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続続、常磐線旧線を走る。
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またまたやってきた!本鉄とエセ鉄のデコボココンビ! |
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民間私鉄とはいえ、当時国策の鉄道事業を国に代わってするのだから、幾ら明治維新で金を使い果たして身銭も切れない明治政府の代行とは言え、その格式は別格であった。 |
八木沢トンネルは川俣側から下り一直線。 やっぱりXL80はふた周りは小さいよね。 |
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「ここだ、桃内駅」階段の上に駅。 今風にリニューアルされた桃内駅はルーミーな雰囲気。 |
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流石に駅の跨線橋は古いままのリメイクだ。 本日の講師、T社長に言われて乗り鉄の基本技、 「乗車駅証明票」を発券する。 無人だけど明るい待ち合い室。 個人的には古い駅舎もいいけど、 使う人には好感度があがるね。 |
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廃道日記(Riding・Report)040 |
立野隧道北抗口に出る管理道路。 フツーの林道というか、裏山に抜ける坂道と言った感じだ。 坂道を降りてゆくと三叉路、目の前に現行線に出る。 これを左折(南へ)曲がってゆく。 ながーい藪掻きが、まってる。 |
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くっ!薮の奥に穴が…?k |
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薮の奥から姿を表す「立野隧道」北側抗口。 バイクを隠すのにも一役買っています。 |
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日当たりの悪い北側抗口は、 緑色の苔に包まれていた。 |
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アーチの直ぐ内側に抗口の上半分に走る 亀裂が見える。 |
気のせいか?「薄そう」 |
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天に彩られた「明治煉瓦」 |
退避スペースの在る隧道内。両脇の排水溝。 それにしても、汚れすぎじゃね?これ。 |
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鉄道指標だと思うが、もはや何だか判らない。 南側坑口から出るMR。 「どうか見付かりませんように」 Pohto by T |
威風堂々の明るい南側抗口。 Pohto by T |
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イギリス積みの壁面、4重のアーチ、 雁木の帯石と地味に見所がある。 |
隧道内は巡航だからだ。 |
驚く程にあっさりと第二耳ヶ谷隧道北側抗口に辿り着く。 手前のコンクリート橋の下を抜けるのが県道120号線(旧国道6号線) カメラは北から南、桃内駅方面に撮影する。 |
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第二耳ヶ谷隧道(仙台側)北側抗口。 「動輪マーク」の無い金山隧道じゃん!。 「ヨーロッパ調かよ」 |
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その外観はあの有名物件であり常磐線最長の約1.7Kmを誇る「金山隧道」の南側坑口と同じエッセンスを感じる重厚で特異な形状を持つ「第二耳ヶ谷隧道」北坑口である。 |
見事なポータル、遠目に見るより。 彫りが深く遙かに緻密だ。 鮮やかな煉瓦のテキスタル。 |
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煉瓦一個分もりあげられている。 しかも、この完成度の高さ。まさに「職人芸」明治だぞ? どんな職人なんだよ。 翼壁化している側面にも全く手を抜いていない。 何という完成度。116年前だぞ、これ。 |
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「何じゃこら」とT社長。 北側(仙台側)抗口の銘板。 かろうじてうっすらと読める「第二」の文字。 |
ポータルも破綻無く現在に至る。 |
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北側(仙台側)抗口より天涯を見る。 この隧道群は比較的短い隧道で風抜けが良く、 それ故天井に明治煉瓦の紅が美しく残っていた。 |
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第二耳ヶ谷隧道を抜けると、その先直ぐに 第一耳ヶ谷隧道がある。 長さはかなり短そうだ。 |
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第二耳ヶ谷隧道南側(平側)抗口。 これまた大胆な意匠だな?。本当に個性的だな。 |
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立野隧道と同じ意匠みたいな第一耳ヶ谷隧道北側抗口。 苔の入り具合まで同じ感じだよ? 良く見ると隧道ポータルの帯石は雁木ではない。 殆ど煉瓦目地が判らない程に緑化している。 |
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でかい穴が空いている。 連絡用架線の位置ぐらいだな?。 |
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「これは漏水だな」第一耳ヶ谷隧道内部。 上から滴り落ちる大量の水がこんな短い隧道の湿度を上げ、苔を育成しているのか? Photo by Foruk |
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「第三?」 第三耳ヶ谷だと? |
二つの出口、右が明治製煉瓦隧道、左が戦後昭和のコンクリートトンネル。 左の現行線は「第一耳ヶ谷隧道」 だよ どゆこと? |
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うわぁぁ気持ちわるうぅうぅ。 何だこの天井の模様!。 隧道の奥から 「ハァイ、ジョォォジィ」 とか言ってピエロ親父が出て来たら 恐えぇええ。 |
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通信電線が架線されていたかのような 鉄製のフックが幾つか出ている。 |
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