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林道日記(0ff-Road・Diary)


ご使用上の注意!
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレーム一切お断り致します。
走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。
また、掲載される内容は
必ずしも最近の状況及び写真ではありません。
走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。


キャプこのContentsは、適当に増殖します。ション
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)My-526(2020年版)



この先(写真左)が青沼。 (2020
「正面が今来た小荒沢青沼林道」


「画面右が青沼キャンプ場」林道はこの施設の末端を起点としてる。


●聖書TMで縦横無尽に走り回る賀曽利氏の痕跡を追う(笑。
概要
 
加曽利氏お薦めのオレンジ点線で埋め尽くされる泉ヶ岳林道群。
 その環境も路面形態も、十本十色とも言える林道群です。今回は南から主だった林道を一筆書きに走っております。
 先に書いた順序と若干違う所もありますが、ご容赦ください。


「トイレ使えない」
キャンプ場開催期間以外は、一切の施設が施錠されて使えない。自然保護の観点から是非トイレくらいは使わせて欲しい。


キャンプ場の末端。通行止のトラロープが外されたまま放置されている。


道幅が半分と成るここが起点(終点?)か?。
すぐにダートが始まる。ここから終わり迄ずっと下り。


■青野林道
全長:11.25Km(全線未舗装)
Touring Mapple 2019.3版に掲載
概要
 
青沼のキャンプ場の奥が起点(終点?)で、その名の通りに青沼を源流とする青野川に沿って走る林道である。
 北側の白沼青野林道(仮) と山一つ挟んでほぼ並行に通っている林道。
 今回もそうだが川沿い故に自然災害の影響も受けやすい林道でもある。
 接続する青野岳山林道は2022に無事走破。東側の林道入口は白沼青野林道(仮) と共有する。

 早めに帰る(河童の湯に入る)都合があるので、
本日はこれがラスト、ご安全に。


下りになると途端に荒れ出す。
真ん中に洗掘が始まっている!。


もう既に洗掘が出来てる(笑


なにげに在るので崖落ち注意。
この時点ではまだ防護措置が無い、と言うか通行止なんだし(笑。



 青沼キャンプ場はすでに閉鎖済み(7月〜9月)で水一滴出る事もなく、クマ注意の看板だけが悪目立ちしてる感じだ。まあそれで正解なんだが、トイレぐらい使わせて欲しい(笑。
 取り敢えずキャンプ場奥の林道に向かうと、いきなり不穏な兆候だ。

虎ロープが外されている。
通行止めの筈なのか?誰がロープ外した?
 まあ行ってみれば判るだろう、ダメなら岳山林道に出て残り区間をGPSでトレースするだけだ。
ロープを戻して張り直しトツゲキ!



ほぼ青沼キャンプ場への直通林道。


「あ、道が半分崩落!!!」通れる?


「ざっと10〜2mぐらい?」


 ここも洗掘の前触れで大分路盤が荒れている。
 大きな破綻はないが流水で欠けた路肩や路肩に土嚢を置いてロープが渡されたコーナーがある。東に向かって下ってる訳だが山側には側溝よろしく水路が掘られている。
 殆ど雑草で見えないのでよせすぎるのは危険だ。見えがかりを走る。
 
その法面を側溝ごと埋める比較的小さな崩れもあるぞ、大丈夫か?
 川沿いに林道は明るく開けるが、道はまた洗掘、路盤欠損と続く、でも通行止めにするには微妙だ。軽トラはいけるだろう?

 だいたいこんな物かな?脱出路も確保出来たし、と思ったら
大規模な路盤崩落に出会う。 路肩が半分青野川に落ちているのだ、河原まではざっと12mくらいか?


皆、路肩の排水路を走ってるな。


小石が落ちてく、恐いな。


「今も崩落最中」2〜3台のバイクの轍も見える。


 これは車は行けないわ。
 
バイクが2台ほど側溝にわざと降りて突破して登っている。
流石だがキャンプ場のロープは戻して欲しい。
 写真撮って被災現場を後にする。
ああ楽し、やっぱこういうクエストが無いとな。
 ここを過ぎると、林道は川から少し距離を置いて森の中を走る事となる。


崖沿いの道を突き進む。


青野岳山林道終点三叉路。これは2022撮影分。
写真右側の通行止看板が在る方が
青野林道。



と、思ったら三叉路が現れる。 地図で確認すると南に向かうこの道は、どうやら青野岳山林道の分岐だ。
 まあこちらが終点だろうな。時間が押してるので又今度としよう。(2022、往復しました)
 その後も、管理されてる林道らしく法面側の側溝はユンボで大きく掘られ、川側の路盤欠損には虎ロープが張られる。
おお、警笛ならせ!だ。


さらに直線、猛然と突き進むセロー。


「重量制限14tの橋!!」先の三叉路は砂防ダムの作業路か?。


「少なくとも上流側に滝は無い」


「いぼたきばし」どんな漢字なんだよ?。


「外れた銘板も見つけられない」
 
 さらにズンズンと下ってゆくと、
重量制限14tのPCコンクリート橋が現れた。
 銘板を確認しようと思ったら3箇所が接触破損してるよ、
下手なのか?
 唯一残った銘板が
「いぼたきばし」の銘板だが、凄い名前の滝があるもんだと感心する。
 どんな滝か見たい気がするが時間が無いので割愛する(笑。



「こちら側にも14t制限標識アリ」もうそろそろな廃れ具合だ。


 当然、竣工年月日は不明だ。もしかしたら支流の名前かも知れないが手持ちの地図には名称不明だ。
 地図に因れば、この崖下を流れる名称不明の沢は青沼川の支流であり、沼から発する本流は小さな尾根を挟んで更に北側を流れるのだ。
 橋を渡って直進、幾らか洗掘が残るダートだが下る毎に全体的にフラットダートとなる。路肩に気を付けつつ緩やかなコーナーを行くと自然にスピードが上がる。


好い感じの緩やかS字コーナー。


「何っ!?」ゲートかよ!!


 撒かれた砂利が比較的新しく、流石にKLX125では小さすぎて飛ばすと少し挙動がブレる感があるな?
 などと考えていると、目前に長いストレートが現れマシンは猛然と加速してゆ…何っ!フルブレーキングで停車する。
 
黒い鉄製のポールにチェーン豪華南京錠付きの封鎖だ。やはりこちら側からも通行止めだったのだ、ナルホド対向車がいない訳だ。
 営林署が凄く話が分かる様でポールとガードレールの間が1m離れているので難なく通過した。
 一見十字路だが直進は牧草地へ、右(北)は地図上ピストン林道の様だ。斜左にカーブするのが正解と見た。
 ダートのブラインドコーナーを下って行くと、
再び橋だ。



交差点まで来たじょ。


「二輪車に優しいゲート!?」横抜け桶!四輪は通行止。


 これは一応、下を流れるのは青野川本流なので”青野橋(仮)”とする。

支流の用水沢合流点でもあるが、サビだらけの欄干に名難はない。
 それにしても
欄干のガードレールがもげ落ちてるよ、下手にも程があるだろ?
 橋を渡るのと森を出るのは同時だった。橋の下には船形山と掘られた銘石があり、このルートが林道以前からある古道が元である事を物語っていた。
 この状態から、このルートも大型車や過積載のキャンパーの通行はしない方がいいだろう。


コーナー真ん中に14t重量制限標識。


「おおっと、すぐ橋だ!!!」大きく廻って橋の前で逆ターンかよ。
まあ、ぶつけるわな?


ガードレールが銘板ごと脱落してる。


衝撃で銘板が脱落してる。


柱ごと引き千切られている。


「舟形山」と彫られる


 道はその後も最後まで荒れアレの状態で、青沼野田林道出口の三叉路直前までそれが続いていた。
 最後のコーナーから100
m先の合流点までがそれ迄の本当を覆い隠すように清楚な林道の姿をしていたのが印象的だった。
 橋を渡るのと森を出るのは同時だった。橋の下には船形山と掘られた銘石があり、このルートが林道以前からある古道が元である事を物語っていた。
 農耕地を横切って直進すると養魚場などもあり、かなり農村っぽい。
いや、農村なんだけどもね。
 さらに降りると、既視感のある三叉路に辿りついた。
 
そこは昨日も写真を撮った鋏角の三叉路、隣は白沼青野林道(仮)だった。









北の尾根となりの「白沼青野林道(仮)にゆく。


橋を抜けると森を抜ける。林道と言うより農道っぽい。


急速に山を下ってゆく?。林道っぽい農道みたいな。


来訪日 2020/9/22の状況。
  
結局この日は、通行止め区間も全線突破して満足の林道でした。
 
現在、例の路盤崩落地点が補修されたかは不明です。
 なんせ川まで10数m、擁壁は水面から2〜3m掘削して、基礎工事から相当お金の掛かる工事なので予算取りから大変ではないかと。
工事が終わっている事を祈るばかりです。



完全に裏山の砂利道(笑。


「養魚場がある」白沼、青沼の清流が判る物だ。


*2022/6、現在も通行止めにて通行止です。
 
設置された看板が新しいので現状工事中か準備作業中と思われます、
この日は未確認です。

 ただ、三叉路の完全封鎖はしていません。多分終点(起点?)側のチェーン封鎖が健在だろうと思います。
 そんな訳で、どうぞご安全にお願いします。


そして……。


「白沼青野林道(仮)と合流」
写真左が今来た青野林道、右が白沼青野林道(仮)。





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