鐵の故郷にも「春」 |
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ご使用上の注意! このデータは、 あくまでおいらの走ったルートの 覚え書きです。 走行距離は主にバイクで測定し、 旺文社発行のツーリングマップルにて 無断で補正しています。 また、 掲載される内容は大変危険です。 当サイト掲載内容による いかなる被害も当方は 保証致しません。 |
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旅先Photo ! 「宿泊準備完了!!」絶対他のキャンパーは来ない前提で設営! |
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「ちょっとの火でも大きな安心」 (保険屋の勧誘かよ) 人気の無い山の中では特に、ね。 |
ライトを照らして炊事場脇の積み上がる薪から割と上の方の乾いた所を探して焚火する。 |
「春なので朝から桜で攻める」(笑w |
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岩手県道35号線。とにかく狭い1.5車線。 しかも工事中かよ! 道を広げるどころか広めた道も破損補修中。 |
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「キタ!! 笛吹峠」いい感じだな。 |
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峠の手前(遠野側)に昨日の琴畑湿原に繋がる林道がある。 |
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「いかにもな峠?」県道なら東北は普通の風景(笑w |
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峠の先、釜石側にも南に向かう 林道が……尾根伝いに道があるぞ。 |
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「ここだ!板野鉄鉱山」700m先、だそうだ。 「屋外展示場なんだ」近くにある駐車場まで行ける。 |
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ここからは徒歩です。さあ歩くよ。 サイズがでかいよな。 ゲートの基礎とかこれからだもの。 |
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「橋野鉄鉱山」江戸末期の製鉄所。 |
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「三陸ジオパーク板野高炉跡ジオサイト」 |
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あからさまに……道だよな? 単車でイケる? よく整備された好い林道だ。 (だから林道じゃねえ>俺) |
それがこの「橋野鉄鉱山」橋野実験高炉(後の三号炉)である。 |
「順路てっぺんから見下ろす」当然。手前が一番高炉。 「デカいぞ」これで2.4mはある。 「正直、案内が無いと何だか判らんな」 当時は内部に耐火煉瓦が組み込まれ礎石上部に漆喰の構造体が組まれて居た。 |
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お、案内板が在る。 |
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「一番高炉、これが本来の全景か?」 |
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当時の写真が在ればいいんだが。 |
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続いて、「二番高炉」 「フイゴ座」という標柱が無いと前後ろも判らないよ。 基本は一番高炉と同じだが二番高炉は最上段まで耐火煉瓦製だった。 |
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導入板礎石…これだけではどんな構造だったか? 想像も付かないナ。 部品単位で洗練されている、と書いてあるが、 良く判らない。 |
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「構造体はセンス」技術者魂というか? その構造は見た目同じ様でも別物、改良のスピードが違う。 |
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一番/二番と繋がる水路が続く。 フイゴの動力と成る水車と、 湯だし冷却の為の御水を兼ねていた。 |
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「御日払所跡」いわゆる鉱山管理事務所だな。 盛岡藩お抱えの際は藩銭も製造したので造幣局でもある。 「藩世時代は勘定奉行も居たのだろうな」 |
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これは…「祭られてるのは カルシファーですか?」(棒。 「刻は流れ、また日が登る」 |
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「忘れぬ為に構造体を残しておく」 「これが三号炉」全景 丘陵の段差を利用して二階建ての建物。 実験炉だけに良く考えられて構築されているな。 |
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「チキリ」 熱膨張を考慮した楔の跡だ。 |
四隅の基石は内側の熱放射を考慮して 内側を丸く加工されている。 |
「距離感あるね」 当時はこの間に鉱石やら燃焼材の薪やら炭が山積みだったろうなぁ。 |
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いつしか側道と高低差が? 斜面には無数の高炉の資材が投げ打ってある。 |
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「中央に炉底塊」 この間には耐火レンガが積み上げられていた筈である。 「この石組形式は後の大橋高炉にも引き継がれ、 初期の高炉の基本と成る」(配付パンフより抜粋 「幾度も改良を加えられ、形成された実験炉」 創造者の想いが形に成る。 |
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さて、堪能したので帰るか。 |
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「さらば鐵の郷」もう訪れる事もあるまい、多分。 |
「ふたたび遠野へ」また来るぜ、笛吹峠!。 |
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せ、狭い。さすが険道。 |
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「パンフレットとお土産」 「70%鉄鉱石」センターの方と話が合って頂いた記念品。 |
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