●滝根町から楢葉町に接続する林道群。 その1。
その筋の雑誌などに紹介され有名な子安川林道本線は、滝根町の鍾乳洞「阿武隈洞」の上を走る林道である。その地質故にコンクリート用の採掘場などがあり、路面には石灰石がばらまかれている。降雨時に化学変化による湯気が立つ様は幻想的である。峠を越えると平伏沼があり、これも一部に有名なモリアオガエルの繁殖沼である。この林道を起点に、幾つかのルートを経て、浜通りに抜けてゆく。
TouringMapple2005.3版に掲載(支線林道表記なし)
●林道子安川線(本線)
区間総延長:約11.2Km
(未舗装10Km、舗装区間1.2Km)
概要
別名「滝根の白い林道」と呼ばれる子安川は、晴れた日はきらきらと光る美しい路面だが、その恐ろしさは初雪が降った後の林道ツーリングである。バイクで走るとその特異な地質と色のため、路面と雪・凍結の瞬間判断が大変難しく、どちらも大変スリッピーである。果たして幾人のライダーが愛機と泣き別れた事であろうか?とにかく滝根側は登りも下りも大変である。
石灰石をぶちまけた路面は雨上がりに手強い!。
今回は滝根側の入口から約500m程が舗装されてしまい、一抹の不安を覚える。ヘアピンからは白い林道で、峠に差し掛かる頃に一般的路面に替わりやや走りやすくなる。途中に約1Km程の荒れた直線区間があり、みな滝根側の仇を取るかのようなスピードで走る。平伏沼のY字路で舗装となり、美しい渓流を眺めつつ町道に合流する。
川内側の標柱。平伏沼のY字路にはなく、例の直線の川内側にある。
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入口から2Km位の所で支線と合流する。T字路左が本道で右が支線と駐車場(のような空き地)
事業者看板と標柱。真新しい。
合流点には駐車蔵らしき空き地があり滝根町を一望する。
どう見ても道なり右だが、本道の子安川林道は左。
川内側の沢沿いになるとゴロゴロ岩の路面から砂地に変わる。
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