起点とあるので二つの林道は終点同士で合流となる。
 かつては全線ダートであった子安川林道も2006年には一部舗装化されたが、子安川林道終点から始まるロングストレートは相変わらずの荒れ放題のガレガレである。
 コンクリート橋の橋台前後が荒れて、一種ジャンプコースの様相だ。直線が終わる頃に南側から沢が曲がれ込んでゆく。川沿いは赤土が流れ込んンでいてまっすぐ進まない。
 途中、生産を終了したかのような生簀が並ぶ養魚場跡を横目に抜ける。
 やがて平伏沼の分岐が見えて来ると林道は終了と成る。




川内側の標柱。平伏沼のY字路にはなく、例の直線の川内側にあった。
(Photo: 2006.6)






 
 
子安川林道は路線改編の上、事実上消滅、他の区間も尽く舗装化され、もはや峰越え林道という夢のロングダートは潰えたのだった。

 まあ、その確認のための来訪だったんだがな。

 あとは僅かに、県道から入る鉱山のある枝道から、風力発電所までの道がダートとして残るのみである。

支線も行ってみる。




養魚場を越えた所で道は舗装となり、
間もなくY字路となる。
(Photo: 2006.6)



平伏沼Y字路。画面左が沼へ、右が子安川林道。
(Photo: 2006.6)


 ここから川内村の県道までは完全舗装路、平伏沼の分岐には辛うじて読める「小安川林道/起点」の標柱がある。


平伏沼線の標柱。苔むして文字が殆ど読めない。
(Photo: 2006.6)

2016概要
 全線舗装済み。高塚林道に接続せず、新たに開通した「ふるさと林道万太郎支線」に合流する。
子安川林道。事実状の消滅。


平伏沼から流れ出る清冽な水が美しい。
(Photo: 2006.6)


●林道平田沼線(仮)
区間総延長:約10Km
概要
 平田沼線は沼に往来するだけの林道。なので、今回は割愛した。後日調査未定(爆)



旧県道36号線。画面左(バイク側)に36号バイパス。
(カエルの石像側?)が子安川林道。(Photo: 2006.6)


調査日(04/6/20)の状況:
 路面状況は「普通」で通行可能でした。平伏のY字には人(特に家族連れ)などが多いので人や対向車に気を付ける必要があります。平日の滝根側はダンプ注意。

調査日(2016/6/23)の状況:
 路面状況は
「超優良」
全線切れ目無く完全舗装でで通行可能です。
 風力発電所周辺が今でも増設中ですので、滝根側は大型トレーラーやクレーンなんかに気を付けよう。
 朝夕、土日関係無しで作業している模様(爆!w。


僅か100mの町道であった。標識と看板がある。
(Photo: 2006.6)