キャプキャプ

前の林道に戻る。

振り出しに戻る。


ご使用上の注意!
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレーム一切お断り致します。
走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。
また、掲載される内容は
必ずしも最近の状況及び写真ではありません。
走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。


林道日記(OFF-ROAD・DIARY)
キャプこのContentsは、適当に増殖します。ション
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)001-2


三河小田川線T字路。直進が三河小田川線本道、左折が基幹林道小田達沢線だ。


養魚場のド真ん中を「天元突破」。

怪しい畑コーナー(爆 を過ぎると、
杉林に消える直線がある。

●古道 達沢峠を抜ける
 換線林道。
概要:
 県の中心都市と言える交通の要所、郡山から会津猪苗代に抜ける
広域林道三河小田川線に直接接続する林道。


郡山から峠越えした方には辛い仕打ちだが、さて?。

 三河小田川線は平成12年に竣工した大規模峰越林道であるが、本林道は、現在は三河小田川線猪苗代側に支線としてある達沢林道がそのルーツと思われる。達沢線の竣工は昭和9年と言うことから三河線とは一桁違う古さを感じさせる。
 しかし残念ながら全く新規に開削されたこの小田達沢林道と繋がる事はない。達沢林道は約3Kmで深い藪にその身を沈め、新道と交わる事はないのだ。



「あ、起点標識」。一つ目のY字路に起点があったが、この間は私道?。


沢沿いのハズなのだが、沢は見えず・・・。


直線がやっと終わり、登りに入る。

2005Touringマップル未掲載。
2010Touringマップルに林道で掲載。
掲載距離ダート9.9Km
広域マップルに掲載。

基幹林道 小田達沢線
 記名総延長;9.58Km
      (全線未舗装)
 現行延長:約10.6Km
      (10’8.17現在)

2級林道、延長9.583.9m幅員4m
昭和59年開設・・・
延長、やたら細かくね?

 小田川から尾根をショートカットして沼尻温泉に繋がる小田達沢林道は三河小田川線と合計すると、総延長は約40Km〜となる。
 全体的に鬱蒼とした森の中を延々走るダート・・というイメージがある。
実際に眺望に乏しく、また沢沿いのルートでもない。




2連ヘアピンで標高を稼ぎ始める。
奥が沢のハヅ(爆 砂利が多い理由は・・・・。


上流から砂利が流れ込む
から?。



なかなか悪党な区間を過ぎると。
平穏な林道に戻る。


植林の杉林を過ぎると雑木林上の林道で、
雑草共の熱烈な歓迎を受ける。

  当日の様な夏では雑草が繁殖し、周りどころか道路も見えない程である。
 一般の林道とは違い、隣の部落に出る山道という感じである。
 実際、これまで何度か車と擦れ違ったが9割は軽虎で、かなり高い確率で老人だった(当社比)。多分、多少悪路でも温泉に抜ける近道で、昔から通い慣れた道なのだろう。
そんな訳で、対向車には十分注意して欲しい。


古いとはいえアスファルトを穿つ雨水の恐ろしさ。

では、逝ってみよう。
 三河小田川林道、郡山から入り猪苗代側のラスト300mの所にその入口がある。
 猪苗代側からだとその林道のサイズに見合わない様な大きさの青看板がまさに「イヤでも」目に留まる所だ。
 T字路から道はまさに養魚場を分断してやにわに北東を目指す事になる。
 だが、杉林を分けて山に入ると直ぐに木立が開け、Y字路の間に挟まれた起点標柱が何げに現れる。
「じゃ、ここまでの約800mは、何道なんだ?」
と、思わずツッコみたくなる。
 一面金色の野原に一本の道が山に向かってゆく。野原を抜けた先は沢!だがこの沢は、この後林道とは別な方向に行く。
 林道の方はS字型の経線で急速に登っていく。何処かで江戸時代の達沢峠と出会う鴨?と地図でアタリを付けたものの、朝8時で気温30℃って何だよ?という感じでスルー気味である。
 いつの間にか道路脇に来た沢を振り払うかのように林道は蛇行し、僅かに残った古い舗装ですら深く抉られてゆく。



最初の切り通しとなるヘアピンコーナー。カーブミラーの前は実は待避所。


一つ目の切り通しを過ぎると、岩盤を削った法面がご登場、岩肌が赤紫だ。


二つ目の切り通しも一つ目を参照(笑w。
実際似てます。

「って、舗装かよ!」
 ざっと深さ20センチはあろうか?なまじ舗装なだけに、かえって危険極まりない。

横断側溝はコンクリート製。現役続行中、十分機能してるようだ。



2002年の路盤崩壊。通過してます。



直された跡もワカラン!!(笑w。同じアングルと思いきや、ちょっとアップ気味。


どうやら林道の上下から同時進行だったようだ。
同じ年度で終点とはな・・・?。


TTRに変わって「ピンチヒッター"ジムニー"」
まさか焼けるとはね・・・(泣w。


2003年にはその上の法面も崩れる


 しかし、この急な所を過ぎると林道は人が変わった様にゆったりとした傾斜で登ってゆく。
 小さな峠?というか切り通し?があり、小田側の二つは丁度カーブミラーのあるヘアピンで待避所ともれなくセットになっている。
 この時期では雑草の浸食が凄まじく、パッと見そうは思えないが。



切り通しがある。
「ここが現 達沢峠」


下のヘアピンと土場が組み合わさっている。
空き地に標識がある。


 途中、岩盤モロ削りだしの法面も見受けられるが、総じて今時の普通林道の作りである。
 そして三つ目の切り通しが現在の達沢峠である。手前の大きく回り込むコーナーで愛機TTRが没落(泣w
ここと、この手前は2年連続で路盤崩壊と糊面崩落が起こった所だが、すっかり落ち着いた感がある。
 現在の達沢峠は直線の切り通しなので直ぐ解るだろう。車が5〜6台止められそうなスペースがある。
 標高はざっと1000m切る位だろうか?峠から沼尻側は急な坂道だが、既に全長約10Kmのうち7Kmを通過している。起点は標高597m、終点は798m、200mほど違う。



「撮影した03'には読めた」今は駄目ポ・・・。


撮影位置の後ろにも作業道がある。
S字に山を下りてゆく。
 つまり達沢の終点までは距離も標高も少ない移動となるのだ。
 達沢側は営林が盛んらしく、幾つかの伐採道や土場は今が盛りらしい。
道端には伐採道の跡や、現在も活動する作業道もあるので、平日は作業車両にも要注意と言うことだろう。
 やがて林道は舗装の道路に突き当たった。
 この道は達沢の部落から名瀑の「不動滝」に向かう舗装である。映画「里見八犬伝」のロケに使われたという滝である。
 日曜の朝にも関わらず、車が多いのはやはり朝の澄んだ空気の中でマイナスイオンを浴びたいと思うのだろう。



路線上最大の土場がある。大型車への積み出し専用だろう。
思わず
倒木越えの練習を・・・(爆。




 このT字路まで林道はダート。途中の舗装と言ってももはやV字溝が刻まれるとなれば、ダート扱いしてもいいんじゃないか?
 今回初めて終点標識を確認。林道の基本全長が確認された。

 東に向かう滝とは逆に、西の達沢の部落に降りるとそのまま舗装路は
「磐梯高原リゾートインぼなり」の横を抜け、沼尻温泉街で県道24号線(旧母成グリーンライン)に合流した。
 沼尻温泉からは、沼尻郵便局または「リゾートインぼなり」「日帰り温泉」の看板を目印に曲がると良いと思う。

調査日(02/7/20)の状況:
 路面状況は「やや荒れ」です。補修が入っで砂利多い、通行止めですが、この日は通り抜けました。補修中の路盤崩壊1箇所。この200m前後のみ舗装路面。



「でた」地図上、細くなっているのが主道と呼ばれるが・・・

「おお、初めてお目に掛かる」ちゃんとあったんだ〜?。

この道幅にこの標識・・・?
要らないよね、こんな無駄。


調査日(03/9/27)の状況:
 路面状況はいいです。一部に補修が入っで砂利が多い。昨年崩れた場所は直ってましたが、その上が崩れていました。こちらは法面のみでした。


調査日(10/8/17)の状況:
 08'09'そして今年10’と走ってますが、特段変わった印象はありません。久しぶりに8月に走りましたが、とにかく雑草が多い、多すぎる!
 草むらから現れる軽虎に本当に殺されるかと思いました。
 特に問題なく、初心者や大型車でも大丈夫ですね。



しかも不動滝の方が幹線道路の様だ(笑w




001
「広域基幹林道 三河小田川線」へ戻る
076
「森林基幹道 中山都沢線」へ


前の林道に戻る。

振り出しに戻る。

次の林道に進む。