林道日記(OFF-ROAD・DIARY)

このContentsは、適当に増殖します。
ご使用上の注意!
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレーム一切お断り致します。
走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。
また、掲載される内容は
必ずしも最近の状況及び写真ではありません。
走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。

林道日記
(OFF-ROAD・DIARY)
008-1







その林道はかつての古道
今はもう歩く人も稀な山道は
かつての街道の面影も残しつつ、
第二の人生を送る。


旧米沢街道周辺の林道群を巡る。


林道北西側の空き地から栗子方面を望む。直下の川は松川。
対岸の山裾に山形新幹線が見える。


 そこから先は中々の荒れ具合で、適度に締まる路面と河原のような路面が交互に出てきます。バイクの車体向きが北から西向きを過ぎるころ、すでに右側の崖先の風景は福島北部から鬱蒼とした山々に変わります。それは国道13号線が走る山尾根を挟んで平行に位置しています。
 やがて北山の2/3を回る位置の広い路肩で休憩しますと、目前にはJR奥羽本線?いやいや山県新幹線が走る旧米沢街道から、米沢方面に栗子山を望む絵のような景色に出会います。
 北山の南側に戻る形に進むと、道なりにT字路(北山林道入り口標柱付き)にて林道高津森線と接続となります。



●長い歴史を持つ定番林道

 幻の西に向かう旧米沢街道に随伴するようにあるのが高津森林道です。

調査日(03/12/14)の状況:
 路面状況は「普通」で通行可能でした。近くに手頃なスタンドはなく、フルーツラインの高湯街道交差点辺りまで戻るようになるので給油は確実に。

調査日(09/10/4)の状況:
 路面状況は「普通」で通行可能でした。今回は伐採道や鉄塔管理道なども走り、北山の懐の深さを改めて知りました。写真にある土取場は私有地ですので、基本立ち入り禁止でお願いします。
 その他、伐採道等の本線と直接関わりのない部分は全て私有地のため、ルート掲載を控えさせて頂きます。



見通しが良くなるとペースもあがる。

北山林道終点部分。画面前方から右が高津森林道の本線、つまり
Q-米沢街道だ。


街道側から撮影。左折は北山林道。
右折は市道に接続です。



キャプこのContentsは、適当に増殖します。ョン
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)008-2


北山林道に入らず、直進する。


ヘアピンコーナー。撮影位置は残土処理場の入口だ。


●市道庭坂富山線(仮)
区間総延長:不明
計測区間:
  北山林道起点分岐〜終点分岐
計測区間延長;3.6Km
  区間舗装延長 :約2.4Km
  区間未舗装延長:約1.2Km

概要
 市道庭坂富山線(仮)は庭坂駅前から旧米沢街道を一部継承しつつ西の李平に向かう途中、現在最西端にある富山地区までの市道である。厳密には掲載した名称及び起点・終点とその経路については、あくまで接続する北山・高津森林道を補完する為のものである。
 したがって、掲載する区間もあくまで北山・高津森林道の起点、終点に準じた物となる事をあらはじめご了承願いたい。
 江戸時代、かつての米沢街道をトレースしていると思われる同線は、特に黄金坂と呼ばれる地区で北山林道と分岐する。米沢に向けての西向きから右に折れる北山林道と分かれた市道は、そのまま真っ直ぐに山に登ってゆく。
では、行ってみよう。
 道幅は相変わらずの6mを誇り、養豚場を過ぎても勢いは衰えない。
 やがてかつての残土処理場のような所からいきなりのヘアピンコーナー。
第一ターンから第二ターンの間に道幅は狭まり、第二ターンを折り返して第三ターンからTTRが脱出する頃には道幅は4mを割り込む程のダイエットを終了する。これが人間の話ならビリーザキャンプ達成は間違いない程の激ヤセである。
 思うに、第二ターンが件の処理場入口故にここまでの道幅は必然性があり、その上は必要ないので狭い、という事なのだろう。この第二ターンには伐採道の入口もある。
 このヘアピンの先に一軒の民家があり、街道沿いの最西端の人家となる。この辺が富山地区だろう。
 この民家の横で、市道は何処か病気なのかと入院をさせる程に激痩せする。その幅実に1.5m、もはや普通車の交互通行は不能である。
 それでも、旧米沢街道の道幅としては広いだろう。何故なら旧街道は参勤交代にも使われた道だったが、明治道のように荷車の通行を前提に造っては無いからだ。
 ちなみに高津森林道の脇にある石畳道は幅1.2m程度しかない。現在の軽トラがやっと入れる寸法である。
 初めてここを通ったときは、多分ここで一時的にダートに限りなく近いボロボロの舗装だったと思う。
 また、冬場の町の除雪もここまでで、近年は通行させない為にワザと雪を積み上げる傾向がある。
 これは「おバカな四駆乗りが単独で入り込みスタック、民家に救援を求める」という事例が後を絶たないから、という噂がある。

「甘一世紀の森」という看板がある。S55年建立とある

どこが森の公園なのかは不明。(爆


 
現在はこの先にある森林公園まで再舗装され、路面状況は優良である。
 再調査当日は日も傾き、こんな所通る奴なんかいないかと思いきや、ヤマハアルテイシア400と擦れ違う。
 赤坂と呼ばれる地区の入口に
甘一世紀の森という看板があるY字路は道成左だ。赤坂で市道は谷沿いに出るので振り返ると紅葉の山並みから福島市北西部が見渡せる。成る程赤坂とはよく言った物だ。


最後の民家の隣から、
道はさらにダウンサイジング!1.5車線に。


赤坂地区に民家はない。この辺から振り返ると、
秋には紅葉と福島の町並みを遠望する。


一度森に戻ると、森林公園へのY字路がある。
下のヘアピンに道は戻る。


森林公園を過ぎると路面はダートに。


かつて茶屋があったらしい水場。
夏場はアブが多い。


その沢水は道路を渡る。
雨の日の丸太は滑りやすいので注意ですね。



よく
ジモティの軽虎や高湯高原スカイランドから迷い込んだ普通車が
通行す
るので注意が必要だと重う。


 赤坂の途中からやっと市道はダートとなる。
 ややロックっぽい路面の荒れたダートには水飲み場がありかつての茶屋跡と言われる。相当標高を上げた所で道は二筋に分かれるY字路となる。
 直進の右側の道には、路肩の標柱に「高津森林道・起点」の標柱が建っているが写真左の高湯高原ハイランドに繋がる道は遊牧管理道なので、一応この分岐を市道の終点と仮定する。

 因みに、ここから李平宿へは約1Km程の道程である。

調査日(03/12/14)の状況:
 路面状況は「普通」で通行可能でした。吾妻高原牧場からこの道に入り込む車の多いので、対向車には要注意が必要です。


片側は崖、ガードレールほぼ無しという
上り坂が続く。



高津森林道へ


上の写真の切り通しの先がこの起点。
左折は高湯高原牧場です。
Q米沢街道は直進。



 ここも、近くに手頃なスタンドはなく、フルーツラインの高湯街道交差点辺りまで戻るようになるので給油は確実に。

調査日(09/10/4)の状況:
 路面状況は「普通」で通行可能でした。今回は伐採道や鉄塔管理道なども走り、北山の懐の深さを改めて知りました。写真にある土取場は基本私有地ですので、自己責任でお願いします。
 その他、伐採道等の本線と直接関わりのない部分は全て私有地のため、掲載を控えさせて頂きます。


林道高津森線、起点標柱。

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