ロッカーは普通、つーかいかにも
「今アメ横から買って来まスた!」つー感じ。
本当に民家の様な脱衣所。
カゴの後ろの扉が出入り口なので
開けられると廊下から丸見えである。
内風呂も15人程度は入れる
でもあくまで緊急避難場所と考えたい(笑。
本命は露天だ!。
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因みに国道115号線の交差点にはセブンイレブンがあり、運動公園から右折が土湯道路、左折が福島市内、直進が聖アンナ教会という道筋である。
さて、その市道に幾つか出ている看板に沿ってジムニーはパイロットファームの基幹林道7号を駆け上がる。
道幅は平均5m前後、ウネウネと登ってゆくと明らかに畜産関係者ではない車が対向で降りてくる。
「流行っているのか?」
そもそも開発道路を通しただけで実際に入植は殆ど無く、切り開いた草原にススキの穂ががなびくだけである。畜産業会も昨今の情勢の厳しさから、これから資本を組んで大規模に野郎という人も少ないのだろう。
温泉はそんな一角の南西方向に拓けた高台にある。
やたらにだだだっ広い敷地の南北に建物が建つ。北側山側が蕎麦道場と名乗る食堂?、南側の突端にその温泉はあり、駐車場から福島の西側が俯瞰出来る。
手前のあづま運動公園から始まり、福島市のシンボルとも言える信夫山や福島競馬場も見え隠れする。
「中々の眺めだね」
さ、温泉だ。
平屋の温泉棟の入口には大きく看板が立ち、源泉温度温泉掛け流しと温泉分析表を示していた。
こんな看板も珍しい。
さて、入口からは極めて普通の日帰り温泉だ。集会場の下駄履きのような玄関口にはその正面にカウンターがあり、おばちゃんが笑いかける。
初めて来たときはこのおばちゃんから直接入浴券を買い、二度目に来たときはおばちゃんに促されて真新しい券売機から入浴券を買い、子供連れの三回目にはポイントカードを渡された。
「つるの湯温泉か?ここは?」
昨年09'で急速に来館者が増えたと見るべきだろう。実際、あづま運動公園でイベント等があると、帰りはここで筋肉痛を癒す客が急増しているらしい。
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入口正面のカウンターから左に向きを変えると、目の前が男湯ののれんであり、そこ迄の通路左には男女に分かれたトイレがある。
余談だが、トイレはここしかないので、ぜひ入っておいた方がいい。
通路は今度は男湯前で右に折れ、女湯、休憩所と続く。
とにかく、男湯ののれんを潜ろう。
脱衣所は狭い。ざっと10人も入ると結構なラッシュアワーだ。コインローカーが付いているので大きなBOXを選んで着替える。体を洗うとすぐに露天風呂に入る。
「はふ〜〜ぅ〜〜!!」うむ、やっぱり青空はいい。
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やはり青空が見えるというのは、一つの効能だろうと思う。
息子もご満悦でよかったな>俺。板の奥はご想像通りの女風呂である。
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これでビールなんか片手にしたら2時間は入っているだろうが、今日は子連れなので子供がアキ始めたらアガらなければならない。
脱衣所に比べて内、外風呂とも広いのは良い。展望を売りにするだけに広々とした露天風呂は好印象だし、3~40分で番頭さん?が温度を計りに来たり浴場内の備品を揃えたりとコマめに働いてくれている。やや黄色みのあるお湯は店前の表示程熱く感じない程度に抑えられるが、ヌルヌルのナトリウム炭酸水素塩泉・塩化物温泉が熱を外に逃がさないお湯で大変肌にも良い分、その特性故に内湯は熱くて長居出来ない時もある。
もう一つ見逃せないのは料金のリーズナブルさだ。高湯のあったか湯同様の250円でポイントカードを貯めると1回分の入浴券になるのも密かな楽しみだ。家族で来るとポイントも一気にたまるのだ(お子様はポイントになりません、あしからず)。
旅館ではなくホテルでもなく、この立地ゆえの風景の良さは、やはり別格だ。
ツーリング帰りや近くでキャンプの際に、パイロットロード周辺の林道散策の後に、そして茂庭、穴原、飯坂、高湯、微熱湯(ぬるゆ)、あづま、土湯、奥土湯4湯(野地・新野地・鷲倉・赤湯)、横向とスカイパークの農免道路を接点に温泉のハシゴをするも良し。
近い事も勿論だが、珍しく何度でも来てみたい温泉である。
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@日帰り温泉棟
泉質: ナトリウム炭酸水素塩泉
・塩化物温泉。
源泉温度:約71.8℃(源泉掛け流し)
湧出量: 毎分113リットル。
効能: きりきず・やけど・神経痛・
慢性皮膚病・虚弱児童・
慢性婦人病・冷え性。
入浴料: 大人250円 子供150円
HP:
http://azuma-spa.jp/pcindex.html
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日中は跳ね上げられている板はヒンジで連結してあり、夜は下にするらしい。(HP参照)
その内夜景も見てみたいな。夏にでも。
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