ご使用上の注意!

このデータは、
あくまでおいらの走ったルートの
覚え書きです。

走行距離は主にバイクで測定し、
旺文社発行のツーリングマップルにて
無断で補正しています。

また、
掲載される内容は
大変危険です。
当サイト掲載内容による
いかなる被害も当方は
保証致しません。














旅先Photo !

「着火! 燃焼開始!!」お楽しみはこれからだ!
でももう眠い〜〜
(笑w


「いい夜だった!」さあて片付けるか


 そして燃焼試験。 6

 津波とその後の大突堤建設によって、ややこしく解り難い船越家族旅行を見付けると、ようやくチェックイン出来た。

 管理人さんの案内で一通り場内の説明を受けると取り敢えずテントを建てて身軽になり、隣町のドラックスーパーまで買い出しに行く。
 時計は既に7時を指して流石に暗くなって来た。いや、良く保ったと言うべきか。
 お酒の品揃えに不満が有る物のオカズとおつまみも無事購入し、いよいよ燃焼試験の開始だ!
 そう、先日の焚火会の後、
もっとお手軽に焚火がしたいと思い立ちステンレスネット式の携行焚火台を新たに導入、きょうはその第一回燃焼試験なのだ。(無論明日は第二回だ!)


オハです、って写真撮ってるそばから撤収中。


バイクは一泊千円まあこの設備なら
妥当な金額かな?場内を見る。





「船越漁港は復興途上」


サイズがでかいよな。
ゲートの基礎とかこれからだもの。

 なのに気づいたら着火剤を忘れている始末。ご自由にお使い下さいと言われた間伐材入れはお昼の土砂降りですっかり濡れて、執拗に延焼を阻止している。使わないかまどから炭ガラを頂き、新聞紙と一緒に絞って火をつける。
「燃えない時にはその辺の木の枝を切って使っていいですよ」などと凄い事を言われた。



「漁港の上は林道」おお、いい感じだぜ。


「早速手厚いお出迎え」やべ、ノコギリがキャンプ場だよ。


よく整備された好い林道だ。

 挨拶を交わした隣りの自転車の方は一人静かに、その隣りハーレー乗りらしい多分60歳は越えてるだろう愉しいオヤジと仲間達がどんちゃん騒ぎである。
「ああ、かえってジモティの方が騒ぐよなぁ」
 先月に自分たちがやった焚火会の既視感が蘇る。他人の振り見てとは良く言うが、ウン、気を付けよう。その時思い出せるかどうかが問題だが。



「これが分岐か?」取り合えず左の外周路へ(笑w


山を整備すると漁場が豊かに成る……
とは聞いていたが。



 やっとこさ燃え上がった焚火を眺めて、すでにメシを喰い終わり買って来た氷結350は飲み干し、地元のワンカップ300はそろそろ終わり、自分の意識もそろそろ終了という雰囲気だ。

 
燃焼試験に満足すると、テントに潜り込んでお休みのMRであった。



2つ目の分岐が在る……!外へ。



看板が熟成の域に達している……。



「林業構造改善林道 焼石線」
初めて聞く事業名だな?
 
 林道へ行こう! 7

 当初の目的地のさらに先にあって最も遠い位置であるこの船越家族旅行村。
 流石に11頃に沈没したと思われるMR、寒さと人の気配で目を覚ましたのは5時前である。
 地図を見るとこの船越半島の外周に林道と遊歩道を確認(イヤ、この時点では林道か判らなかったが)してるので、朝イチで行ってみる事にした。
 
 気が付くと既に300Kmを走っていたツーリングセローだったが、何故かまだ給油ランプが点かない?

 朝5時代なのでお休みの方も居るだろう、起きてる方々はもう朝食の準備をしている、
 パタリと隣りの自転車乗りの方と出会い挨拶がてらお話をした、あちらはもう撤収して出るというのでご安全をお互いお祈りして別れる。



「ここ、車2台程の駐車場」ええ?なんで?。


その先にも道がある。けどね、
だから。

あからさまに……道だよな?
単車でイケる?


 旅行村の入口までセローを押して、出た所でコンタクト!出口から下り坂なのでニュートラルで下の市道まで暖気しつつ下りて行く。
 船越半島が地図で見る限り北側は車道、南側は遊歩道という感じだ。勿論津波の被害も有るだろうからどうなっているか解らない。
「まあ、
  朝飯前だし」





「海側へ分岐してるぞ」入口はあるが直ぐに薮に成る。


嵐の海のような……荒々しい警告。


 旅行村の下の市道が既に被災復旧工事中である。奥のというか半島付け根の  漁港には部落が有るがそこから先は案の定道が無い。

 地図には浜辺の部落からいきなりつづら折れで標高を嵩上げする道があるので行ってみる。
 
民家が途切れた所で予想通りダートに成る。
 
向かって左側に林の間から船越湾が俯瞰出来る林道だ!自分でもテンションがあがるのが良く解る。



「半島から落ちる滝がある」


「中々カッコ好い滝」だな。


登りの終わる切り通し、
青空が広がる。

 山育ちなので海辺の林道に何かロマンでも感じるのかと、我ながら呆れる単純さだ。
 
林道はよく整備された道だった。恐らくピストンだろうが当然終点までゆく予定である。
 昨日の雨で少し水が出ていたのでそこはゆっくり歩く。
 なんせトレッキングシューズだ、ムリはしない、とスロットルを開ける。
「おおおおっ!」
 調子に乗って飛ばしているといきなり道を塞ぐ倒木である。
しまった!ノコギリはキャンプ場に転がってるよ。  どうやら枯れた松が昨日の風雨で倒れた様だ。足蹴に折るとサイドバック付きのセローを何とか通してくれた。
 その先に分岐が有るが当然海沿いの左手の道をゆく。
 それにしても、この歩道を全部ある
 倒木の分岐から先、クルマの入った痕跡が薄くなる。さらにもう一つの分岐は  山の山頂に行くらしい道だ。
 
これもパスしてひたすらに海岸沿いの道を突き進む。
 滝が散見出来るがやはり半島から急速に海に流れ落ちて行く険しい海岸線なのだ。一部に震災で崩れた場所と思われる法面もある。
 
いつしか結構な高さを林道が走っていて驚く。
 
まあずっと登ってるから当然だな。



木漏れ日の間から大平洋、三陸の海原」
相当標高を上げて来たな。


「ここにも駐車スペースと分岐」




オイオイ……。


小根ヶ崎に出る道だな?
釣り人しか行かない?マニア道?



(爆w


 全長で7Km程あるのに海を眺められる所は以外と少ない。幾つかの岬に出る歩道を横目に、やがて終点に着く。
ここからが遊歩道だ。
 
KLXならちょっと見てみようか?という所だが自重する
 歩くのに半日以上かかるのに、この出入り口にはクルマで送って貰う様になるのか?林道も全部歩いたら1日じゃ足りなさそうだ。



「あっ!!林道END!!」看板脇からは遊歩道(アタック道ではない。


うみ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。(感無量)


さすがに顰蹙と言う以前に、
ここから先はマジ階段と岩場と崖だ。

 最後に帰り道、海岸に降りれそうな道に分け入ってみる。ダブルトラッではあるがクルマが入った感じは無い。
 軽虎でもスイッチバックの激坂を下ると林の向うに海とかなり近い所に漁船が漁業中だった。
「おおっ!道が沼の様だ」
 海岸まで20mくらい?高さにして10mの所で上から来た川が、イヤ滝があり、滝壺に当たる部分に多分木橋が掛かっていたのだろうが、それが潰れて下は泥沼という状態で滝壺に泥が堆積し、うっすらと草が繁る恐ろしいトラップと化していた。
 
何となく突っ込んでいたら間違いなく沈没、塩分高めの泥水攻めとなるだろう。プライベートビーチ目前で撤退する。



「プライベートビーチ」に行くのに、危うく「プライベートライアン」
   なりそうだった。




「刻は流れ、また花咲く」


「忘れぬ為に記録しておく」





「平田坂林道…確認賀曽利氏推薦の林道へ。
 

「昭和48年7月竣工」と銘板にある。


橋を渡ると三叉路を左へ。

すぐにダートが始まる。。

その名も「平田坂橋」
ストレート過ぎだろう?この名前。

 
 続、林道へ行こう! 8

 案の定お隣の自転車さんは出発していた。
 その隣りのハーレー乗りのジモティの撤収の真っ最中だ。
 時計は7時半、半島を回って到着と同時に振った弱い雨で再びテントが濡れてしまい、止む無くゆっくりと朝食を作って食べる。
 通り雨の後にやって来た太陽が連休疲れか?弱々しい。地図を眺めてコーヒーを一杯。



「直ぐに登りはじめる林道」
 



川に沿って林道は登って行く。


清清しい沢を眺めつつ、ツーセロは登って行く。

「やはり遠野だな」
 昨晩、今朝とお隣さんから
遠野は特に(冬)寒いが、雪はさほど積もらないのでGWから林道を走れるという情報を得ていた。
 区界峠から岩洞湖辺りを考えていたMRだが、
たった今方針転換して遠野に行く事にしたのだ。そうだ!!コレが旅の醍醐味なんだ!と一人悦に居るMR。
そして、気になる所もある。

  取り敢えず加曽利氏監修のツーリングマップルからルートを選定し、旅行村の管理人さんにお礼を告げてキャンプ場を後にした。
 途中「道の駅山田」でお土産を送り、ローストセローは国道45号線を一路大槌町に戻って行く。
今日も青空は高く、船越湾から  海岸を眺める海も爽快だ。

 大槌で給油ランプの点滅を解消すると、満腹のロースト君を運動させるべく大槻川を遡って行く県道26号線を北西に向かう。



取り合えずのピーク、切り通しを抜けると一旦下りに。
ツーリングマップルではこっちが峠とある。



高原っポイ、何処が坂なんだか?。
 

 高清水の部落から本日の二本目となる平田坂林道に入る。
入口に在る橋は「平田橋」昭和43年竣工のPC橋だ。
 林道は大槌川を渡るとすぐフラットなダートで調子よく登って行き、標高500mの小さな峰越えとなる。
 
ほぼフルペイロードのツーリングセローは空気圧が高速用に2hpsもあるのにグイグイと登って行く。



「キタ!!葛折れで標高を上げて行く」
 


 次回予告。うわ、内側えぐれてる。


流石に同じ重量で飛ぶ様に翔るTTR269改には負けるが、設計が新しい分Reidより軽く登って行く。
 そもそもリア寄りの重量配分がさらに寄って、体重移動無しにスロットルを開けるだけで軽々とフロントが上がって段差を乗り越え走る鉄のカモシカにパワーよりバランスという言葉を改めて思い出させる。



「やっと名前らしい坂道」けっこう路面削られている感。


「ここが平田坂の峠じゃねーの?」
さらに登る枝道も在るが。今回はスルーパス
 



崩潰土砂流出危険区域、だ。


洗掘のある激しい下り!
 
 連続ペアピンで踊り切ると林道は峠の切り通しを切り返し、モーレツな下りに転じる。少し離れた所から最後に振り返ると今通って来た林道が望めた。
やっぱり山深いな
と思う。
 しかし平田坂林道の下りではあまりの浮き石とヘアピンの線形からフロントが耐えきれす滑り気味になる。

 最後に河原の様な終点を迎えた林道は尾根隣りの小槌川沿いの市道1号線を西へ、長井という部落に入って行く
名前の通りに距離のある4つの小字がある長井部落、上長井ではツツジが今を盛りと山一つ咲き誇っている。
 この部落の末端がそのまま林道の起点である、が・・・?

 冬期通行止めを
 越えて。
9

「冬期通行止め」「災害復旧工事のため通行止め」



「最後は河原」何処走っても浮き石だよ



「長井不動明王神社」村道向いの山には山ツツジの群生。


「最後の住人」それでも咲き誇る花。



舗装路が途切れ、いよいよ林道に?

 まあなんだ、事前に調べた訳でも無いので通過出来なければ仕方ないが、必ず遠野でという意識も薄いので出たとこ勝負で行ってみる。
 幸い既にクルマの入った跡やゲート脇がバイクを誘っているので、これは行くしかないだろう。
「工事現場の状況に因るな?」
 ここで初めて今まで走って来た道が
「大槌町道小槌1号線」であり、冬期通行止めは今月
5月18日
工事期間は6月29日と言う事が判る。
 通例なのか?
請負金額まで書いて在るぞ?まさに町道はここからダート、林道標柱は見当たらない、
 
ほぼ誰も走ってない感じの初めての冬期通行止め林道にズカズカと荷物満載で入り込んで行く、MRお馴染みのスタイルだ。



「入れない、通行止め」昨日の話と違うなぁ。


「まあいいや」ダメなら戻ればいい、出入りに問題は無さそうだ。


「窓の沢橋」昭和46年竣工。
橋の竣工年は林道の履歴書。



 早速昭和46年竣工のPC橋のお出迎えを受ける。大槌営林署の銘版が着いているガードレール欄干はズタボロだ。
 続いて
「岩手県北自動車」の乗り合いバスにお出迎えを受ける。
「なかなか礼儀正しい林道だな」いやいや町道だから。
 そしていよいよ工事規制看板が登場、その先ユンボと現れる林道は
工事が終わってほぼ完成状態、キチンと新品のガードレールも現場にある。
これを付けて完成だな、これはイケそうだ。

 工事期間満了までまだ一ヶ月以上あるが、雪に拠る工事障害を避けて早めに終わるのかも知れない。
 見込みが着いた所で自然にスピードも上がる。小春日和の新緑と小槌川のせせらぎが心地良い。

何だあれは!「廃バスだ!!」



残念、ボンネット型じゃなかった。


「おお、ちゃんと治ってるじゃん!」1


「おお、ちゃんと治ってるじゃん!」2


「ガードレール打設したばかりだね、
昨日?」3

 だが、3カ所目の工事区間が終わって1km程で、路面状況が一変する。
 
道の半分がそっくり川に持って行かれたその先はクルマが通った形跡が見当たらない。



「あれれ」急に道が荒れて来たぞ(わくわく。


んん、路面状況は改善してきたな?


改善?「嘘だ!」

「ま、まさか……?」
 そう思いつつも進行スピードは全く変わらない。
 よいペースで適度に荒れた林道を突っ走って行く。
「荒れた林道は何時もの事だけど…」
 再び停車して写真に収めたのは全長100m程の路盤流失、ここで道を流れて来た水はまたしても路盤を半分以上道連れに一斉に川に戻った様だ。
「さてこの雨水は何処から来たのか?」
それが大問題である。

 そこにはさらにもう一カ所、川に戻る雨水ルートがあって、その先にさらに水が流れ込んだ・・・?
「ちょ、ちょっとマテ!」
 ローストセロー君をその場に立てると歩き始めるMR。
 その先は小槌川に打たれた
護岸コンクリートの内側がゴッソリ無くなっているかつての道の成れの果てが見て取れた。


がっつり流されてるじゃん!

「マジか…」これはヤバいかも…。



「まて待て!おいマジかよ!ここまで来て戻んのかよ」



こ、この流木は?この濁流の跡は…
撤退か?
 これは…多々石林道以来のピンチだな?
 どうやらこのカーブで曲がりきれない鉄砲水が、濁流が林道を流してしまったのだろう。
 ローストセロー君の足下や脇にある流木がその名残なのだ。
 流失した長さは30m程か?深い所は1m近く流され、替わりに流木や根が詰め込まれている。
何処を走ろう?いや戻るしかないのか?
「なんだこれは?」オイオイ!EDタイヤの轍が一条あるぞ!
通過してるのか?

 それは明らかにMRと逆方向から来ているここ数日内のトレッドパターンだ。



「通過して…やがる」谷底に一筆の跡が!。


満載のツーリングセローは

 この瞬間、MRは勝利を確信した。
「やって
やるぜ!!」

 
ここさえ越えればイケる!



ワイヤーで括られた玉石の上を走る。「いけるか


「無事…突破!!!!!」(爆



嘘です、やっぱり不安かも?


「房間沢橋(ふさまさわはし)
昭和48年9月竣工、大槌営林署



満載のツーセロは
エロい沢を渡って登る。


よし、あとは安定路面か。


 まだ登りの途中なのにその確信は全くの根拠レスだが、何故かその時はここを通過出来ると確信したのだ>何故だろう(俺。
 
流石に同じラインでは登れないので別ラインで行くしかない。護岸工事の際路盤の安定を狙ってワイヤー網に石を入れた重しが並んでいて、一本橋の要領で何とかこれを使って通過する。
「ぉおおっしゃぁ!」



すると…「ゲート付き林道…三叉路だ」
その辺の住宅の門柱みたいだ。


ここからは
「小槌川併用林道」らしい。
マップルだとここまでが
「長井林道」

「房間沢」だけでもエロいのに
「房間林道」だと!
ここからが「琴畑林道」なんだが?


あれが牧場の在る山かな?


「大滝橋(おおたきばし)
昭和61年1月完成


思わずガッツポーズのMR。気を良くして前進を再開する。
 
しかし路面状況は思わしく無く、相変わらず林道の路盤には流水の跡が続いている。
 やがて路盤が安定すると、林道のT字路が現れる。
「小槌川併用林道とあるな」珍しく方向指示の在る標識が立っている。やっとこさ林道名がゲットだぜ。
 マップルで確認すると、どうやら
長井林道はここで終了し、ここから先は琴畑林道の様だ。
 もう一本の道はあまり見ない様なゲートで封鎖されて
「房間林道」とあった。
 スカスカなのでここも突破は容易そうだが、地図上は何処にも繋がっていないと見た。



「上からも下からも言い方がエロいか?。


「いきなり転倒した(爆 
思いっ切り浮き石に乗ってしまう。




「小原橋(こはらばし)
竣工年は不明。



「金平橋(かねひらばし)
平成元年12月竣工。


「中白見橋(なかしろみばし)
平成3年10月完成。


「長手沢橋(ながてさわばし)
平成2年12月完成。



ここら辺も1Km以上こんな河原が続く。

 
 そしてこれから向かう琴畑林道が長くさらに高い標高を超える峰越え林道なのだ。その標高は900m近い、これは残雪が有るかも知れない。

 サクラサク。 10

 相変わらず気持ちのよいダートと、河原の様な流水の跡が交互に現れる。
 
枝沢が多いのか幾つもの橋を渡る。
 隣りを流れる沢に流れ込んで路盤回復を繰り返している。やがて道が登り始めると、あっという間に沢との距離が離れ始める。
 その先に待ち受けていた物が有る。
「ええ?桜」
金糞平のオオヤマザクラである。
 ここはオオヤマザクラの標高北限と書かれた案内板が在った。
 写真と木の枝張りが違うのは毎年1m以上積もる降雪のせいだろうか?




長手沢橋から林道は急激に登りはじめる。
峻険な地形が地滑りを起こす。



「なんだ?…桜」日本最北、最高標高に咲くオオヤマザクラ。


「金糞平の大山桜
地名と成る「金糞」とは鉄を精練する際に出る精練屑(不純物)の事らしい。
昔、ここに移り住んだ都の鍛冶師が居たそうだ。
ここから東に30Kmには鉄の町「釜石」がある。



「凄い偶然GWにこんな山の中で桜の巨木に出会うとは。
しかも満開から散り始めという時季に。



「山桜の春」堪能致しました。


 でもこの場所で積雪が1m程度だというのはにわかに信じられない少なさなのだが。三河林道の方が多いぞ?
 割とつぼみや花が大きめで、普段見慣れたソメイヨシノよりゴツい感じがする。
 花自体は散り始めという所だが、今年は各地で桜の開花が早まった中でよくぞ保ってくれたと言う印象だ。
 もっともそういう温暖な春先だったからこの林道も通れた可能性も高いのだが。


「え?雪」マジかよ?
「桜は自生しない、人の住む所に植えられて咲く」という言葉通りに、ここ金糞平とはかつて金属の精錬を行った場所だと言われている。桜の周囲に散らばった精錬滓をそう呼んでいるのだ。


 ここをピークに林道は高原地帯に入りアップダウンを繰り返し始める。
 
林道の正面に氷河の様な残雪が!
>大丈夫か?俺。




「樺坂峠の三叉路で周回路」
正面の支線はまだ冬眠中か!。本線は写真左へ。


「確かに1m位の積雪あぶないあぶない。


「残雪突破…成功(爆2〜3日か5〜6℃の違いか?。


標高854.3mの三角点を周回する牧道の
様だが、
樺坂峠の分岐の先は真冬だ。

 そこそこのスピードながらブラインドで残雪に注意しつつ走り抜けると、林道の最標高位置は道路半分に残雪が残る物の普通車の通行が可能な残雪だった。
 雪の端にEDタイヤのトレッド痕、ナビがわりの先行者に感謝する。そして如何にも牧場らしい長い直線を下って行くと、相当草臥れた通行止めのガードが現れる。林道分岐だ!
「おっっしゃ〜!フルペイ突破!」
 
桜と見知らぬ仲間に助けられて、何とか峰越え林道を突破する。



「良し…突破(爆その申し訳程度のゲートで俺様の進行を
止めるなど10万光年早いわ(誤訳。



「実は琴畑林道はターン(爆
また三叉路、だんだん入り組んで来たな(笑w。



金糞平の標識がある。
牧場の表記も在るので迷う事は無さそうだ。


GEKOTAかな?先行者は?


定規で引いて造ったような直線の林道。
手本は三島か(獏


これは地図に表記されたループ橋?

 久しぶりの三叉路には牧場と金糞平の桜の案内標識があった。
 林道本線はここを右折、牧場の柵と、残雪がようやく現れる。手元のやまやまナビは標高800mを越えてる。
「なんだこれは?」
 
遠野まであとどのくらいだろうと給水しながら地図を見てると、この先にループの記号が?面白そうと先を急ぐと唐突にそれは現れた。
「確かにループだ」だがここにこんな安易なループ橋?を作る意図が読めない。
「山の上か下に立てる?降ろす物?。重いモノ、長い物・・?」腹が減って頭が回らないのか?俺。やまやまナビではなく加曽利氏監修のツーリングマップルに答えは載っていた。
「成る程、風力発電機か!!」



「確かに…ループしてる


「ボックスカルバートな橋
まあ、強度確保が最優先事項だろうしな。




豪雨被害?200m近い路盤崩潰とその補修。


またゲートだ。

 先ほど牧場に通ずる分岐点を右折して遠野方面に向かっているMRだが、加曽利氏によると直進(というか左折?)した所の牧場は今や副業?の風力発電所が併設されているようだ。
 築城の時代から変わらず、やはり重い物は楕円軌道を描いてゆるり登り上げるのが吉なのだろうか(笑w



もはや簡易というよりおざなりかよ。


「山頂に居並ぶ風力発電所」
手前は白樺の保護育成林。ここらは資源保存林なのだ。


「琴畑湿原おお、ハルニレの群生地なのか!珍しい。


まだ真新しい看板群、起点とは対照的だ。

 そして成る程、この先まるで元森林鉄道のような緩やかな直線と5m幅の良く整備されたダートはその為に作られていたのだ。
 ヤッホーの掛け声とともに3桁の超高速で駆け下りると分岐にゲートが置いてある。
気づくのが遅くて止まりきれないぞ!
 
まあガバガバなので3mほど超過して停車する。
 そこは
「また三叉路だ」



「ハルニレの森を後に」遠野に急ごう。


林道の南側は「琴畑湿原」


最後の川を越えると、フツーの雑木林の森に成る。

 その三叉路の左手の山に予想通りのモノが回転していた、やはり風力発電所である。そして三叉路から何か看板が見えたので左折して寄って見ると、
「琴畑湿原ハルニレ林木遺伝資源保存林」という表題だ。
 
もうこれだけでこの森の保護理由が朧げながら予想が付くタイトルである。
 この林道も遠く先に見える電源牧場の道と釜石に抜ける峠で合流出来る様だ。往復ここに戻る10Km以上のダートなにるが・・・。
「昼飯無しにもう3時だから諦めよう」
 
熊出没注意の看板を見ながら決断する。
 
取り敢えず道は判ったので次回のお楽しみとして、ここは大人しく引き下がる事とする。




「皆さんここに居ましたか」
土場、標識類、禁止看板。



「琴畑林道」延長7.311m
久し振りに見たな、このマーク。


「一般通行禁止」だが、規制ゲートは無い。


「遠野ヒノキ」特産品なのね。

 遠野に行って買い出しの後でキャンプ場探しとなればもう2時間を切っている。住み込みでない限り管理人は普通夕方5時で帰るものだ。
 
再来を胸に、MRは琴畑湿原を後にした。
それにしても琴畑林道の起点とか、さっきの風車地帯に出る林道とか、殆ど林道表記が無いな」



「これが遠野ヒノキか?」明らかに違う林。


「そして熊注意」野宿はやめてキャンプ場にしよう。


などと思いつつ、緩やかに直線のような道筋を下って行くと、お目当てのある土場があらわれた。
「琴畑林道」「延長7.311m」
「遠野ヒノキ」「一般通行禁止」

いきなりてんこ盛りだな。
 撮影をしたlカメラを仕舞い込むと、MRは一路、遠野に向かって走り出した。




次回予告
悪夢のキャンプ場を後に、
MRは再び山に向かう。
最終日は勉強会。
近代日本の先駆けを見に行く。

つづく(最終日へ)



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