温泉ツーリングスポット



尾瀬檜枝岐温泉
「燦の湯」露天風呂


(福島県)






川沿いに立つ尾瀬檜枝岐温泉南側入口全景。

手前の一段上の駐車場から撮影、写真左手の部分が女湯と専用露天風呂のため、高い生け垣がある。
勿論露天風呂は屋根付きだ。


正面フロアは広い。まるで温泉旅館のようなイメージ。夜入浴の際は地元の子供たちがネット端末してたりおじさんが井戸端会議してたりとなかなかアットホームだ


「山人(ヤモード)」の湯が男湯。
女湯の名称は未確認。


 2000年秋、旧クラブ走行会「福島県県境林道走破3カ年計画」の最終年度以来の檜枝岐温泉。新装開店間もないその時も夜に入浴したが夜景に浮かぶ紅葉は今ひとつで、いつか「朝風呂を!」と考えていた。
 今回、その時間的制約とマイナーさから再び檜枝岐に宿泊が確定した時点で「檜枝岐温泉朝風呂計画」が急速に進行する事となる。そしてこの日、朝方の非情なまでの寒さ故に、企画がどうとかプランがなんだと言う以前に湯船で体を温める事となる。
ぶっちゃけ、思い出したのはまさに露天風呂に浸かって一息付いてからであり、本来の目的でもある紅葉に気が付いたのもその後だ。つーか、一息自体もかなーり湯船に浸かって居たのだ。

10月、放射冷却の良く晴れた檜枝岐は本当に寒かった!
 そういった訳(単なる懺悔?)で写真類は入浴後に撮影いしている、というか、カメラは脱衣所のバックの中だ。昨晩の内に新しいパンツと一緒にしておいたのが良かった(小学生か?オメーは?>俺)
 十分に暖まり筋肉のこわばりが抜けて、ようやくMRは脱衣所に戻り、取材体勢となった。ハッキリ言って遅すぎであるが、丁度近くの旅館は朝食時なのかお客が次々と浴場を後にし、湯船に残るは僅か二人となった。



小さい旅館が多い中、さすがは町営共同浴場、ちょっとした旅館並の広さを誇る脱衣所。


MRはまさに千載一遇のチャンスを掴む事に成功したのである。
 さて、気を取り直して風呂に入り直してみよう。
玄関を入ると左手に番台?があり、その目前、つまり入口と番台の間に入浴券販売機が鎮座しています。お好みの入浴券を購入し、目前の番台に渡すと、さらっと施設内を案内して頂けます。
ここで重要なポイントは、辺りを見回したり、およそ風呂にそぐわない大きな荷物などをちらつかせ、いかにも村外から来たというイメージを持たせる事です。


脱衣所内にある成分分析表。
ご立派な銘板だが書いてあることは普通。
アルカリ性単純泉だが、硫黄泉もいくらか出ているらしい。


内風呂は西北方向に大開口のガラステリアを持つ。
黄金に染まる山並みが素晴らしい。ガラスが曇って見えにくいのが、
それがまた温泉らしくていいなぁ。



 すると番台の方が「荷物や貴重品はフロア左側、この番台の裏側になります。」
「男湯はフロア右奥になります」
文章にすると何やら感じはよさそうに読めるが、実際のファーストコンタクト時の感触はあまり良くはない。
 男湯「燦の湯」に入る。
 温泉旅館のような入口付近の妙な狭さも、脱衣所に華やかさを持つ訳ではない。ただただ広く、強いて言えば質実剛健な作りで好感が持てる。


このあと、一時的にデジカメが作動不能に。



見下ろす露天の岩風呂。
屋根がかかるので降雪時にも安心の入浴が可能(だと思う)。


湯船から見上げる紅葉は絶品である。
建物が風よけになって、以外と寒くない。


 服を脱ぎ、クランク状に配置さ
れた導線に沿ってまずは内風呂に入る。内風呂は20人程度の入浴が可能な広さがあり、同程度の蛇口を持つ洗い場もあるので、必要にして十分の広さであろう。
 シャンプー完備の洗い場で体を洗い、まずは内風呂の湯船に入ると、お約束のガラス嵌め殺しから眺める紅葉に染まる山並みが素晴らしい。お湯は無色透明で肌触りがよい。

  十分に暖まった所で、外の露天風呂に行く。風除湿を出ると階段で10段前後、高さにして1m50センチ程度は降りるだろうか?崖っぷちの法面に立つその傾斜をうまく利用している。
 階段から見下ろすと、内風呂と同じ大きさと思える露天の湯船を俯瞰する。ガラス1枚を挟んで天と地の高低差に同じ大きさの湯船とは、ううむ、登山家の心情を見るようだ。

 かくして、
狙い違わず「珠玉の紅葉風呂」を堪能する。朝日にゆらめく紅を眺めて入る朝風呂のなんと素晴らしい事か!川風にどこか気荒げになびく枝葉を見ながら、だれもいない大きな岩風呂でゆったりと入浴する、最高のリラクゼーションだよ、ホント。
 おしむらくは、朝風呂であるがゆえに、これから走り出すライダー諸氏には「風呂酒」が御法度な事だろう。




岩風呂から。デジカメが温泉の湯気と山にかかる霧でまともに動いてくれない(T^T)。


川風が吹いて一瞬の撮影。今度は何とか撮影出来た。記憶色にはほど遠いけど。


泉質:アルカリ性単純温泉、無色透明無味無臭
泉温:64℃ 
適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛などの痛み、
    うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、
    冷え症など。
営業時間:通年無休営業(火曜日は清掃のため午前中休業)
  1. 5月〜10月:午前6時〜午後9時  2. 11月〜4月:午前9時〜午後9時 
  3. 年末年始:午前6時〜午後5時 
入浴料:大人600円/子供250円 



下にある旧「燦の湯」駐車場から撮影。この建物は今世紀に出来たようだ。
豪華ではないが必要にして十分な、いや季節によってはそれ以上の贅沢な温泉である。