ご使用上の注意!


このデータは、
あくまでおいらの走ったルートの
覚え書きです。

走行距離は主にバイクで測定し、
旺文社発行のツーリングマップルにて
無断で補正しています。

また、
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大変危険です。

当サイト掲載内容による
いかなる被害も当方は
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2021林道罹災証明書 02
「鱒沢林道」2(安ヶ森林道)にて
ふりだしに戻る。



旅先Photo !


2020秋!来訪!! 来たぞ三度目の正直者。


 被災の実情 5

 少し登ると早速大きく抉られた林道が現れた。
「ここから本チャン、未補修区間だ」
 
一応護岸をコンクリート化してあったが残骸もない。ここは道が残っていてセローでも通過できた。
 最大幅が1m近くあるので楽勝である。川まではおおよそ7mくらい。その先にも全く同じ情景で被災。


先行者がいる、一週間経って無いな。
2台か?往復か?


「土砂崩れ、大きいフツーに道が出来ているが?。


 
今度は途中段差がある幅50センチの道だ。多分道そのものが水を被ってるのだろう。ここも川までの落差はおおよそ4mくらい。荷物満載のセローで来た時はここで諦めた。まあ荷物下ろしてのアタックも考えたが春ツー最終日の昼過ぎという事で時間も押していたのだ。
 だが今日はKLX125、しかもタイヤはあのGEKOTA!!これで行けなきゃ俺の腕を呪うしかない。
 撮影すると慎重にかつ足速に崩落区間を抜け、段差越えも無難にセーフ。
 鱒沢はここに来て緩やかな蛇行を繰り返す渓流となっている。対岸までの川幅はざっと10m前後で林道側に被害が出る所は川が下流に向かって左に蛇行する先ばかりと言う状況が続いてゆく。
と、思ったら晴天の霹靂と言う奴がやってきた。
「土砂崩れかよ!」


既にバイクの轍があるぞ!。



解っちゃいたけど「路盤欠損だらけ」


「沢との高低差が縮まると増える損害!!」
明らかに川の氾濫が林道路盤に被っている。


 林道は長さ10m程に斜面から崩れた土砂に埋まっていた・・・
が!
「轍があるッ!!」
 
往復だとすれば1台のバイクが通ったかも知れない。見栄えこそ厳しそうだがスルスルとKLXは足を進める。そうして問題なく通過する。
 この辺から道路との高低差も4m程に沢も狭まり、林道には流木や土砂に近い岩の塊などが散乱している。
 濁流を被っているのだろう、この辺は林道も水に溢れていて、法面から、あるいは年端も無い沢から水が流れ込み、或いは路肩から放流され、或いは沼となっていた。
 そうして緩やかな左コーナー向けると、本日のラスボスが見えてきた。
「キタ!鉱山コーナーだ!」


被災は続くよ、何処までも。
何処まで……?


キタ!!!「鉱山コーナー」
銘板は無いが、恐らく昭和37年竣工の現場打ちコンクリート橋である。


A「悪魔の口」Devil Mouth



「被災前の鉱山コーナー」(2008撮影)


紅い部分が流出した部分番号が今回の撮影部分。

 終焉。 6

 
最初、地獄の門はここにもあったか?と思う光景に驚愕した。
 
この橋にはもともと欄干などないコンクリート橋で便宜上「鉱山橋」と呼ぶ。その橋が橋台から斜めに持ち上がる程の、橋からすれば竣工以来空前絶後の圧力を受け、受け切った結果がコレである。



B 膨大な土石流は強固な橋に
阻まれるも、連なる道を洗い流した。



「河原に降りて見る!?」絶句しかない、渉れない?


 まるで悪魔の口から牙のような鮫のような歯に見える無数の流木とその奥の土砂に覆われ、完全に閉塞していた。
 橋の上@までKLX125で行けるが、それきりだ。
 橋の半分に大量の土砂と流木の根っこが乗り上がり、その場で自然に帰ろうとしている。橋から上流はもはや砂防ダムと化し歩こう物ならすぐ踝まで泥に埋まる。
 川の深さは4mを切る。徒歩で降りると悪魔の口
Aの前は晴れやかな程に岩盤しかない。
 橋桁から隣の尾根に移る区間
Bが、幅3m程抉られて沢水はそこから流れていた。
「橋の強度より
接続道の路盤が持たなかったのか」




A振り返ると破壊された路肩や
欄干が
散乱する河原がある。


@「うわぁ・・」橋の上流側半分は流木に塞がれ、
橋は僅かに上流側に傾いている。
正面は対岸のC


 おそらく昭和37年竣工だが凄まじい強度を見せた訳だ今日から男橋に名前変えたほうがいいんじゃないか?
 そんな事を思いつつルートを考えるが対岸
Dが剃刀のように切り裂かれ、バイクによる登坂ルートは見当たらない。人は誰か?長靴でズルズル登った跡があるが・・・てかそれ以前に、橋の手前から、まだ生きてる道路のコンクリート路盤の隙間からKLXを突き落として入り込むしかない。


B「路盤流出部分」橋より広い幅で流出している。
既に沢の本流はこちら側になっている(笑。


D「うわ」コンクリート要壁ワンスパンが倒壊(写真手前)
更に上流側の林道も流出している。



断念、残念。さて、飯食って帰ろう。


 突き落としたら、多分単独での再登坂は不可能だろう。
 
手前から沢に入るルートは皆無。
このタスクはトライアル車の領分だ。或いは人海戦術で突破するしかない。

 いずれにしても歴史的林道は、
南会津町の道路行政次第で風前の灯火となったのは間違いなさそうだ。

さて、カップ麺食って引き返そうか。


今日は合体シリーズ
「黒塩&標準醤油ヌードル」


「綺麗」この素晴らしい景色もいずれ見物不能になるな。





 
2021
林道罹災証明書 02
「鱒沢林道
 
(安ケ森林道)
 

区間総延長:約11.64Km
(全線未舗装)



03につづく


うわ、中身粉砕されてるよ。流石被災林道。