林道日記(OFF-ROAD・DIARY)

ご使用上の注意!
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレーム一切お断り致します。
走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。
また、掲載される内容は
必ずしも最近の状況及び写真ではありません。
走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。




「東北に酒あり」
の名コピーで一世を風靡した銘酒の、酒蔵となりに林道はある。
林道走行前後に利き酒をしてはいけません。(笑w


キャプこのContentsは、適当に増殖します。ション
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)038

2002年秋の陣 以来の林道はすっかり綺麗になっていた。
朝6時の凛とした空気が気持ちよい。バイクはこうでなくては。



●雄国沼の麓に繋がる、清水あふるる昔懐かしい里山の林道?

 ツーリングマップルのお勧めルートに挟まれて特に表記もなく、さりとて特別豪快でも悪路でもない、ショートカットにすらならない、全長7Km程のどこにでもある里山の風景が、何故か楽しい林道である。特にこの一帯は非常に水が清く美味しいとされ、写真の酒造メーカーの他にも工場が幾つか存在する。
 舗装林道だらけの雄国沼周辺林道の中で唯一当分舗装されないであろう「オアシス」のような林道である。

TouringMapple2005.3版に実線表記。それがどうした?と言う感じで全くオススメされてない。

山の由来を記した看板も新設されていた。上から見ると台形と言う凝った作りだが、なんか金掛ける意味あるのかな??。


●林道北櫃赤枝線
区間総延長:約7.2Km(全線未舗装)
概要
 磐梯ゴールドラインの猪苗代側袂にある林道。隣は銘酒の蔵出し工場なのですぐ解る林道だ。状況から察するにこの林道は植林と灌漑用水の確保という要素から成り立っている。本来の里山の林道の在るべき姿で現存しているともいえる。近年磐梯町で林業活性化の一環として「体験の森」などの施設や登山道の整備などを行っているが、やはり根幹は昔ながらの二本柱と言う事に成りそうな気配である。


「カタクリの森」「昭和の森」などテーマ毎に看板で仕切られる。それがいいかどうかは解らないが・・?

 林道自体は?というとほぼ標高に沿ってゆっくりと登り、なだらかに降りる風情の林道である。里山であり、また登山道や森林施設、植林地区を繋いで走る林道なので、けっこう人通りは多い。途中にある水汲み場に早朝から沢山のポリタンクを抱えて来ていたご夫婦が居たりするので、スピードとブラインドコーナーには十分に注意が必要である。


高清水の前にある工事看板には災害復旧工事とある。まあ清水が多いのだから地盤の緩みも当然かと。

 
水汲み場は「体験の森」の先にあり、路肩を広く採って車3〜4台の駐車スペースを確保している。近年工事があるのか?建っている工事看板の地名も「高清水地区」とある、なんだ?モロ商品名じゃないですか?
 当日、この水汲み場に早朝から沢山のポリタンクを抱えて来ていたご夫婦が居たのでお話を伺うと、お茶やコーヒーなどの味が違う、ご飯を炊くと香りの良いごはんが炊きあがり、美味しいとの事、本日は何も持ってないので、そのうち試してみよう。

ゴリッパな林道表示板。
デラニウム板にフィルム切り文字加工だ。
(スマン、つい仕事柄・・・)


サビサビの旧表示板は確認出来なかった。


この前(2002年度)と変わらぬ路面状態。


最初のY字路、たしか3Km程で登山道に成る筈。
つーか、よく解らずに道は藪に埋まる。


突然の「一瞬、舗装路?・・・」状態?


町営体験型施設らしいが・・・誰もいない。


普通に見るとただの沢のようだが?。


高清水の水」コップに塩ビ管から水を汲んで2杯ほど飲む。
口当たりの優しい水で、思ったより暖かい。不純物が全くないぞ!




 美味しい水とはいえ、胃腸の弱い身としては少々不安だが、取り敢えず老夫婦に挨拶して先に進む。
 余談ではあるが、この直下に「福島名水百選」に選ばれる「磐梯西山麓湧水群」がある。


道路の南側には写真の看板と共に古い灌漑用水路が延々と続く。

 
緩やかに下る用水路に別れを告げて林道は西に登り始める。やがて視界が開け、朝靄に揺れる会津盆地を俯瞰すると林道もそろそろ終点だ。眼下に見える県道塩川線はゆるやかに稜線を盆地に向かって下ってゆく。
 ここは標高593m「羽山」の辺りである。


北側の山からは事ある毎に沢があり、林道は橋を繋いでゆく。


沢がやがて川になり、分岐した用水路が林道と共に里に向かう。


林道中、最も西側にある林道中の平線の分岐路。勿論通り抜けのない逝ってこい林道である。

朝靄の光の中に建つ影は「会津事故慈母観音」
こうしてみると、「つくづく盆地だなー」と思う。




仲間と戯れた林道中ノ平線も立派な看板が立つ。


林道西地区では間伐作業が行われていた。


だって、メーター読み7.23Km!間違いないだろう、ここが終点だ。
このあと、延々正面の直線を走って道成右折となる。

あ!舗装だ!と思った瞬間、林道は終了した。標柱とかは全くないが。




調査日(06/9/24)の状況:
 路面状況は優良、特にコメントはない。ある意味安心・ゆえに大きく物足りない気も少々。初心者向けコース。



道成右折後、T字路にぶつかる。
右直進の後、学校裏から県道7号線に合流する。