●会津布引高原に接続する林道群。
その2。
黒沢林道本線は会津若松と羽鳥湖を直接安藤峠を越えて結ぶ林道だが、黒森林道会津側起点から僅か3Km手前に市内に入らず国道121号線に抜けるルートが有る。これが御紹介する林道一ノ渡四ッ谷線である。地図上に会津東山おおすごスキー場が確認できれば話が早い。単純に東山から国道121芦の牧温泉に出る道と考えてよい。また、支線が幾つか存在する。
TouringMapple2005.3版におすすめ掲載
●林道一ノ渡四ッ谷線
区間総延長:約16.6Km
(未舗装16Km、舗装区間0.6Km)
概要
今回、黒沢林道の会津側起点柱が発見で出来なかったので釈然としないが、舗装が途切れたところで終点と決め、更に東山温泉に進むと、何時から美術館も併設したのか?正雲寺というお寺が在る。その正面、「左コーナーの更にイン側に道が在る(イニDかい?)」のだ。曲って林道入口から眺めると正面山沿いに林道が標高を上げてゆく。
この林道は大変几帳面で、御丁寧に入口ごとに地図が添付されていて、現在地の見当がつけやすい。路面状況は写真通りで終始変わらず、走りやすい方だ。直線を主体としてスキー場まで登りとなる。やがて両側が開けてくるとスキー場区間となり、間もなく大巣子林道の合流点となる。
(つづき)
大巣子林道入口にも表示板、親切だが。
●林道大巣子線
区間総延長:約4Km(全線未舗装)
概要
大巣子林道はダート4Kmと某マップルに記載されるが、その実スキー場の管理道路である。雨が強くなったので本日は割愛し、またの機会とする。
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標識を見ると林道の位置関係が良く解る。
この辺で鳥獣保護や利水関係の地図表記は良く見るが林道のみは珍しい。
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(つづき)入口から3.5Kmにある大巣子林道接続点からさらに標高を上げ、山を回りはじめると緩やかに下り道となる。途中遅い桜も見れて、気分が良くなる。幾つか支線が存在するか、雨で全てキャンセルし、ひたすら本道を走ると、始めて本格的な分岐点に当たる。これが黒森林道である。
黒森林道ではなく、四谷線本道へとゆくと道はまた登りはじめ、砂利が深くなる。雨も強く、東屋があったので逃げ込む。コーヒーで暖を取って改めて出発。橋とトンネルを越えると道はまた下りはじめ、やかて四ツ谷の部落で終点となる。
調査日(04/5/5)の状況:
路面状況は「普通」で通行可能でした。黒森林道分岐点から四ツ谷の部落までは新しい林道で大変砂利が深く走りづらかった。東屋の辺りは紅葉のころ良さそう。
四ッ谷の部落の起点から600m程で未舗装となる。
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東屋。紅葉の頃にいいかも。
終点(起点)四ツ谷部落内。
一応、広域林道なんだ、うん。
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