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林道日記(OFF-ROAD・DIARY)

ご使用上の注意!
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレーム一切お断り致します。
走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。
また、掲載される内容は
必ずしも最近の状況及び写真ではありません。
走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。



キャプこのContentsは、適当に増殖します。ション
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)Ym-404



苦節3本目、ようやく道が「開けて」きた。

●ツーリングマップル
 推奨の道の実体?。

 通常、山には大規模な山林の為のもの(いわゆる林道・山林の種類で別管轄)や、その他管理施設(気象・通信・電気・水道)や旧道・廃道などの廃棄された道路、個人の山道などだ。
 それぞれ理由があって道路を開放したり閉鎖してるわけだが、マップルのような特に詳細な地図が販売されたり、ネットの発達による情報の共用化は思った以上に地元に影響があるのか?今回刷新された「TouringMappl」の、いや某○曽利氏の提唱する「誰にでも勧められる林道」とはいかなるモノか?その神髄が今!ここに。

TouringMapple2005.3版からおすすめ掲載。初登場!それまでには林道表記すらない。

目印の小言看板。ここまで来ると、ある意味解りやすいかも?

●そこは「気持ちのいいスカイライン」だれでも行ける!有名林道を繋ぐ高原ライン。
概要
 何の変哲もない繋ぎ林道と思い、否、少なくともここまでの3本はそう思っていた。流石マップル、どんなバイクでも根性があれば何とか走れるダート路で、ハッキリ言って見るべき所はないのでは?辞めようかこの企画?と思ったおいらだったが、ここに来て
「やるなカ○リ」と頷くおいらだった。

●飯豊町道
 /林道広川原〜高造路線(遅谷経由・仮名)

区間総延長:約11.8Km(全線未舗装)
概要
 一部の熱狂的間欠混浴温泉マニアの延髄の的となっていた広川原温泉。
05'9.20日に再オープンしたこの温泉と、悪名高き超無駄大規模林道飯豊檜枝岐線を白河ダムまで戻らずにスルーする町道。これにより初めて葡萄沢・西沢(廃道)林道双方が北側で林道(町道?)によって結ばれ、エンドレスに走り続ける事が可能となった。
 しかもお好きな時間にさらにもう一本林道を追加する事で、衣(露天風呂)食(喜多方ラーメン)住(ダム周辺のキャンプ施設)+アドベンチャーワールド(廃道)という驚異の方程式が導き出される。


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広川原川沿いに、これもまた隣山の畑にでも行く様な林道の入口がある。ただ一点以外に道はない。

相変わらず最初は登りだ。写真にナンバーが無いともはやどの路線の物か解らないぞ?。


時折、側溝がらみの舗装も出てくる。


思ったより砂利が深い様な・・・?
とまた思ってたら、今度は風景が違うぞ。



キターーー!(まねっこ)

コレはなかなかのスカイラインだ。
これまで3本分の「モヤっと」がイッきに解消される。
麓には大規模林道の姿らしき物もちらほらと見える。


ヘアピンで緩やかに尾根沿いの道から降りてくる。




まさに林道王国山形の南の一番星となった事が確認された瞬間であった。

 後は、手持ちのバイク・装備・時間・ご予算等十分計算の上、このミニアドベンチャーワールドへご来場下さい。
ここが町道だと書いてある。利用の際の心得も好いけど、出来れば路線名なんて書いてあるとええんやけど。

 
CMはこの辺にして、レポートを再開しよう。(だんだんへなりさんみたくなってきたなぁ)
例によって舗装路から裏山に向かう様な山道に入る。しばらくうねうねと中腹を走るが、ちょっち他より長いかな?と思う頃に道は急速に空に吸い込まれてゆく。地図を見ると標高は500m程度だが、一番高い尾根沿いに林道が走っている。トンボの舞う中、気持ちの良い空中道路が暫く続く。
 やがて大きなヘアピンとともに緩やかに道路は下り、遅谷地区へ。

枝道には林道表記がある!と駆け寄ると文字が剥がれている。山中で一人激怒。
「筆で書け!筆で!フィルム切り文字にするな〜。やるならニス仕上げしろ!」つい、職業柄・・・。


橋を渡るところが遅谷地区。放置されたかの様なバスには「ワラビーの里」という看板が!
他でも聞いたなそのフレーズ!


ダートがそのまま続いている。


遅谷〜高造路間に突入する。
今度はあまり見通しが良くない。
(つーか、この町道これが普通)


途中、通行止めながらも枝道がある。



青空と緑の草原のコントラストが眩しい。いかにも夏という色合い。



 遅谷側には立派なコンクリート橋がかかり、この林道の開削時期が近年である事を示している。
気持ちの良い木漏れ日に出逢う。
誰でもこれそうな林道だ。

 遅谷自体はさほ標高を下げていないので、一山越えると本格的に下り坂になる。下るとまた下草が刈られている。時には大きな枝なども転がり、明らかに車を通す為に下刈りしている様だ。突然、牧草地の様な広い空間に出る。看板には見本造林という見出しが踊っている。あまり荒れのない砂利道を草刈りの村人に会釈しながら通り過ぎると例の大規模林道に到着する。
お出迎えは勿論「町長の小言看板」だ。

調査日(05/8/27)の状況:
 路面状況は良。
飯豊町道横断林道(核爆)それはつまり西沢・葡萄沢の間を白川ダムの南側で繋ぐ横断エスケープルートなのだ。大規模舗装林道・有名林道・ぶな森林道・普通林道・温泉林道・そして廃道とおよそ林道の見本市のような「林道凝縮地域」

関連リンク
 西沢林道(02)
 葡萄沢林道(05)
 赤崩林道・五枚沢林道(02&05)
 旧広川原温泉レポ(01/02)

草を剥がすのに10分以上かかったが、文句は言うまい。



産業の広告は怠らない。


綺麗に草刈りされた林道、ただただ感謝。


豪華お土産付き、歓迎されているなぁ。


大規模林道飯豊檜枝岐線に出る。
ここは正式な林道だと思うが、
茶房表示があっても林道表記はない。



最後の最後で、飯豊思いでの林道に出あう。
それにしても、看板がないとゴミを捨てる事が抑制出来ないのも考え物である。
気持ちいい林道を気持ちよく残して欲しい。


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