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道とは、詰まる所物流の変遷である。 明治維新によって汽車が入り、 車に因って街道は道路となる。 地方ともなれば軽便鉄道や森林鉄道が作られ、 やかて林道<市道<県道と 名前が塗り替えられてゆく。 そして、道とは文化の変遷でもある。 人間がより豊かになる為に、 物資だけではない、 心を繋ぐ役割も果たして来た。 時として、 大切な命を賭ける事があったとしても。 ここも、 そんな嵐の生んだ一つの忘れ物である。 今日もそんな道を、 TTRが走り抜ける。 |
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ご使用上の注意! このデータは、 あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。 走行距離は主にバイクで測定し、 旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。 また、掲載される内容は大変危険です。 当サイト掲載内容によるいかなる被害も、 当方は保証致しません。 |
廃道日記(Ob-Road・DIARY)020-2 |
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PHOTO ALBAM
なんか、 あったけぇ〜 |
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鏡の国のアリスか?この林道は。 進路はまず写真左の林道へ。兎が見えたら要注意だ。 |
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豪華『Dia風呂」 浮いてるのは死体か?ボウフラか?。 先ほどのY字まで戻り、隣の林道へ。 |
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左は川!既に地図にはない地形だ。おかしい? |
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好い塩梅に廃れているナ2。 道をロストする?。 |
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「可憐に染まる紅葉を胸に・・・・」 流石にここまで・・・しばし見とれる。 |
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反対側から逝ってみる? 地図上、安子ケ島林道群から分岐する。 ここも集落が管理する林道で安子ケ島側にはカルくチェーン規制がある。 |
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沢沿いに道は西に真っ直ぐと。
橋を渡って分岐、左の沢沿いへ。 |
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古いPC橋を渡る。一見難という事はない。 だが、市松模様に組まれた橋台は最近の施工ではなさそうだ。 |
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停車したDTを発見!。 終点土場、熊五郎さんがその先で道路の分断を確認していた。 |
廃道日記(Ob-Road・DIARY)020-3 |
戦前開削の沼尻林道。当時の原型を留めた林道だろうか?。 |
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総延長が6.1512mとある。 しかし実際には初年と二年後の合計開削距離は2/3となる約4Kmである。尚S12年には記載が無い。 |
実はこの沼尻林道に限らず、既存の林道の原型がこの時期に出来上がっていたのだ。 |
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沼尻林道は、この時に車を通す「車道」として開削されたのだった。(表記が11年なのは竣工年と思われる) |