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林道日記(0ff-Road・Diary)


ご使用上の注意!
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレーム一切お断り致します。
走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。
また、掲載される内容は
必ずしも最近の状況及び写真ではありません。
走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。


キャプこのContentsは、適当に増殖します。ション
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)My-527(2022年版)



リニューアルされてる!?。 (2020


●聖書TMで縦横無尽に走り回る賀曽利氏の痕跡を追う(笑。

概要
 加曽利氏お薦めのオレンジ点線で埋め尽くされる泉ヶ岳林道群。その環境も路面形態も、十本十色とも言える林道群です。今回は南から主だった林道を一筆書きに走っております。
 先に書いた順序と若干違う所もあり
ますが、ご容赦ください。

■長野岳山林道(仮)
全長:4.4Km (全線未舗装)
Touring Mapple 2019.3版に掲載

概要
 
岳山林道から直接青沼方面に向かう枝道。
 基本的に伐採作業道が北側の青沼林道に繋がって林道に格上げされたと思われる。



「林道青野〜岳山線」二級起点。
幅員4.0m 2440m(2.4Km)。


「画面右が岳山林道本線」この林道はコーナーの真ん中に接続してる。
標識柱が新たに設置され道が直された様だ


昭和50年に開削された当時の擬木看板がある。
となりの水源かん養保安林の地図看板も同時期だろう。


 何故ならこの日も岳山林道から入ると現在も稼働中の大規模土場と各種々重機が所狭しと駐機してるのだ。
 
そのせいか、通行止めの看板などは確認できない?
 いいのか?こんな危なく楽しい道が放置プレイで!
何故通行止めにならないのだ?
 
初心者、キャンプ用品等の過積載車両、大型車は要注意路線である。

では、改めて行ってみましょう。
 岳山林道の起点である熊出没注意看板(違う)から10分程で先ほどの三叉路に戻って来た。

 

昭和50年度竣工。林道管理者 色麻町。
実は町道なんかい!。



もう既に洗掘が出来てる(笑



 大分痛んだ「昭和60年指定新林業構造改革事業」の擬木看板の前には真新しい「林道青野〜岳山線 二級 起点」の起点標柱が立っている。 幅員4m、延長2.44Kmと表記される。事業は現在も継続されているようで嬉しい限りだ。写真を撮ったら「登坂開始」。
 この日前後4分山のBS・WR を履くローストセロー君はやや空転気味ながらも猛然と山登りを開始する。
 三叉路付近に砂利が堆積しているのは上から大分流されて来ただからだろう。
 食いつきをKLX125のGEKOTAに比べるのは可哀想だがやはり250のパワーで補っている感じだ。
バネレート1割増のDRCのリアサスが流石の仕事をしてくれている。



岳山林道もそうだが
昭和50年代の林道はもう直線主義 殆ど大形車用の道だしな。


「ガードレールが両側にある!」
本線の岳山林道にも打たれた事ないのに?車の迂回した轍がある。


「道路開削兼除雪作業車」撒き砂利がここで消える。


 200m程の入口直線の終わりには砂利もなく、引き締まった路盤にやっとフロントが着いてグイグイ曲がって行く。
 木材が大量に蓄積された土場を過ぎ、表記通りの4m道路を登って行くと、移動製材機の様な重機や道路工事に使うホイールローダー等が上の土場に置かれている。
 
ざっくり三叉路から1Kmぐらいが植林地帯だ。それを過ぎると周りは未普請の雑木林に変わってゆく。
 
林道も両脇から雑草などが垂れ込んで来る。時折ダブルトラックに変わったりもするが、その先もまた砂利道が続いている。
 
そして驚く事に起点から約2kmちょっとで林道は綺麗に均された、いわゆる「回転土場」つまり開削林道の末端で車が回転して戻れるスペースを持つ土場に行き当たったのだ。


明らかに整備前の状態に戻る。


相変わらず直線的だ、
更に奥深く入って行く。


「倒木が放置プレイ」2〜3台のバイクの轍も見える。


え?実は貫通してない?
 いやいや、木陰という「扉」の向こうに敷きたての砂利道がほんのり見えるぞ。
「あれが本来の林道か?」
 林道は道路右側(東側)にある標高505.4mの八森山の西側の鞍部を抜け沢の源流に近くを通る様だが、扉の先は道幅2mそこそこという感じだ。


さらに直線、猛然と突き進むセロー。


突然待避所、いや最終土場!?!。ここは最近造ったばかりだな。


 
 さらに200m程で敷かれた砂利も終了して、道はダブルトラックとなって更に奥へと続いていた。
「砂利の終ったところが起点標柱の記載する2.4Km地点なのか?」マジかよ。
 道幅はあるものの、車が通らないので道路脇の木々の枝が日差しを求めて高さ1.2mぐらいの所に大量に道端に飛び出していた。
もはや誰も通っていないのか?
 
道の真ん中に1mぐらいの雑草が立ちはだかっているぞ。
 更に進んでゆくと遂に道はダブルトラックもない芝生のような状態となったのだ。
 随分前に誰かバイクで通った轍はあるが?行けるのか。
 そうして恐らく町境のサミットの手前が大きく陥没していたのだ。
 地図を見ると、どうやらあの
「荒川」の水源地付近の様だ。



また、真新しい砂利敷き。


倒木処理してある、延々続く砂利道。


突然、砂利が消える。「だんだん廃れて来たぞ」
道はほぼ放置プレイだ。


 その先、緑一面の廃林道?に突然に真っ赤な高さ1mくらいの赤土の壁が横一線に立ちはだかっているぞ!。
「断層?いや路盤流出か!」
 
いやいや、通行止もなんも表示がなかったぞ!
マジかい!ここ迄来て。

 実際には暗渠排水が詰まっ恐らく暗渠か小さな橋が架かって居たと思われるが、路肩を含む幅3m、長さ約10mが完全に流出していたのだ。見た目に突然断層が出来たかの様な風景だ。
 
これは戻るしか無いな?と思って流出現場に歩いて近づくと、
なんという事でしょう

辛うじて幅員が確保されてるが2mを切る。


「竹林が倒れてる」


「断層!?」いや、路盤流出か!!

なにっ!!「横道があるぞ!?」


崩落した上流に何台もの
バイクが通った一本の道が、殆ど枯れ沢の川底を通って対岸に繋がっているのです。
「マジか〜〜〜〜!(笑
 
写真を撮って早速ローストセロー君を滑り込ませる。
うむ、十分グリップしている、イケる。


マジか?これは十分行けるな。


大丈夫、行ける。そっくり流されてるな、道路。

「底が抜けた様に流出」


「無事通過」路肩に逃げ場があって良かった。



青沼キャンプ場経由で「青沼林道」に突入。


何かフツーの廃林道に戻ってる。



戻って来た路面状況。


「嘘だった」(笑。

 
沢を渡って登り口にセローを止め、写真撮影(爆、問題なく通り抜けた。
 反対側も車の轍など無い芝生路面状態だった。
 最近通過したらしい一筋の轍に誘われる様に再び走り出すが、すぐ先の峠の切り通しは
土砂崩れで半壊しておりバイク以外の通行を赦していない。
 
ここが青沼側の事実上の4輪車通行不能地点だ。案の定、慶虎らしい四輪が無理やりターンした跡が残っていた。
 内輪差が小さいのでジムニーでは無さそうだ。
前回2020年に青沼野田林道を通過した際、つまりこの先の三叉路には通行止めの看板があった。
 それ故、岳山側に看板がなかった事から突入した訳だが、ご覧の通りの状況だ。多分2019年の台風辺りで被災し、以来このままなのだろう。
 フリークのみが道を勝手に作って通過してるに過ぎないのだ。



「キタコレ!!!」事実上の車止め。


土砂は片付けられていない。泥濘が酷い、進まない。


この状態から、このルートも大型車や過積載のキャンパーの通行はしない方がいいだろう。
道はその後も最後まで荒れアレの状態で、青野林道の三叉路直前までそれが続いていた。最後のコーナーから100
m先の合流点までがそれ迄の本当を覆い隠すように清楚な林道の姿をしていたのが印象的だった。


やっとダブルトラックが戻って来た。
下り道に変わる。



下りながら、北西方向に視界が開ける。

来訪日 2020/9/3の状況。
 
ここも結局通行止め区間も全線突破して、大満足の林道でした。
 現在も例の路盤流出地点が補修されたかは不明です。
 
でも恐らく、現在もそのまま放置プレイではないかと思われます。
 
営林作業に必要なルートは既に整備が終わっていますし、峠を越えると管轄が違うので崖崩れ部分も用途がなければ手を入れないでしょう。



やくらい温泉方面か?。ここを下れば青沼青野林道に出る筈。


 作業道あがりの二級林道ではこんなもんでしょうかね。
 逆を言えば、
これ以上壊れなければ暫くはバイクの楽園と言えますね。勿論、自己(事故)責任ですが。
 どうぞご安全にお願いします。



普通の林道に戻りつつあるな。


「倒木が切断処理されてる」
ダブルトラックも消え、普通の林道に復帰?。


「青野林道(仮)に合流
写真右から手前が青野林道(災害通行止)。セローのいる左が青野岳山林道終点。
セローの脇に片付けられた「通行止看板」が放置されてる。


「いやぁ愉しいリベンジでした」
こちら側は封鎖も何も無い!良いのかコレで(笑。





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